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竹内啓一

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竹内 啓一(たけうち けいいち、1932年12月7日 - 2005年6月25日)は、地理学者。元駒澤大学教授一橋大学名誉教授理学博士。専門は人文地理学、社会経済地理学。おもな研究テーマは地中海地域研究、地理思想史。

経歴

人物

  • 背が高く、がっしりとした体格で、お洒落な一面もあり、見た目にも目立つ人物であった。壮年期以降は、外出時に杖を使用することがあった。
  • 父、竹内強一郎(1894年 - 1989年)は、電気工学が専門で、横浜高等工業学校横浜国立大学の前身の一つ)教授を務めた。祖父(強一郎の父)、竹内明太郎1860年 - 1928年)は、土佐藩出身で自由民権運動に関わったあと、実業家として成功し、政治家としても活躍した人物で、吉田茂はその弟の一人。吉田から見た竹内啓一は、甥の息子である。
  • 英独仏伊露の各国語に通じていた。
  • 留学中に知り合ったイタリア出身の夫人との間に二女をもうけた。

主な著作

単著

訳書


参考文献

  • 竹内啓一先生追悼集編集委員会編『竹内啓一先生追悼集: 地理学と国際文化交流とのあいだで』2006年

外部リンク