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坂高麗左衛門

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坂 高麗左衛門(さか こうらいざえもん)は、山口県萩市萩焼窯元、坂窯の当主が代々襲名している、陶芸作家としての名跡である。

坂窯は、毛利輝元によって萩に連れてこられ、兄李勺光と共に萩焼を創始した朝鮮人陶工の李敬を初代としており、三輪休雪の三輪窯と共に萩藩の御用窯を務め、萩焼の本流を代々受け継いでいた家柄であった。

しかし、十二代の坂高麗左衛門が2004年7月26日に突然病死し、以後現在に至るまで坂窯の当主となる者がおらず、2008年現在『坂高麗左衛門』の名跡は空位である。