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ミラー図法

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ミラー図法

ミラー図法(ミラーずほう)とは、地図投影法の一つである。円筒図法の一種。主に世界全図に用いられる。

メルカトル図法では南北両極が無限遠になってしまう問題を改善しようとしたもので、 緯度を 4/5 倍してからメルカトル図法で投影して、縦方向に 5/4 倍することで作られる。 つまり、ミラー図法の地図上の点 x, y は次式で与えられる。

この変換により両極に至るまでの世界全図を描くことができるようになったが、 この図法はもはやメルカトル図法のように正角図法ではないし、正距図法正積図法でもない。 面積が正確な円筒図法は、ランベルト正積円筒図法である。

ミラー図法の衛星写真