扇形庫
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c2/Umekoji_SL_museum_002_JPN.jpg/220px-Umekoji_SL_museum_002_JPN.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/47/TRA_Changhua_Roundhouse_01.jpg/220px-TRA_Changhua_Roundhouse_01.jpg)
扇形庫(せんけいこ)は、鉄道の機関車の格納庫の形態の一つで、転車台を中心に扇の骨の形に広がった線路の先に扇形に格納庫を設けるもの。
かつての蒸気機関車は前後の区別があったため、機関車の向きを変えなくてはならなかった。多くの駅に向きを変えるための転車台があったが、機関区を併設する場合に扇形庫を活用すれば分岐器の数や設置面積を大幅に節約できるため、多くの機関区でこの形が用いられた。その後の電気機関車やディーゼル機関車は雪かき車など一部を除いて転車台を必要としないタイプとなったため、現在残っているものは少ない。
現存する主な扇形庫
- 梅小路蒸気機関車館