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アポロガイスト

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アポロガイストは、石森プロ制作の特撮シリーズ『仮面ライダーX』及び『仮面ライダーディケイド』などに登場する架空の怪人である。GOD秘密警察第1室長。ここでは、関連性のある再生アポロガイストとスーパーアポロガイストについても記述する。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場作品

『仮面ライダーX』に登場したアポロガイスト

第8話から登場したGOD秘密警察室長。GODの大幹部でもある。「GODの殺人マシーン」の異名を持つ。普段は白いスーツの青年の姿をしているが、戦闘の際には「アポロ・チェンジ」の掛け声と共にアポロガイストの姿に変身する。

Xライダーとほぼ互角の戦闘能力を持ち、アポロショットという破壊力の高い銃と縦ガイストカッターを武器に戦う。室長の権限により怪人に命令したり役立たずと判断した怪人に懲罰を与えたり処刑することも可能である。最終決戦でXライダーと互角の攻防を繰り広げるも、劣勢に追い込まれライドルまでも奪って使用するもX必殺キックにより致命傷を負わされ、最後に握手を求めるふりをして右腕のアーム爆弾の義手によりXライダーを道連れにしようとするが死に際で動きが鈍っていたため失敗し1人爆死した。

再生アポロガイスト

総司令により、「殺すには惜しい」という判断されアポロガイストが再生手術により復活した姿。以前と違い仮面に銀色のラインが入っており、武器も強化され右腕と一体化した三連式アポロマグナムは怪人を一撃で粉砕する破壊力を持ち剣も備えている、ガイストカッターも刃が追加されガイストダブルカッターとなった。

しかし、再生手術による寿命は1ヶ月しかなくXライダーのパーフェクターを奪い、生存を試みる。アポロン第2宮殿にて人質をとり、自分の命を分け与え復活させた再生怪人と共に戦いを挑むが再生怪人を全て倒され、寿命によりアポロマグナムもガイストカッターもXライダーに命中せず、最後は火の玉になって特攻するも、Xキックで爆死した。

『仮面ライダーSPIRITS』に登場したアポロガイスト(再生アポロガイスト)

第3部にて、魂の無い再生怪人の1人として登場。アポロマグナムの強力な火力と射撃の腕で、アポロン宮殿を守る。神話怪人を率いてXライダーを苦戦させるも、突然月から帰還した仮面ライダーZXのZXキックによりキングダークの頭部を破壊されてしまい、キングダークそのものをエネルギーにしようとする暗闇大使の作戦変更により、Xライダーとの戦闘をやめ、キングダークの代わりの頭部となる。

その後、作戦阻止に現れたXライダーに対し、再び再生アポロガイストの姿となり応戦するが、ライドル風車火炎返しライドル脳天割りの連続攻撃の前に敗れてしまう。

なお、登場時から変身後の姿であるため、「アポロ・チェンジ」の変身シーンは無いが、ライドル脳天割りを受けた後のわずかの間、変身前の素顔をさらしている。

『仮面ライダーSD 疾風伝説』に登場したアポロガイスト

八鬼衆の一人として、バイオカメレオンやレーダーコウモリなどのオリジナル怪人や、黄金狼(元の作品では、ゾル大佐の変身態)などを従える。RXと戦うが、レーダーコウモリがRXの故郷の状況を語ったために、RXがロボライダーに変身してしまい、敗れてしまう。その後、同じ八鬼衆の一人であるシャドームーンによってその命を絶たれている。

『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』に登場したアポロガイスト

GOD機関の幹部。ゼウスの攻撃を防ぐバリアを張るなどの活躍を見せるが、仮面ライダーX(神敬介)のライドルによってバリアは破られてしまう。その後、ネオショッカー所属の幹部として再登場し、RX(南光太郎)と戦う。

『仮面ライダーディケイド』に登場したアポロガイスト(再生アポロガイスト)

人間態の名前は、ガイ。『仮面ライダーX』と同様、普段は白いスーツを着た壮年の男の姿をしている(演じる人物は異なる)。自身を「迷惑な存在」と称し、語尾に「~なのだ」をつけるのが口癖。

今作では大ショッカーの大幹部として登場。既に「Xライダーの世界」での戦いで一度倒されたため、再生アポロガイストとなっている。今作ではXライダーのパーフェクターを入手しており、自身が生き延びるために人々の生体エネルギーを奪っていた。

初代と同様に「アポロ・チェンジ」の掛け声と共にアポロガイストに変身する。戦闘能力は高く、ディケイドやディエンドなどとも互角に戦う。武器は初代と同じくアポロショットガイストカッターを使用するほか、アポロフルーレという細身の剣を使用する。各世界の悪の組織に大ショッカーに加わるよう呼びかけており、傘下にした組織の怪人達を配下として従える。初代以上に残酷かつ卑劣な性格で自分が生き残るためとはいえ、人々から生命エネルギーを乱獲して虐殺するなど初代以上に冷酷である。更には子供を人質に取ったり、仮面ライダーBLACK RXとの一騎討ちに応じておきながら劣勢になると怪人を出現させる等、実力に似合わぬ小悪党っぷりを見せることもある。また、初代が最後は潔い性格であったのに対し、最後まで往生際の悪さが目立った。

スーパーアポロガイスト

アポロガイストがユウキ(クイーン)によりファンガイアの力を与えられ、挙式の際に参列者のライフエナジーを吸収し、パワーアップした姿。頭部にファンガイアの証であるステンドグラス状の紋章が入っている。

世界を自在に融合させる力を持っており、その能力で大半の世界と、そこに住むライダー達も消滅させた。必殺技は強化されたアポロショットから放つ「スーパーマグナムショット」。

最後は夏海を花嫁として攫い、ライフエナジーで復活させた再生怪人と共にディケイドらに最終決戦を挑むが、再生怪人を全て倒され、ディケイドとディエンドの『ダブルディメンションシュート』により敗北し、いつか「宇宙で最も迷惑な存在」となって蘇ることを言い残し爆死した。

武器・技

アポロショット
アポロガイストが右手に持つ2連式の銃。遠距離用の武器としててではなく、Xライダーとの接近戦でも効果を発揮した。しかし、元から接近戦用の武器ではないためライドルに遅れをとった。
マグナムショット
アポロショットから発射する強力な弾丸。百発百中の腕を持つ為ほとんど命中するが、Xライダーには避けられることが多かった。
ガイストカッター
アポロガイストが左手に装備している刃がついたXキックすらも跳ね返す盾。その他、投げつけて追撃したり攻撃することも可能。
ガイストダブルカッター
再生アポロガイストが装備している盾。以前と違い小刃が2枚追加されている。
アポロマグナム
再生アポロガイストの右腕と一体化している22口径3連式の銃。怪人を一撃で粉砕する破壊力を持つ。接近戦用に中央に細身の剣を装備している。
アポロフルーレ
2代目アポロガイストが新たに装備している細身の剣。
スーパーマグナムショット
スーパーアポロガイストが使用する必殺技。アポロショットから弾丸や強力なビームを発射する。直撃すればライダーにもかなりのダメージを与えられる。この技を受けたディケイドはかなりのダメージを負い、ブレイド・キングフォーム相手に負傷がたたり満足に反撃できずに惨敗した。
スーパーガイストカッター
スーパーアポロガイストが装備している盾。見た目や攻撃方法は強化前と同じ。ディケイドを庇ったクウガに瀕死のダメージを負わせた。

アポロガイストを演じた人物

スーツアクター

備考

関連項目