小西岳
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小西岳(こにし がく、1934年生まれ-)は、日本の物理学者、エスペランティストであり、歌のエスペラント訳を多く発表している他、エスペラント歌詞の歌を作曲した。関西エスペラント連盟委員長を務め、世界エスペラント協会(UEA)名誉会員である。財団法人日本エスペラント学会発行の『エスペラント日本語辞典』(2006年)の編集主幹を務めた。 職業としては、関西学院大学理学部の教授を務め、停年退官した。
主な著作
エスペラント学習関連
- 文法の散歩道 (1986年、日本エスペラント図書刊行会)
- エスペラント日本語辞典 (2006年、日本エスペラント学会、編集主幹)
エスペラント書き(原作)
- Vage tra la dimensioj (1976年) - SF短編集。
エスペラント書き(日本語からの散文翻訳)
- Vilaĝoj en batalkampo (1970年、本多勝一原作の「戦場の村」の抄訳)
- La neĝa lando (1971年、改訂1992年、川端康成原作の「雪国」)
- Nokto de la galaksia fervojo (1994年、宮澤賢治原作の「銀河鉄道の夜」、他の短編集)
- La Flambirdo (2001年、手塚治虫原作の「火の鳥(未来編)」の訳)
- La Edzino de Hanaoka Seisyû (2008年、有吉佐和子原作の「華岡青洲の妻」)
エスペラント書き(日本語からの歌の訳)
(数十曲あるが、数曲の原題のみ示す) 「もみじ」、「どんぐりころころ」、「おぼろ月夜」
映画、ゲーム関連
- 劇場用アニメ映画銀河鉄道の夜のエスペラント題詞、背景のエスペラント表示を担当。
- ゲームファイナルファンタジーXIのオープニングテーマMemoro de la Ŝtonoのエスペラント訳を担当。