狩野英孝

狩野英孝
本名	芸名と同じ
生年月日	1982年2月22日（42歳）
国籍	日本
出身地	宮城県栗原市
言語	日本語
事務所	マセキ芸能社
活動時期	2003-
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狩野英孝（かのえいこう、本名：同じ、1982年 2月22日 - ）はマセキ芸能社所属のピン芸人である。宮城県栗原市栗駒（旧・栗原郡栗駒町）出身。身長175cm。血液型 A型。宮城県築館高等学校卒業。日本映画学校俳優科卒業（15期生）。学生時代は弓道部に所属。

芸風・持ちネタ

一人芝居でのコントをメインとする。ラーメン屋、ホスト、新聞勧誘員、教師、自動車学校教官、眼科の医師などのシチュエーションをそれぞれ自称イケメンのナルシストキャラで演じる。

「ラーメン・つけ麺・僕イケメン」「うれしい・たのしい・僕セクシー」「赤貝・ミル貝・ナイスガイ」^[1]
「いーけないんだ、イケメンだ」
「スタッフゥー、スタッフゥー」

などのフレーズが有名。また特技のタロット占いをネタ（あるある）にすることがある。

来歴

実家は約1500年続いているといわれる桜田山神社で、継いだ場合は英孝で39代目に当たる。

俳優を目指して2000年に上京し、日本映画学校俳優科に入学。しかし3年後の卒業に当たって、映画や芸能事務所のオーディションなどでもなかなか合格せず、困っていたところを映画学校の先生の紹介でマセキ芸能社に入ることとなる。

芸人の多い事務所に入ったことで、改めて芸人の道を目指すこととなったが、ネタ作りの手段すら知らなかったために周囲からのアドバイスを受けながらキャラクター作りを始め、『ちびまる子ちゃん』の花輪くんをモデルにした勘違いしたナルシストキャラクターを確立。更に2007年頃から衣装を純白のスーツに変更。キャラのわかりやすさからブレイクし、売れっ子の芸人となった。

人物

トーク番組などでネタを披露しない際も、いちいち自身はイケメンと強調して周りにつっこまれるといったキャラクターを演じている。『人生が変わる1分間の深イイ話』出演の際に室井佑月から「楽屋では礼儀正しい好青年だったのに」と素顔を暴露され「それは言わないで下さい」と苦笑していたことがある。
L'Arc〜en〜Cielに憧れ、高校時代には「ディスインフィクション(désinfection)」（フランス語で「消毒」の意。本来のフランス語の発音ではデザンフェクスィヨン）というバンドを組んでいた。また、ネタの中にもL'Arc〜en〜Cielが使われている（「1、2、3、4、5、6、ラルクアンシエル」）。お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル（2008年 5月6日放送）に出演した際はL'Arc〜en〜Cielの「DIVE TO BLUE」を披露した。
高校時代から長髪だった。金髪に染めていた事もある。当時は弓道部にも所属しており「大会に出るのに金髪はまずい」ということから黒髪に染め直すも、弓道大会開催地の温泉で次第に染色が落ちて金髪に戻ってきてしまい、「おまえは宮城の恥だ！」と怒った先生によって丸刈りに。ゆえに卒業写真は短髪姿である。丸刈りにしたときには後頭部にある傷から「貯金箱」と呼ばれた。
「ダウンタウンDX」に出演した際、狩野家では神社なのにクリスマスを盛大に祝うという話をし、「うち、仏教なのに」という発言をしている（同神社の神仏習合については言及していない）。
2008年 6月14日発生の岩手・宮城内陸地震により鳥居が崩壊するなどの損害を受けたが、由緒ある神社であるにもかかわらず、市が援助をしてくれない事を嘆いていた。しかし一方で、匿名の義捐金が寄せられたり、賽銭が増加したりしている。
神主を継ぐことに反発し芸人になったが、2008年 6月28日放送のオーラの泉で江原啓之、美輪明宏に説得され、神主の資格取得を決意する。
宮城県ゆかりの著名人が任命される「みやぎ夢大使^[2]」になることを狙っていたが、サンドウィッチマンに先を越されたため、一時期サンドウィッチマンをライバル視していた（その後無事任命される）。また尊敬する芸人として、同じ事務所の先輩で、「みやぎ夢大使」の任命も受けているマギー審司の名前を挙げる。^[3]。

エピソード

乾燥肌なので実家から手作りの化粧水を送ってもらっているが、一升瓶に入っているため使いづらいらしい。
「ホストネタ」をメインの芸にすえているが、自身にホストの経験はない。過去に『オジサンズ11』に出演した際は、企画で集められた大勢のホスト達の中に紛れ、「偽ホスト」ととして出演していた。芸が認知されて以降ホストクラブへの営業が入るようになり、実際にシャンパンタワーをオーダーさせるなどの実績を残した。あるホスト店オーナーからは2000万円を提示され、実際にスカウトされた事もある。