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スーパーバイザー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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スーパーバイザースーパバイザースーパバイザとも)(supervisor)

  • テレビ番組のスタッフロール上の肩書としても時折使用される(通常は「監修」と表示)。通常のディレクタープロデューサーとは異なり、通常番組の制作現場に直接関わることはなく、外部スタッフの立場から制作に関わる意見やアドバイスを与える者を指す。
  • 小売業で、消費動向から流行を読み取り、それに適した商品を仕入れる人。コンビニがスーパーバイザー(SV)としては有名(セブンイレブンはOFCと呼ぶ)。各店舗のPOSを通じ送信されたデータが本部へ送信され、スーパーバイザーを通じ各店のオーナーや店長へデータを渡し、店舗の改善・指導を行う。また、経営数値指導・注文等の指導も行い、店舗とコンビニ本部の橋渡しを行っている。
  • コールセンター業界においては、現場管理者を指し、実際に電話受発信業務に就くオペレータを管理する立場である。SVと略される。主な業務は業務進捗管理(受信業務では応答率、発信業務では完了率・獲得率などの数値を目標値に近づけるようにする)、オペレータの労務管理クライアント(業務委託元)企業の担当者との折衝、クレーム処理など。電話に出た(または電話をかけてきた)オペレータに対し「上司を出せ」とクレームを付けた場合、この肩書きを持つスタッフが対応することが多い。”管理者”とはいえ、実際にはさほど大きな決裁権限や決定権を持つわけではない(コールセンターの責任者はセンター長やセンターマネージャと呼ばれる)。センターの規模にもよるが、オペレータ10数人に1人の割合で配置されることが多い。コールセンター会社のスタッフが就くのが一般的(初めからSVとして入社し就くものもいるが、オペレータの経験を十分に積んだスタッフが昇格し就く場合も多い)だが、クライアント企業の社員が就くこともある。