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Interface Builder

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Interface Builder(いんたーふぇーすびるだー)はMac OS Xに付属する開発環境のツールの一つ。主にGUIパーツのコンポーネントをマウスにより配置することのできるRADツールである。これ単体ではソフトを開発できないので役割としてはリソースエディタに似ているが、GUIの単体テストができる事、クラスの設計やコード生成機能までを含み、パレットと呼ばれる自作コンポーネントを組み込める事など、どちらかといえば内部/ユーザー両インターフェースのプロトタイピングを行うツールといった方が近い。

実用的なRADツールとしてはかなり初期の部類に入り、DelphiVisual Basicに少なからぬ影響を与えている。


オリジナルはNeXTSTEPに付属する開発環境の中心となるソフトだった。その後プロジェクト管理やコード編集などを担うProject Builderと役割を分担し、二人三脚的な開発体制が基本となる。後にMac OS Xに移植され、Cocoa/Carbon両フレームワークに対応した総合リソース編集を行うようになった。他にもWebObjectsのインターフェース設計などに用いられる。

OS 10.3以降、Project BuilderはXcodeに移行したがInterface Builderの役割は変わっていない。