ナオミ・ワッツ
Naomi Watts ナオミ・ワッツ | |||||||||
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![]() ロンドン映画祭にて (2007年10月) | |||||||||
本名 | Naomi Ellen Watts | ||||||||
生年月日 | 1968年9月28日(55歳) | ||||||||
出生地 |
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国籍 |
イギリス・オーストラリア (二重国籍) | ||||||||
職業 | 女優・映画プロデューサー | ||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ | ||||||||
活動期間 | 1986年 - | ||||||||
著名な家族 | リーヴ・シュレイバー | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『マルホランド・ドライブ』 『ザ・リング』シリーズ 『21グラム』 『キング・コング』 | |||||||||
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ナオミ・エレン・ワッツ(Naomi Ellen Watts、1968年9月28日 - )は、アメリカ合衆国を拠点に活動する女優。
来歴
生い立ち
イングランドのケント州ショアハムで生まれる。父親のピーター・ワッツはピンク・フロイドのサウンド・エンジニア。母親のミヴ・ワッツはアンティークのディーラーや衣装デザイナーを務めていた。幼少時のナオミがピンク・フロイドのメンバーらと共に納められている写真をニック・メイスンがピンク・フロイドの自伝に掲載した。1つ違いの兄であるベン・ワッツは現在イギリスで写真家として活動している。両親はナオミが4歳のときに離婚し、7歳で父を亡くすと家族と共にウェールズのアングルシー島に移住。母方の祖父母(ヒュー&ニッキー・ロバーツ)と生活した。
ワッツは離婚後の母を端的にヒッピーと表現した。ワッツが14歳の時、1982年に家族は祖母の出身地であるオーストラリアのシドニーに移住した。一家は揃ってオーストラリアの市民権を得たため二重国籍となったがワッツは国籍や愛国心について「イギリスでの14年間はとても幸せな日々で、離れたいと思ったことはない。オーストラリアに住んでいた頃も頻繁にイギリスを訪ねた。」と語っている[1]。
シドニーに移住後ワッツは複数の演劇学校に在籍した。15歳の時にオーディションで出会ったニコール・キッドマンとは現在に至るまで深い交友関係にある。
1986年に演劇活動を休止し、モデルとして生計を立てるために日本へ移住した。しかしプロのモデルとして肉体的な必要条件を満たしていなかったために、ワッツにとって全く興味の湧かない販売促進の部門に配属されそうになったことから4ヶ月で辞職。彼女は後に当時のことを「人生で最悪の時期」と振り返っている。帰国後はデパートでファッション雑誌のアシスタントとして働いた。その中で小規模の演劇活動に招待されるうちに演劇活動への情熱を取り戻し、再び女優として活動する決意を固めた。
キャリア
女優としてのキャリアの始まりはオーストラリアのテレビドラマやコマーシャルであった。インディーズ映画で共演したキッドマンやタンディ・ニュートンが世間の注目を集める中でワッツは評価されるまでに到らず、後に演じるキング・コングの主人公・アン・ダロウの映画冒頭のころのようにカルト映画やB級映画で食い繋ぐ苦しい時期が長く続いた。
2001年にデヴィッド・リンチによる映画『マルホランド・ドライブ』の主役に抜擢され、ナショナル・ボード・オブ・レビューなど、数多くの映画賞を受賞。翌2002年に日本で大ヒットしたホラー映画のリメイク作品である『ザ・リング』に主演。このころから日本でもその名が知られるようになった。
2003年公開の『21グラム』で初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされた。2005年公開の『キング・コング』では37歳という年齢でヒロインを演じたことが大きな話題となり、ワッツのキャリアの中で最高額となる5億$超の興行収入を記録。現在、撮影待機中の作品が多く存在し、今後のさらなる活躍が期待されている。
私生活
オーストラリアの演劇学校でクラスメイトであったニコール・キッドマンや『21グラム』で共演したベニチオ・デル・トロとは特に仲が良い。
過去にステファン・ホプキンスや『ケリー・ザ・ギャング』で共演したヒース・レジャーと2002年から2004年まで交際。2005年春からリーヴ・シュレイバーと交際し、2007年7月28日にロサンゼルスでシュレイバーとの間に長男(アレクサンダー・ピート)を[2] 、2008年12月13日にニューヨークで次男(サミュエル・カイ)を出産[3]。
主な出演作品
映画
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1990 | ニコール・キッドマンの恋愛天国 Flirting |
ジャネット | 日本未公開 |
1993 | マチネー/土曜の午後はキッスで始まる Matinee |
Shopping Cart Starlet | |
1995 | タンク・ガール Tank Girl |
ジェット・ガール | |
監視 Persons Unknown |
モリー | 日本未公開 | |
1996 | アーバン・ハーベスト2 Children of the Corn 4 |
グレース・ローズ | |
1997 | ラスト・ウェディング Under the Lighthouse Dancing |
ルイーズ | |
1998 | ベイブ/都会へ行く Babe: Pig in the City |
声の出演 | |
娼婦ベロニカ Dangerous Beauty |
ジュリア | ||
2001 | マルホランド・ドライブ Mulholland Dr. |
ベティ・エルムス/ダイアン・セルウィン | |
ダウン Down |
ジェニファー・エヴァンス | ||
2002 | ザ・リング The Ring |
レイチェル・ケラー | |
2003 | ル・ディヴォース/パリに恋して Le Divorce |
ロクサーヌ | |
ケリー・ザ・ギャング Ned Kelly |
ジュリア・クック | 日本未公開 | |
21グラム 21 Grams |
クリスティーナ | アカデミー主演女優賞ノミネート ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート | |
2004 | リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 The Assassination of Richard Nixon |
マリー・ビック | |
ハッカビーズ I ♥ Huckabees |
ドーン | ||
夫以外の選択肢 We Don't Live Here Anymore |
エディス・エヴァンス | 製作 日本未公開 | |
2005 | ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー Ellie Parker |
エリー・パーカー | |
ステイ Stay |
ライラ | ||
ザ・リング2 The Ring Two |
レイチェル・ケラー | ||
キング・コング King Kong |
アン・ダロウ | ||
2006 | インランド・エンパイア Inland Empire |
スージー・ラビット | 声の出演 |
2007 | イースタン・プロミス Eastern Promises |
アンナ | |
2008 | ファニーゲーム U.S.A. Funny Games U.S. |
アン | 製作総指揮 |
インターナショナル International |
テレビ
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1993 | 過失<br />Gross Misconduct | ジェニファー・カーター | |
1995 | ミラクル・アイランド Bermuda Triangle |
アマンダ | |
1997 | スリープウォーカー Sleepwalkers |
ケイト・ラッセル | |
1999 | ユニコーン・キラーを追え The Hunt for the Unicorn Killer |
ホリー・マダックス | |
2000 | アリス The Wyvern Mystery |
アリス |
脚注
- ^ Watts turns back on Australia | The Daily Telegraph
- ^ シネマトゥデイ (2008年7月27日). “ナオミ・ワッツに男の子誕生”. 7月30日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ シネマトゥデイ (2008年12月15日). “ナオミ・ワッツとリーヴ・シュライバーに男児誕生”. 12月15日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ Naomi Watts drawn towards Buddhism : Hollywood News : ApunKaChoice.Com