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浪川大輔

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なみかわ だいすけ
浪川 大輔
プロフィール
愛称 だいちゃん
出生地 日本の旗日本東京都
生年月日 (1976-03-29) 1976年3月29日(48歳)
血液型 B型
所属 アクロス エンタテインメント
配偶者 あり
活動
活動期間 1984年頃 -
デビュー作 子供
(『白バイ野郎パンチ&ボビー』)
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

浪川 大輔(なみかわ だいすけ、1976年3月29日〈戸籍上は1976年4月2日〉- )は、日本男性声優東京都出身。アクロス エンタテインメント所属。

出演作にOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』(アルフレッド・イズルハ役)、『ツバサ・クロニクル』(ファイ・D・フローライト役)、『うたわれるもの』(ベナウィ役)、『幕末機関説 いろはにほへと』(秋月耀次郎役)、『BLUE DRAGON』(ジーロ役)、『隠の王』(雲平・帷・デュランダル役)、『Axis powers ヘタリア』(イタリア役)などがある。

洋画吹き替えでは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのフロド・バギンズ役や『スター・ウォーズ』シリーズのアナキン・スカイウォーカー役などを担当。

人物

経歴

特色

柔らかみのある声質が特徴。最近では低音の演技が多くなる。声優として非常に豊富なキャリアを持つ。

恋愛アニメでは二枚目の声をよく担当するが、アクション・SFでは『スター・ウォーズ』シリーズのアナキン・スカイウォーカーや劇場版『機動戦士Ζガンダム』のカツ・コバヤシなど上司や先輩に食ってかかる血気盛んで生意気な部下や青年役を演じることが多い。

他にも好青年なタイプ、クール役、熱血漢や冷酷な悪役も演じる。また、『07-GHOST』のミカゲでは主人公の良き友人役として強い印象を残し、一方で『MAJOR』のジョー・ギブソンJr.や『ONE PIECE』のユースタス・キッドのようなアクの強い役柄、『彩雲国物語』の杜影月/陽月では二面性のキャラクター、ゲーム『戦国BASARAシリーズ』の宮本武蔵のようなハイテンションな剣士もこなしている。『無限の住人』の川上新夜では今までの浪川のイメージを覆す、竹本英史によく似た極めて低い声質で新たな一面を見せた。

アニメだけでなく、吹き替えでも活躍。洋画ではイライジャ・ウッドレオナルド・ディカプリオヘイデン・クリステンセンの担当で知られている。

特徴

  • 血液型B型。身長173cm、体重60kg。足のサイズ24cm、靴のサイズは26cm。前述したとおり戸籍上は1976年4月2日生まれであるが、学年の関係でずらされ本当の誕生日は3月29日である[1]
  • 好きな女性のタイプは「幸が薄そうな人」。制服・うなじフェチである。があまり好きではない。食べ物は、わさび漬けコハダが苦手。また以前はレバーが苦手であったが、岩田光央の影響でレバー嫌いが治った。
  • 「ほしいものは音感」というほど歌が苦手なため、歌の仕事は極力断っている。しかし、歌を唄う事自体が嫌いなわけではない。また、漢字が苦手で、『隠の王Webラジオ』にて、「KY(んじめない)」と呼ばれている。しかし、本人曰く他人から言われるほど読めなくは無いらしい。
  • アフレコ現場でもラジオのパーソナリティはもちろんリスナーからも、後輩よりイジられている。いわゆるイジラレキャラ。よく噛む。
  • 子役時から現在まで役者を続けているため、声優界では年齢の割りに芸歴が長いのにもかかわらず、未だに先輩や後輩からもイジられるポジションにある。

エピソード

  • 子役時代から吹き替えをしているが、小学生の頃は吹き替えた自分の声がテレビから出ていることを学校で友達にからかわれるため、吹き替えの仕事が嫌で仕方なかったという。
  • フルメタル・パニック!』の舞台・都立陣代高校のモデルになった東京都立神代高等学校出身。同作のTV版にもレナード・テスタロッサ役で出演している。なお浪川自身は出演時には自身の出身校が舞台になっているとは知らず、DVD-BOX特典のオーディオコメンタリー収録の際にはじめてその事実を知ったと当該DVDの中で語っている。
  • ハンドボール国体に出場した経歴がある。ただし、正確には国体選手に選ばれていたが直前に病気になって実際は出場していないという[2]
  • 昔、家庭教師をしていたことがあると語っている[3]

独特のキャラクター化に纏わるエピソード

  • 下ネタを好んでおり、ラジオなどで共演者にその話を振ることがある。『くろかみ 〜Radio しすてむ〜』では、同じパーソナリティの下屋則子大原さやかの発言に空耳の様にこじつけて、無理矢理下ネタトークへ持っていくことがあった。リスナーより送られてくるコーナーネタも、下ネタが含まれるようになった。下ネタ好きの声優としても知られる岩田光央は、最近飛び抜けている逸材として浪川の名を挙げており、「格好付けずに楽になればいいのに」とラジオで発言している[4]
  • 幕末機関説いろはにほへと』の「幕末活動絵巻物」の本のインタビューでは、気に入らないキャラとしてヒロインの赫之丈(かくのじょう)の名前をあげた。
  • ラジオに出演すると「おい! バンダイビジュアル・清水! おかしくねぇか?」「おーい。黙っとけ、キンヤ!」など、誰かれ構わず個人を呼び捨てにしてしまう、という芸風が一時期存在した。
  • ぷり☆すて RETURN』の「とっさの王子」のコーナーで、ラジオネームに「呼び捨て希望」と書いてあると、名前の後に「愛してるぜ」などの言葉が聞ける。同ラジオ番組にて声がしゃがれてカスカスになってしまうことがよくあったので、「シャガーレ浪川」や「シャガーレ王子」というあだ名がついた。
  • 『ツバサ・クロニクル』のネットラジオ『ツバサ・クロニクル 由依&美香のぷり☆すて』では、はめられキャラ。同番組で、原作者のCLAMPに肩を揉ませ、さらにはファイの声でCLAMPを口説いた事を暴露された。
  • 2008年から2009年にかけて放送された声優による年越し生放送番組『AT-X史上初の年越しナマ! 大晦日だもの、最後に笑えればいいんじゃない? Yes, We can!スペシャル』(AT-X)と『超A&G+年越しスペシャル 4時間生でモゥ大変!2009』(文化放送超!A&G+」)の両番組に出演した声優の数少ない1人である。前者には年越し前の2008年になんとなくの理由で森久保祥太郎に自ら電話して出演、後者は年越し後の2009年に岩田光央の電話を受けた後に動画でも出演した。しかし、肝心の年越しの瞬間は寝ていたとのことで、これを聞いた森久保、岩田双方から「馬鹿だな」と突っ込まれた。また、電話の途中でかつての後輩・佐藤利奈の声を聴いて「誰? かわいい声」と言い、岩田に加え同席していた関智一にも突っ込まれた。ちなみに、2009年の仕事始めは野球拳だった(対戦相手は佐藤利奈)。
うたわれるもの関連
  • うたわれるものらじお』では、ラジオ本編には全く出演していないのによくネタにされている。元々は小山力也が「浪川君をゲストに呼びたい」と発言した所、柚木涼香から「いりません!」と返された事が発端である(「二人の仲を邪魔されたくないからゲストはいらない」という意味であり、柚木が浪川を嫌っているわけではない)。
    • その後も本人は番組になかなか登場しなかったことから、「レアキャラ」「珍獣」「レジェンド」「その姿はCGで、実在しない人物」などと言われていた。だが『うたわれるもの』デスクトップキャラクターズ初回限定版付属の『うたわれるものらじお特別盤』にゲスト出演を果たす。
    • この番組の影響で、ネタを知る役者やファンから携帯カメラで写メールを撮られる事が多くなったと告白している。「浪川に会えたら願いが叶う」とまで言われている事に慄いていたが、最終的にはノリノリで「是非願いを叶えて下さい」などと言っていた。
  • うたわれるもの』で共演していた小山剛志ブログに浪川の写真が掲載されたとき、意味もなく木に登るなどしっかり「珍獣」を演じていた[5]。更に同作品の出演者が参加した、浪川誕生記念飲み会の写真が同ブログに掲載された時、なぜか上半身裸の姿を晒していて「裸王(らおう)様」と書かれていた[6][7](その後も度々小山剛志のブログにネタキャラ的に登場している)。そんな縁からか、小山剛志主宰の劇団「KOYA-MAP」の最新公演には映像のみながら友情出演を果たした。
    • その後、『うたわれるもの』とは直接の繋がりは全く無いスクウェア・エニックス主催のイベントにて浪川が紹介されたときも「珍獣/声優 浪川大輔」とスクリーンに表示され、さらに意味もなく上半身裸の写真が登場している。業界内で『うたわれるものらじお』から派生した浪川の存在感が大きくなっている事を現す端的な事柄の1つである。

07-GHOST関連

  • ラジオでよくいじられ、ファンからのメールでもそういう傾向があるので「ざっけんなよ!」とよく言う。『07-GHOST the world』では、とうとうリスナーのことを「ざっけんなよメンバー」と呼ぶまでになった(一部コーナー内)。同ラジオでは、パーソナリティの斎賀みつきに散々ネタにされ、本人も自虐的発言をして、放送時間が大延長になることも多い。ラジオ内でコメントをしようとして言葉が見つからなかったり、喋っている途中で話の方向が外れて頓挫し心が折れ、噛んだりして爆笑・失笑を誘い、空気を左右させる存在になっている。
  • 「浪川が噛む」を言うときいつもエコーがかからない。(第21回で斎賀みつき斉藤千和が言った時はエコーがかかった)
  • 第8回・第9回では「忙しすぎて、スケジュールが取れない」との事で、斎賀みつきと代打パーソナリティとして、ハクレン役の福山潤で放送した。そして第22回ではまたもスケジュールがとれず、特別『教会編』としてゲストにカストル役の千葉進歩と、ラブラドール役の宮田幸季の二人をお迎えしてお送りした。
  • また、初恋のことも語らされ、好きな子(みほちゃん)のリコーダーを舐めたことを打ち明けたが、後で反省した模様。その後、リスナーからの投稿で同じようにリコーダーを舐めた人が他にもいる事を知り、その人たちを「和田族」(同ラジオ内で浪川大輔のあだ名をつけようとして、「なみかわだいすけ」なので漢字にして「和田」となった。その時共にいた斎賀みつきは「王子」だった)と名付けた。そして、そのリコーダーを舐める行為のことは、「和田る」という動詞になった。
  • 『07-ghost webラジオ』にて、小さい頃あだ名が「キャベツ」だったことを暴露。
  • 第18回の使命遂行で「ブランドといえば?」という質問に「コシヒカリ」とブランド米を答えた。
  • 斎賀みつきに「浪川くんは題材にされる」と言われた。
  • 理想の誕生日について「間接照明の中、黒いソファーに座って、DVDを見る」らしい。ちなみに「24階ぐらいの部屋で見たい」と発言。DVDは『07-GHOST』と付け加えていた。
  • 2回連続で収録に遅刻。斎賀みつきに留守電で遅刻することを伝えるが、途中から赤ちゃん言葉になっていた。そして遅刻が決定した瞬間その場にいた人全員が斎賀から留守電を聞くことになった。さらにそれを聞いた斉藤千和からずっとからかわれ続けた。
  • 今までにラジオ内でゲストに付けたあだ名は、浜田賢二・・・うさマスター、羽多野渉・・・ハタル・羽多野スリオ。本人はリスナーから「咬み様」というあだ名がつけられた。
  • 千葉進歩がゲストに来るときは必ず頭から名前の質問から入る((例)「千葉県出身だから千葉なんですか」など)。
  • 用を足す時に「川の流れのように」を口ずさんでいるらしい。
  • 07-GHOST the world DVD出張版(第1巻)では「Kapitel」を「カピカピ」と言い間違えた。
  • リスナーからの「プレミアムイベントで鈴希ゆきの胸元を見ていましたよね?」という質問に肯定した。また、「弾ける」を「だんける」と言い間違えもした。
  • ラジオ内での名言
    • 感じて!(第24回)

浪川式ジャンケン

  • 「浪川式ジャンケン」は、彼が考案したジャンケン(というギャグ)。
  • はじめの掛け声「さいしょはグー」を親指と人差し指で○を作る「グー」にする。そうすれば浪川式ジャンケンのできあがり。
  • 吉野裕行が仲間内に広げたことで有名になった。その後、吉野が所属する謎の新ユニットSTA☆MENのフロントメンバー7人が、自らのイベントで着々と、全国的に広めている。その影響もあり、声優ファンの間では主流となり、各種イベントのジャンケン大会ではよく目にする光景となっている。
  • 吉野は「このジャンケンは浪川が“広めてくれ”と言ったから広めているんだ!」と言い張っているが、浪川は「“浪川式ジャンケン”という名称を付けた覚えもなければ、広めてくれと言った覚えもない。」と発言していると、『セイント・ビースト ケダモノたちのHEAVEN'S PARTY』でパーソナリティだった杉田智和が証言している。浪川本人もうたわれるものラジオ特別盤で「広めてくれと言った覚えは無い」と発言している(『彩雲国物語』のwebラジオにても同様の発言をしている)。
  • なおFUJIWARA原西孝幸が同様のギャグをTV番組『吉本超合金』等で浪川以前に披露しているが、関連性は不明。
  • webラジオ『眞魔国王立放送協会(SHK)』でも浪川式ジャンケンが行われている。
  • webラジオ『07-GHOST the world』ではネオ・浪川式ジャンケンを考えると発言していた。
  • また、浪川式ジャンケンは勝率が高いらしい(普通のジャンケンに対して)。

出演作品

太字は主役・主要キャラクター

テレビアニメ

1986年

1987年

1990年

1994年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

Webアニメ

OVA

劇場版アニメ

ゲーム

吹き替え

洋画

ヘイデン・クリステンセン
イライジャ・ウッド
レオナルド・ディカプリオ
トニー・ジャー
その他

海外ドラマ

アニメ

特撮

実写

ナレーション

CM

舞台

  • 恍惚の人

ラジオ

ラジオドラマ

CD

ドラマCD

音楽CD

  • NO SIGNAL(浪川大輔×野島健児
  • DD岸尾大輔、浪川大輔)
    • Double Destiny
    • Dreamin Drive
    • Dramatic Dive!
  • アンジェリークシリーズ(ユーイ)
    • アンジェリークエトワール YELLOW
    • アンジェリークエトワール RAINBOW
    • アンジェリークエトワール 花のシャングリ・ラ
    • Sound Cafe アンジェリーク 〜微笑の魔法〜
    • アンジェリーク 〜Dear My Angel〜
    • 恋する天使アンジェリークキャラクターCD Vo.11 ユーイ
  • 乙女的★恋革命ラブレボ!! キャラクターソング1 STAY IN MY HEART(神城綾人)
  • クリムゾン・エンパイア Crimson Empire 〜Flamme〜(オランヌ=バルソーラ)
  • くろかみ 〜Radioしすてむ〜 OPテーマ「Hyper positive!!」 / EDテーマ「裏道ブルース」(浪川大輔、下屋則子大原さやか
    • EDテーマ「裏道ブルース」(浪川のみの独唱)
  • テニスの王子様シリーズ
    • Brandnew Days(宍戸亮&鳳長太郎)
    • ZERO / 宍戸 亮(鳳長太郎)
    • バレンタイン・キッス / 忍足侑士 with 氷帝学園中(鳳長太郎)
    • チャームポイントは泣きボクロ / 跡部景吾(鳳長太郎)
    • 不条理(氷帝エタニティ)
    • contrail(鳳長太郎)
    • 坂道の果てへ(氷帝エタニティ)
  • 緋色の欠片 キャラクターソングシリーズ vol.2 「狐邑祐一&狗谷遼」(狐邑祐一)
  • 百歌声爛 -男性声優編- III
  • BLEACH BEAT COLLECTION 3rd SESSION :01 ウルキオラ
  • ヘタリア 主題歌「まるかいて地球」 / 劇中歌「ドイツに捧げるイタリアのうた」(イタリア)
    • ヘタリア キャラクターCD Vol.1 イタリア(イタリア)
  • わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ちゃあみんぐ キャラクターソングシリーズVol.2 Tears For Smile(結木摂)

ラジオ・朗読CD

その他

  • ネオロマンス・ライヴ(ユーイ)
  • 俳協 45th ANNIVERSARY Party Live!
  • カセットブック「宇宙皇子」1巻(宇宙皇子)
  • リネージュ エピソード6 ラスタバド〜決戦〜プロモーションムービー(スレイブ)
  • 日韓トンネル・国際ハイウエイ紹介ビデオ ユーラシア大陸20000Kmの旅(男の子)
  • 12012のシングル「逢いたいから....」(2008年)のPVに出演
  • バンダイ 炎神ソウルシリーズ(エンジンスピードル)
  • 携帯コンテンツ 恋人は同居人(御堂)

脚注

関連項目

外部リンク