岩崎山 (愛知県)
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岩崎山 | |
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標高 | 54.9 m |
所在地 | 愛知県小牧市 |
種類 | 火成岩(花崗岩) |
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岩崎山(いわさきやま)は、愛知県小牧市中北部に位置する低山。天正12年(1584年)の小牧・長久手の戦いの折り、豊臣秀吉がこの山に砦(岩崎山砦)を築いている。
概要
標高は54.9m。この辺りでは珍しい花崗岩質の岩山で、産出される岩は、古くから石垣などに用いられている(名古屋城の石垣にも使われている)。山内には神社や寺院が複数あるほか、名前の付いた岩が多数ある。中でも熊野神社境内にある「五枚岩」(ごまいいわ)は非常に大きく、愛知県の天然記念物に指定されている。
岩崎山砦跡
岩崎山砦跡(いわさきやまとりであと)は、天正12年(1584年)の小牧・長久手の戦いの折り、秀吉方が築いたとされる砦の跡である。稲葉一鉄・貞通親子らが4千の兵を率いて布陣した。砦の規模は分かっていないが、岩崎山の頂上や熊野神社境内にあったと言われている。
歴史
- 1584年 - 小牧・長久手の戦いで豊臣秀吉が布陣
- 1960年6月2日 - 五枚岩が県の天然記念物に[1]。
- 1990年 - 切支丹灯籠が、観音寺境内に移転。
- 2005年8月 - 山麓(南側)の石垣工事終了
寺社・岩・施設など
- 御統監之趾
- 弘法大師の足跡 - 岩の名称。窪んだ部分が足跡のように見えることから、名付けられた。
- 御嶽山座王大権現
- 熊野神社
- 宗吾神社
- 観音寺
- 白龍神社
- 岩崎会館 - 公民館。
- 岩崎児童遊園 - 公園。
- 岩屋古墳
- 岩崎山砦跡