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サイモン (ゲーム)

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サイモン

サイモン (Simon) は、ラルフ・ベアが発明した記憶力を競う電子ゲームの一種。 1978年米国で発売されてヒットした。 今日ではゲームの古典の一つとみなされており、テレビゲームパソコンゲームFlashゲームとしてしばしばリメイクされている。

概要

典型的なサイモンのゲームプレイは以下のようなものである。

  1. サイモンは上面の4方向に大きなボタンを備えており、それらは色分けされ(例: 赤・青・黄・緑)発光するようになっている。また発光と同時に固有の音が鳴る。
  2. まずサイモンが4つのボタンのうちいずれかを発光させる。プレイヤーはそれを覚えて、同じボタンを押す。
  3. 次にサイモンは、先ほどのボタンを再度発光させ、それに続いて新たにいずれかのボタン(先のボタンと同じ場合もある)を発光させる。プレイヤーはこれを覚えて、2つのボタンを順に押す。
  4. さらにサイモンは同様に、先の2つのボタンに続いて新たにいずれかのボタンを発光させる。プレイヤーはこれを覚えて3つのボタンを順に押す。
  5. 以下同様に、サイモンがランダムに選んだボタンを追加して指示していき、プレイヤーはそれまでの手順を確認しつつ新たなボタンを記憶して指示通りに押す。
  6. プレイヤーが間違えずに規定の回数に達すればプレイヤーの勝ち、間違えれば負けとなる。

勝利条件である規定回数の多寡や、サイモンの指示のスピードによってゲームの難易度を調整できる。

関連項目

[Category:1970年代の玩具|さいもん]]