戸塚記念

戸塚記念
競馬場	川崎競馬場
創設	1971年10月11日
距離	ダートダート2100m
格付け	南関東S3
賞金	1着賞金1200万円
出走条件	サラブレッド系3歳オープン・南関東所属
負担重量	別定

戸塚記念（とつかきねん）は地方競馬の川崎競馬場ダートコース2100mで行われる南関東S3の重賞競走である。正式名称は「報知盃 戸塚記念」。報知新聞社が優勝杯を提供している。1着から3着までの牝馬にはロジータ記念への優先出走権が与えられる。創設当初はダート2000mのハンデキャップで施行されたが、1998年から施行距離を現在のダート2100mに変更された。2002年と2003年では施行距離を2000mに変更されたが、2004年から施行距離を2100mに戻し、更に負担重量をハンデキャップから別定重量に変更され、かつ報知新聞から優勝杯の寄贈を受け、名称を現在の「報知盃 戸塚記念」に変更された。なお、1986年度のみ準重賞として開催された。

トライアルは川崎競馬場のダート2000mのB3級以下の別定（B3級格付け馬56キロ、C級格付け馬及び未格付け馬54キロ、牝馬2キロ減）の競走「芙蓉賞」（施行日・2009年8月20日）で1、2着馬には当競走への優先出走権が与えられる。

川崎競馬場の前身である戸塚競馬場を記念した競走。

出走資格はサラブレッド系3歳の南関東所属の競走馬。

負担重量は別定重量で、A級格付馬は57キロ、B級格付馬は55キロ、C級格付馬及び未格付け馬は54キロで、牝馬は2キロ減を基本とし、更に過去ダートグレード競走、JRA重賞競走、南関東SI競走及び南関東SII優勝馬は1キロ、過去南関東SIII優勝馬は0.5キロの負担が課せられる。但し、2歳時のグレード・グループ優勝は対象外。

総額賞金は2,040万円で、1着賞金1,200万円、2着賞金420万円、3着賞金240万円、4着賞金120万円、5着賞金60万円と定められている。

歴代優勝馬

回数	施行年月日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師
第30回	2001年8月30日	アブクマドリーム	牡3	2:18.9	石崎隆之	出川克己
第31回	2002年9月11日	ジェネスアリダー	牡3	2:10.3	桑島孝春	八木正喜
第32回	2003年9月3日	ティーケーツヨシ	牡3	2:10.2	野崎武司	八木正雄
第33回	2004年9月6日	モエレトレジャー	牡3	2:16.3	金子正彦	足立勝久
第34回	2005年9月7日	ブルーワレンダー	牡3	2:14.2	的場文男	足立勝久
第36回	2006年9月27日	ビービートルネード	牡3	2:17.1	町田直希	武井榮一
第37回	2007年9月13日	ロングウェーブ	牡3	2:16.2	今野忠成	松代眞
第38回	2008年9月10日	ジルグリッター	牡3	2:17.0	左海誠二	岡林光浩
第39回	2009年9月8日	ブルーラッド	牡3	2:15.0	御神本訓史	足立勝久

関連項目

• 報知オールスターカップ
• 報知グランプリカップ

上記の2つはどちらも同じく報知新聞社が優勝杯を提供している南関東重賞競走。

外部リンク

• 第10回(平成10年８月号掲載)戸塚競馬と駒立橋（吉田町） - 横浜市戸塚区