河北倫明

河北 倫明（かわきた みちあき、1914年12月14日 - 1995年10月30日）は、美術評論家。

福岡県生まれ。京都帝国大学哲学科卒。1943年文部省美術研究所に勤務。1952年国立近代美術館事業課長、1963年次長、1969年京都国立近代美術館館長となる。1986年退官。美術館連絡協議会会長、国公私立美術館博物館運営委員。京都造形芸術大学学長。1991年文化功労者。

著書

• 青木繁 生涯と芸術 養徳社, 1948
• 近代日本画論 高桐書院, 1948
• 日本画のながれ （編）東都文化出版, 1955
• 日本の美術 その伝統と現代 社会思想研究会出版部, 1958 (現代教養文庫)
• 近代日本の美術 （編）社会思想社, 1964 (現代教養文庫)
• 明治大正の画壇 日本放送出版協会, 1964 (NHKブックス)
• 青木繁と坂本繁二郎 雪華社, 1965
• 日本美術入門 社会思想社, 1966 (現代教養文庫)
• 村上華岳 中央公論美術出版, 1969
• 近代日本美術の研究 社会思想社, 1969
• 東行西行 三彩社, 1970
• 近代日本絵画の旅 鑑賞と展望 芸艸堂, 1971
• 坂本繁二郎 中央公論美術出版, 1974
• 河北倫明美術論集 全5巻 講談社, 1977－78
• 近代日本絵画史 高階秀爾共著 中央公論社, 1978
• 美術と人生 国鉄厚生事業協会, 1983
• 巨匠との対話 春秋社, 1984
• 画人游歴 1－2 芸艸堂, 1984－85
• 現代女流画家素描集 （編）日本経済新聞社, 1986.5
• 昨日今日の作家たち 芸艸堂, 1987
• 美心游歴 河北倫明聞書 西日本新聞社, 1992.2
• 河北倫明美術時評集 1－5 思文閣出版, 1992－94
• 全体人・河北倫明 米倉守編 芸術新聞社, 1992
• 芸術への挨拶 米倉守編 芸術新聞社 1995