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田原神社 (松江市)

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田原神社
所在地 島根県松江市奥谷町121
位置 北緯35度28分56秒 東経133度3分8秒 / 北緯35.48222度 東経133.05222度 / 35.48222; 133.05222
主祭神 東殿:武御雷之男神・経津主神・天津兒屋根命・姫大神
西殿:宇迦之御魂神
社格 旧県社
本殿の様式 春日造
別名 春日神社
例祭 4月15日
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田原神社(たわらじんじゃ)は島根県松江市奥谷町にある神社。 参道石段の両側にある石灯篭は、笠の上に十二支の動物が乗る面白い作品。来待石製の大きな狛犬は、幕末の名工乙右ヱ門作。随神門の彫刻は、小林泥如の手によるもので、市指定文化財。 春の枝垂れ桜やサツキ、秋の紅葉が美しく、小泉八雲が好んで訪れていた。

祭神

主祭神
配神

歴史

東殿は、『出雲国風土記島根郡条の田原社に比定。元々、北方の春日町田原谷(城北通り沿いに田原谷池有り)に鎮座した田原神社、或いは春日神社である。『雲陽誌』によれば、江戸期には、奥谷にあって春日四社大明神と呼ばれていた。

西殿は、『雲陽誌』によれば、亀田山に鎮座していた宇賀社とされ、堀尾吉晴による松江城築城に伴って奥谷に遷座したという。延宝年間、現在地に奉遷。

松江開府とともに東西両殿は春日宇賀両社大明神と称した。明治初年に、両者を併称して田原神社と公称。

境内社

  • 梅宮社
  • 紺姫社
  • 水神社
  • 租神社
  • 愛宕社
  • 若宮社
  • 天満宮
  • 望東稲荷

文化財

建造物
  • 随神門 - 江戸時代の入母屋造。彫刻家・小林如泥(1753~1813)作の見事な彫物がある。市指定有形文化財。

祭事

交通アクセス

  • 山陰本線 松江駅 レイクラインで10分、小泉八雲記念館前バス停下車、徒歩約10分

周辺