折尾駅
折尾駅 | |
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![]() 本駅舎 | |
おりお Orio | |
所在地 | 北九州市八幡西区堀川町 |
所属事業者 | ■九州旅客鉄道(JR九州) |
電報略号 | オリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 計 6面7線 |
乗車人員 -統計年度- |
16,481人/日(降車客含まず) -2007年度- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)2月28日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■鹿児島本線 |
キロ程 | 30.1 km(門司港起点) |
◄陣原 (3.0 km) (2.1 km) 水巻► | |
所属路線 | 筑豊本線 |
キロ程 | 10.8 km(若松起点) |
◄本城 (1.5 km) (2.7 km) 東水巻► | |
備考 |
JR九州直営駅 みどりの窓口 有 |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/70/Orio_station_brick_tunnel_1.jpg/220px-Orio_station_brick_tunnel_1.jpg)
折尾駅(おりおえき)は、福岡県北九州市八幡西区堀川町1番1号に所在する九州旅客鉄道(JR九州)の駅。かつては西日本鉄道北九州線も発着していた。
利用可能な鉄道路線
駅構造
駅舎は鹿児島本線上の本駅舎と、鹿児島本線と福北ゆたか線を結ぶ短絡線上にある、国鉄分割民営化後の1988年に設置された駅舎の2つに分かれる。両駅舎は約150m離れている。いずれも地上駅である。本駅舎は立体交差構造になっており、1階に相対式2面2線のホーム(1・2番のりば)、2階に単式1面1線と島式1面2線のホーム(3~5番のりば)を持つ。短絡線上の駅舎は相対式2面2線のホーム(6・7番のりば)を持つ。なお、1番のりばのみ電化されていない。
本駅舎は東口・西口の2つの改札口を持ち、短絡線上の駅舎は通称「鷹見口」と呼ばれる。東口はJR九州直営でみどりの窓口を設置。西口・鷹見口は九州交通企画による業務委託でPOS端末機を設置している。自動放送導入駅。
1・筑豊1番線 | ■若松線(福北ゆたか線直通列車を含む) | 若松方面/直方・飯塚・博多方面 |
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2・筑豊2番線 | ■福北ゆたか線(当駅折り返し列車) | 直方・飯塚・博多方面 |
3・鹿児島1番線 | ■特急「ソニック」「にちりんシーガイア・ドリームにちりん」「きらめき」 | 香椎・博多方面 |
■特急「リレーつばめ」「有明」 | 博多・熊本・光の森・鹿児島中央方面 | |
■鹿児島本線 | 香椎・博多・大牟田方面 | |
4・鹿児島2番線 | ■鹿児島本線(特急待避列車及び当駅始発列車) | 博多・大牟田方面/小倉・門司港方面 |
5・鹿児島3番線 | ■特急「ソニック」「にちりんシーガイア・ドリームにちりん」 | 小倉・大分・宮崎方面 |
■特急「有明」「きらめき」 | 小倉・門司港方面 | |
■鹿児島本線 | 黒崎・小倉・門司港方面 | |
6・短絡線1番線 | ■鹿児島本線(福北ゆたか線からの列車) | 戸畑・小倉・門司港方面 |
7・短絡線2番線 | ■福北ゆたか線(鹿児島本線からの列車) | 直方・飯塚・博多方面 |
- 本駅舎は立体交差になっているが、これはそれぞれの乗り場を使用する鉄道会社がもともとは別会社だったことによる(1階が筑豊興業鉄道、2階が九州鉄道)。日本最古の立体交差駅であり、建設当時そのままの煉瓦も残っている。その古さからか、大きな拡幅工事も行われなかったこの駅は利用者数に比べ利便性が悪く、それぞれの階段が狭い上に、筑豊本線と鹿児島本線を行き来する場合には階段を3回昇降しなければならないこともある。
- 3番のりばに下り列車で813系3両編成が停車する時は4両編成の停車目標で停車する。そのため階段が門司港よりの一番端にあるこの駅では1両分スペースが開く。特急の場合は5両・7両編成でもスペースが開くことはない。
- 階段がホームの一番端にあることが原因のかけこみ乗車も多い。
- 「鷹見口」の駅舎は折尾信号通信区があるため、2階建ての立派なものになっている。なお国鉄時代には短絡線上にのりばは無く、急行「はんだ」などの直通列車はすべて折尾駅を通過していた。なお、鷹見口が離れているため運賃計算上いくつか特例が存在する。
- 本駅舎(東口駅舎)は1916年(大正5年)7月建築の欧風建造物。門司港駅と並ぶルネッサンス様式の駅舎である。
- エレベーターは1番~3番のりば間のみ設置。また、6番のりばにはスロープが設置されている。
- 鹿児島本線ホームでの福北ゆたか線・若松線乗換案内では、1番のりば発着列車が「東口階段 1番」、2番のりば発着列車が「西口階段 2番」、7番のりば発着列車が「鷹見口 7番」と表示されている。
折尾駅利用の際の特例
- 鹿児島本線の水巻駅以西、あるいは筑豊本線の本城駅以北と短絡線経由の列車の利用で東水巻駅以南を利用する際、東口⇔鷹見口間は徒歩連絡になるが、改札を出入りしても途中下車とはみなさない。ただし、有人改札で乗り換えをする旨説明する必要がある。
- 鹿児島本線の水巻駅以西と、短絡線経由の列車の利用で筑豊本線の東水巻駅以南を利用する際、黒崎駅まで行って折り返すことができる(折尾~黒崎の運賃は不要)。なお、この特例は6・7番のりばがなく、直通列車がすべて折尾を通過していた時代から存在し、のちに開業した陣原駅で乗り継ぐ場合にも適用される。
駅周辺
周辺には学校が数多く立地しており朝夕の通学時間帯は学生で賑わう。
- 学園大通り
- am/pm(駅舎内)
- セブン-イレブン八幡折尾駅前店(西口)
- 新々堀川
- 北九州市営バス、西鉄バスバス停(東口・西口、特に東口は市営バス最大のターミナルである。)
- オリオンプラザ
- 丸和
- 折尾こどもと母のとしょかん
- 福岡銀行折尾支店
- 西日本シティ銀行折尾支店
- 山口銀行折尾支店
- 折尾保育所
- 折尾簡易裁判所
- 国道3号
- 国道199号
- 八幡西区役所折尾出張所
- 福岡県警折尾警察署
- ドライビングスクール折尾
- 折尾丸尾町郵便局
- 折尾消防署
- 折尾スターレーン(ボウリング場、西口)
- セントマザー産婦人科医院(西口)
- サンリブ折尾店(西口)
- 白石書店
- 折尾市民プール
- 光明聖マリアクリニック
大学
短期大学
高等学校・中学校・小学校
- 福岡県立東筑高等学校
- 福岡県立折尾高等学校
- 自由ヶ丘高等学校
- 折尾愛真中学校・高等学校
- 九州朝鮮中高級学校
- 北九州朝鮮初級学校
- 北九州市立則松小学校
- 北九州市立折尾西小学校
利用状況
- 1日平均乗車人員 16,481人(2007年度)
北九州市内の駅では小倉駅に次いで2番目に多く、JR九州の駅では5番目、九州の駅の乗車人員では13番目に多い。
歴史
- 1891年(明治24年)2月28日 - 九州鉄道(初代)の駅として開業。
- 1981年(明治24年)8月30日 - 筑豊興業鉄道(後の筑豊鉄道)の駅が開業。
- 1893年(明治26年)6月30日 - 折尾~中間駅間の短路線が開通。
- 1984年(明治27年)12月21日 - 折尾~中間駅間複線化。
- 1895年(明治28年)11月13日 - 九州鉄道・筑豊鉄道共用の初代本屋完成。
- 1896年(明治29年)4月29日 - 若松~折尾駅間複線化。
- 1897年(明治30年)10月1日 - 筑豊鉄道を九州鉄道が買収。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化、官設鉄道に移管。
- 1911年(明治44年)4月4日 - 黒崎~折尾駅間複線化。
- 1913年(大正2年)12月8日 - 折尾~遠賀川駅間複線化。
- 1917年(大正6年)7月10日 - 現2代目駅本屋完成。
- 1922年(大正11年)4月1日 - 折尾~中間駅間複々線化。
- 1930年(昭和5年)5月15日 - 本城信号所~折尾駅間3線化。
- 1961年(昭和36年)6月1日 - 門司港~久留米駅間電化。
- 1965年(昭和40年)5月1日 - 貨物の取扱を新設の東折尾駅に集約し廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR九州が継承。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 短絡線上に6・7番ホーム(鷹見口)設置。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 2番線に西口設置。
- これらにより、昔からの駅舎は「東口」と呼ばれるようになる。
- 2001年(平成13年)10月6日 - 筑豊本線東折尾~折尾~桂川駅間電化。
- 2005年(平成17年)4月15日 - 折尾地区総合整備事業に伴う折尾駅周辺高架化事業の基本協定締結。
高架化事業
折尾駅周辺連続立体交差事業
- 駅周辺の総合的再開発(折尾地区総合整備事業は3事業を一体的に実施)に伴い、鹿児島本線(陣原~水巻駅間)と筑豊本線(本城~東水巻駅間および短絡線を含む)高架化工事事業を開始。
現在の鹿児島線の線路位置を軸にして筑豊本線を移設させ、高架完成後は駅部で3線が同一フロアに4面7線のホームが集約される予定である。
この計画のため、現在のルネッサンス様式駅本屋、レンガ積み通路は取壊されるか移転保存の予定だが、JRは保存に消極的である。
参照:
駅弁
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/57/%E6%9D%B1%E7%AD%91%E8%BB%92%E3%80%8C%E3%81%8B%E3%81%97%E3%82%8F%E3%82%81%E3%81%97%E3%80%8D.jpg/160px-%E6%9D%B1%E7%AD%91%E8%BB%92%E3%80%8C%E3%81%8B%E3%81%97%E3%82%8F%E3%82%81%E3%81%97%E3%80%8D.jpg)
販売業者:東筑軒(2番のりば側出口の向かい側に本社がある)
※ 3番のりばに立ち食いうどん・そば屋を兼ねた店舗がある。鹿児島線上りホーム(4番・5番のりば)には近年珍しくなった駅弁の立ち売りがいることで有名で、その立ち売りが売るかしわめしも全国的に有名である。
- かしわめし
- かしわめしおりお
- 鯖棒寿司
- 大名道中駕籠
- 幕の内
立ち売りは現在、販売員が1人のため火曜日は休業となる。
隣の駅
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 列島縦断 鉄道12000キロの旅 〜最長片道切符でゆく42日〜 - 2004年6月22日、同番組で生中継で紹介された。
外部リンク