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釣りバカ大将

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釣りバカ大将』(つりバカたいしょう)は、桜多吾作釣りを主題とした漫画作品。小学館月刊コロコロコミック1980年10月号に特別読み切りが掲載され、同年12月号から1983年8月号まで連載された。てんとう虫コミックスのレーベルで単行本化、全10巻。続編として新釣りバカ大将全5巻がある。

登場人物

釣 大将(つり たいしょう)
主人公。安物の釣り道具を使用しているが、あの手この手でライバルたちを蹴散らしていく。回転して水を巻き上げながら釣り上げる「登り水竜の術」や、釣り糸に振動でエネルギーを与え続けることでサインカーブを描きながら遠くへ正確に飛ばす「ミチ糸バイブレーション」などの釣り技を持つ。実家の「釣家」は伝統的な釣りの名門家系であり、大将はその後継ぎに選ばれたこともある。
流 竿次郎(ながれ さおじろう)
「竿の魔術師」の異名を持つ、2枚目で金持ちのライバル。当初は敵役だったが、大将と共闘するようになり、自分の船を大将に貸すようになる。
綾小路 姫子(あやのこうじ ひめこ)
美形でスタイル抜群。年齢は明記されていないが学校には通っていない様子で、20歳前後と想像される。流以上の金持ちのお嬢様。しかし、大将さえできない回転投法を操るなど、釣り師としての実力はかなりのもので、世界ランク5位の肩書きを持つ。やはり大将と共闘するようになる。シルクハットに黒マント姿の兄は釣り男爵(フィッシング・バロン)と呼ばれるプロの釣り師であり、絶大な実力を誇る世界チャンピオンのひとり。

書誌情報

コミックパーク・コロコロコミックアーカイブズにて全10巻が2009年4月に復刊。『新・釣りバカ大将』全5巻も同年5月に復刊。