札幌市民ホール
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札幌市民ホール(さっぽろしみんホール)は札幌市中央区北1条西1丁目にある札幌市営のホール。
かつて同地に存在していた札幌市民会館(さっぽろしみんかいかん)についても本項で述べる。
概要
札幌市民会館
1922年、現在の中島公園に所在していた札幌市公会堂がその前身。1948年に札幌市中央公民館と改名したが、翌1949年に札幌市民会館となる。1958年に豊平館が移転するにあたって、その跡地となる北1条西1丁目に札幌市民会館がオープンした。札幌コンサートホールKitara完成まで札幌交響楽団の本拠地であったほか、北海道厚生年金会館や札幌市教育文化会館がなかった時代は全国規模のコンサートや演劇などが行われていた。座席数は1,592席(閉館時)。
2006年2月、耐震強度不足などによる建物の老朽化などを理由に閉館を発表。2007年3月31日に完全閉鎖された。同年1月31日に開催された『札幌市民会館・最後の日』と題したコンサートは、忌野清志郎、奥田民生、仲井戸麗市、CHARA、土屋公平、Leyona、佐野元春、山崎まさよしなどが出演した。
札幌市民ホール
市民会館閉館からわずか1年半の建て替え工事を経て、2008年12月13日、札幌市民ホールがオープンした。座席数は1,500席。岩見沢市出身の画家・栗谷川健一(故人)が描いた緞帳他一部部品は市民会館時代のものを使用。1階にはローソン(コンビニエンスストア)が入居している。尚、札幌市は同ホールのほか、北に隣接する街区に新ホールを建設する予定。