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VIRGIN BEAT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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「VIRGIN BEAT」
氷室京介シングル
リリース
ジャンル J-POP
レーベル 東芝EMI
チャート最高順位
氷室京介 シングル 年表
KISS ME
1992年
VIRGIN BEAT
1994年
魂を抱いてくれ
1995年
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VIRGIN BEAT』(ヴァージン・ビート)は、1994年8月29日に発売された氷室京介の10枚目のシングル

解説

KISS ME」以来1年8ヶ月ぶりのシングル。カメリアダイヤモンドCMソング

PVは、氷室が摩天楼に立つものであった。このシングルと一ヵ月後に発売されたアルバム『SHAKE THE FAKE』もこのジャケット写真となっている。氷室の曲の中でも3番目に売れた。

本人曰く、「自分の好きなコード進行で製作した」楽曲のひとつ。浮き沈みの激しい曲で冒頭のサビに加えAメロ・Bメロ・Cメロが2回繰り返されてから次のサビに移るため曲の一番のみで3分に迫るほどに長い。氷室はこういった浮き沈みの激しい曲が好みらしい(ベストアルバム『SINGLES』より)。

アルバム『SHAKE THE FAKE』に収録されているものは「VIRGIN BEAT」とc/wの「DON'T SAY GOOD-BYE」共にリミックスバージョンで表記上は「VIRGIN BEAT(Re-mix)」「DON'T SAY GOOD-BYE(Re-mix)」となっている。「VIRGIN BEAT」は大きな変化はないが、シングルバージョンが1番のBメロで使用されているキーボードのパートが2番のBメロではなくなっている一方、アルバムに収録されているものはそのまま2番のBメロでも使用されており、こちらの方が演奏時間が4秒長い。1994年12月のライブの模様を収めたビデオ「SHAKE THE FAKE TOUR」で披露されたものも近年のベストアルバムに収録されているものもこちらのリミックスバージョンである。「DON'T SAY GOOD-BYE」はシングルバージョンとは大きくアレンジが変えられており、新たにギターパートが加えられている。

このシングルとアルバム『SHAKE THE FAKE』を境に氷室は東芝EMIからポリドールへ移籍するが、2003年の「Claudia」では再び東芝EMIに戻る。この年は氷室がこのアルバムの製作に試行錯誤を重ねたことが災いし、自律神経失調症を発症。拠点も本格的にロサンゼルスへ移している。

オ室京介

テレビ『めちゃ×2モテたいッ!』の番組内企画「俺をこう撮れスペシャル!!」にて、村隆史扮するオ室京介主演でこの曲のPVのコピーが作られたことがある。製作の進行や岡村の扮装だけは笑い在りのバラエティらしいものであったが、カット割りやカメラアングル、振り付け等はオリジナルを忠実に再現したものであった。地上数十メートルの高さに伸ばしたクレーンの先の足場で岡村は、オリジナルの氷室同様命綱を付けずに演じ切った。完成品は氷室とそのスタッフの元にも送り届けられ、氷室は番組にコメントを寄せた。岡村は後に『めちゃ×2イケてるッ!』でも同じく氷室の曲「SQUALL」のパロディPVを製作している。

収録曲

厳密にはどちらもアルバム未収録曲で、このシングルのみの音源である。

  1. VIRGIN BEAT
    (作詞:松井五郎 作曲:氷室京介 編曲:ホッピー神山)
  2. DON'T SAY GOOD-BYE
    (作詞:松井五郎 作曲:氷室京介 編曲:西平彰・ホッピー神山)

関連項目

  • 東芝EMI
  • 氷室京介
  • 松井五郎
    オリコン週間シングルチャート第1位
    1994年9月12日
    前作:
    槇原敬之
    SPY
    氷室京介
    VIRGIN BEAT
    次作:
    SMAP
    がんばりましょう