コンテンツにスキップ

ヘルペスウイルス科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Luckas-bot (会話 | 投稿記録) による 2010年4月26日 (月) 21:00個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ロボットによる 追加: ca:Herpesviridae)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ヘルペスウイルス科(-か、Herpesviridae)とはウイルスの種類の総称。

一般にヘルペスウイルス、またはヘルペスとして知られている。

性状

ヘルペスウイルス科に属するウイルスは線状の2本鎖DNAをゲノムとして持つDNAウイルスであり、そのビリオンは正20面体のカプシドエンベロープに包まれた直径120~200nmの球状粒子である。ウイルスの増殖は宿主細胞の核内で行われる。

分類

ヒトヘルペスウイルス(HHV:human herpes virus)には以下の種類がある。

アルファヘルペスウイルス亜科

ベータヘルペスウイルス亜科

ガンマヘルペスウイルス亜科

  • リンフォクリプトウイルス属(lymphocryptovirus)
    • 学名:HHV-4 = 一般名EBウイルス(EBV:Epstein-Barr virus)
  • Rhadinovirus属
    • 学名:HHV-8 = 一般名カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV:Kaposi's sarcoma-associated herpesvirus)

関連