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キリスト教民主フラームス

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キリスト教民主フラームスオランダ語:Christen-Democratisch en Vlaams 略称:CD&V)は、ベルギー政党オランダ語系のフラマン語圏であるフランデレン地域を基盤とする中道右派キリスト教民主主義政党である。キリスト教民主フランデレン党、あるいはフラマン系キリスト教民主党フランデレン系キリスト教民主党 と表記されることがある。

前身はキリスト教人民党(オランダ語:Christelijke Volkspartij 略称:CVP)で、2001年に現在の名称になった。党名改称後に首相としてイヴ・ルテルムを2度、ヘルマン・ファン・ロンパウ(のち欧州理事会議長、通称EU大統領)を1度輩出しているが、政党がフラマン語圏とワロン地域フランス語圏)に分かれて小党分立の傾向が強い同国ではなかなか政権を長続きさせることができずにいる。現在、下院である代議院では150議席のうち30議席を中道右派地域政党である新フラームス同盟との統一会派で有し、上院である元老院では71議席(王族を含まない)のうち14議席を新フラームス同盟との統一会派で占めており、上下両院で第1勢力となっている。

なお、ヨーロッパレベルでは欧州人民党に、世界レベルでは中道民主インターナショナルに加盟している。またワロン地域のキリスト教民主主義政党である民主人道主義中道派とは密接な関係を有している。

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