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齊藤悠葵

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齊藤悠葵
広島東洋カープ #21
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福井県吉田郡永平寺町
生年月日 (1987-06-20) 1987年6月20日(37歳)
身長
体重
186 cm
74 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2005年 高校生ドラフト3巡目
初出場 2006年10月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

齊藤 悠葵(さいとう ゆうき、1987年6月20日 - )は、福井県吉田郡永平寺町出身の広島東洋カープに所属するプロ野球選手(投手)。背番号21

来歴・人物

  • 福井商業では、エース・林啓介(現千葉ロッテ)の控えだった。甲子園には3度(春1回、夏2回)出場していて計6試合に出場した。
  • 2005年オフ、広島に高校生ドラフト3巡目で指名を受け、入団。ストレートは130km/h台も抜群の制球力を誇り、高校通算34本塁打・50m走6.3秒と打撃や走塁にも非凡な才能を秘めていた。
  • 2006年には、ハンカチ王子で知られる早大斎藤佑樹と漢字は違うが読みが同じことから「赤いハンカチ王子」というニックネームも使われた。
  • 同シーズンはファームで高卒選手としては珍しく防御率2点台という安定した投球を評価され、高卒ルーキーながら1軍昇格を果たす。10月1日の対巨人22回戦で5回を被安打3・無四球で無失点の好投で初勝利。ドラフト制導入以降、球団初の高卒新人による初登板初先発初勝利であり、史上4人目の「対巨人戦初登板初先発初勝利」でもある。ヒーローインタビューでは、初登板にも拘らず「リラックスして投げられた」と語った。また、上記のニックネームから、折りたたんだ赤いタオルで汗を拭くしぐさをしてみせた。
  • 2007年度は新人王受賞の権利があり、前年の活躍からファンや野球雑誌(週刊ベースボール等)では新人王の有力候補に挙げられていた。しかし春季キャンプが始まる頃にフォームを崩してしまい、持ち味であった制球力を失った。シーズンに入っても調子は上がらず、最終的に全てウエスタン・リーグ最悪の12被本塁打、53与四球、9暴投、66失点、8敗(4勝、防御率6.11)と全く良い所無く終わっている。一軍にも登板したが2試合で1敗防御率5.40と惨憺たる結果であった。なおここまでの投球回数は12イニングであり、新人王の権利自体は2008年にも持ち越される事になった。
  • 2008年は背番号が60から21に変更されるなど、球団の期待の高さが伺える。シーズン序盤こそ故障で出遅れるも、中盤からはウエスタン・リーグでの安定した投球が認められ、8月30日に一軍に合流し、5回無失点の好投で2年ぶりの勝ち星を挙げてからはローテーションの一角に食い込み、3勝を挙げた。2009年の飛躍が期待されている一人である。

エピソード

  • ドラフト指名の際の会見で、入団後の目標に「(実況)パワフルプロ野球に出たい」と冗談を言っていたが、上記の活躍で高卒1年目ながら『実況パワフルプロ野球13決定版』に登場し、実現した。
  • 初勝利を挙げた巨人戦はナイターだったが、くしくも同日の昼間に行われた「のじぎく兵庫国体」の高校野球・硬式(公開競技)の2回戦で早実の斎藤佑樹も福知山成美高校を相手に完封勝利を収めており、左右の「サイトウユウキ」が昼と夜に快投を演じた形となった。
  • プロ入り前から憧れている投手は山本昌。学生時代からずっとビデオでフォームなどの研究をしているらしい[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。。現在はカーブの取得を目指している。
  • カープでは1つ年下の前田健太と仲が良い。前田曰く「野球を別にしても良い人だし、野球をやっていなくても、仲よくなってると思う」と述べている。また彼女みたいなもので買い物だけでなく、一緒に遊びに行く事が多いという。休みの時は二人でよくパルコに行くとのこと。同じような体型なので服のサイズが合う上に、趣味も似たようなものらしい。ただ前田は齊藤に福井弁が残っているので、一緒に買い物に行くのは恥ずかしいという。だが、齊藤本人は「いいじゃん。『訛りが可愛い』って言われるよ」とあまり気にはしていない。(出典:広島アスリート 2008年1月号)。
  • その後、2008年10月28日に広島アスリート公式携帯サイトの「カープクイズ」コーナーにあるカルトクイズの中で「高卒3年目の選手で、地元の訛りが直らないと悩んでいるのは誰?」という問題が出され、正解に齋藤の名前が出されていた。
  • 2008年のファン感謝デーのトークショーでは「試合前には必ず眉毛を剃ってます」と述べている。
  • 2008年9月19日中日ドラゴンズ戦で勝利後にお立ち台で『単独三位キター!』と山本高広織田裕二)のモノマネをした。これは高校の先輩である天谷宗一郎らに「何か言え!」と指示されたらしい。この日は自身にとって広島市民球場での初勝利となったが、それよりもお立ち台で何をやるかということで頭が一杯だったという。

背番号

経歴・タイトル

年度別投手成績

年度 チーム





































振御



2006年 広島 60 2 0 0 2 0 0 1 0 0 1.00 39 10.1 6 1 2 0 7 0 0 1 1 6.24 0.87 480万円
2007年 2 0 1 0 0 0 0 1 0 .000 8 1.2 2 0 1 0 1 0 0 1 1 7.50 5.40 600万円
2008年 22 6 0 0 6 0 0 3 1 0 .750 134 32.1 21 4 16 1 26 1 0 13 12 7.29 3.34 600万円
通算成績 10 0 1 8 0 0 4 2 0 .666 181 44.1 29 5 19 1 34 1 0 15 14 6.94 2.84

外部リンク 

関連項目

外部リンク