コンテンツにスキップ

塩狩駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。118.243.109.84 (会話) による 2009年8月9日 (日) 12:40個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎長野政雄の殉職)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

塩狩駅
塩狩駅 (2009年7月)
しおかり
Shiokari
W36 蘭留 (5.6 km)
(7.9 km) 和寒 W38
所在地 北海道上川郡和寒町字塩狩
駅番号 W37
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 28.4 km(旭川起点)
電報略号 シリ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1924年大正13年)11月25日
備考 無人駅
テンプレートを表示

塩狩駅(しおかりえき)は、北海道上川郡和寒町字塩狩にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W37電報略号シリ

駅構造

駅周辺

塩狩峠記念館(2009年7月)

塩狩峠の頂上にある駅。山の中にあるため、周辺は自然が多い。作家三浦綾子の小説『塩狩峠』のクライマックスの舞台でもある。

  • 国道40号
  • 塩狩峠記念館(三浦綾子の復元移設の旧家)
  • 長野政雄顕彰碑
  • 一目千本桜
  • 夢ロード桜塩狩パーク
  • 道北バス「塩狩」停留所

歴史

長野政雄の殉職

長野政雄顕彰碑(2009年7月)
  • 1909年(明治42年)2月28日、駅の下の塩狩峠に差し掛かった旅客列車の客車最後尾の連結器が外れて客車が暴走しかけたところ、当時鉄道院(国鉄の前身)職員でありキリスト教徒であった長野政雄(ながの まさお)という人物が列車に身を投げ、客車の下敷きとなり乗客の命が救われたという事故が起こった。事故当時、塩狩駅は開業していなかったが、このことに対して顕彰碑と塩狩峠記念館・文学碑が立てられている(塩狩峠も参照)。
    • のちに三浦綾子によってこの話を元にした小説『塩狩峠』が発表され、映画化もされた。

隣の駅

北海道旅客鉄道
宗谷本線
蘭留駅 (W36) - 塩狩駅 (W37) - 和寒駅 (W38)

関連項目

外部リンク