大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
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大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE | |
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監督 | 坂本浩一 |
脚本 | 岡部淳也、樫原辰郎、小林雄次 |
製作 | 円谷プロダクション |
出演者 |
南翔太 上良早紀 八戸亮 俊藤光利 小西博之 杉浦太陽 五十嵐隼士 黒部進 森次晃嗣 つるの剛士 |
音楽 | マイケル・バータ |
主題歌 | MISIA『星のように…』 |
撮影 | 古谷巧 |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 | 2009年12月12日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | 大決戦!超ウルトラ8兄弟 |
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(だいかいじゅうバトル ウルトラぎんがでんせつ ザ・ムービー)は、2009年12月12日にワーナー・ブラザースの配給にて公開された、円谷プロダクション製作の特撮映画作品。
キャッチコピーは「とりもどせ!!銀河の光」
概要
本作より配給元が長らく『ウルトラシリーズ』の映画を配給してきた松竹から海外資本であるワーナー・ブラザースへと変わり、アメリカとニュージーランドを拠点に活躍してきた坂本浩一が監督を担当するなどスタッフを一新し、世界水準を目指して製作された。特撮シーンもプロデューサーの岡部淳也率いるビルドアップを中心に製作され、背景がフルCGで描かれたり、「人間大宇宙人との戦闘」がワイヤーアクション等を活かし幅広く行われるなど、従来のものとは異なる画作りがされている。ウルトラ兄弟たちの故郷であるM78星雲・光の国が主な舞台となり、ウルトラマンメビウスを始めとして、ウルトラ兄弟ら光の国のウルトラマンたちの他、TVシリーズ『大怪獣バトルシリーズ』のキャラクターであるレイモンと地球人のエキスパート集団「ZAP SPACY」、さらには光の国の新たな戦士ウルトラマンゼロを加え、悪のウルトラマンであるウルトラマンベリアルが率いる100体以上もの怪獣軍団との大決戦を描く。
キャストはTVシリーズ『大怪獣バトルシリーズ』のレギュラー陣に加え、五十嵐隼士、黒部進、森次晃嗣、つるの剛士が前作に引き続きそれぞれの変身前のウルトラマン役で出演。「声の出演」として団時朗、高峰圭二、真夏竜もそれぞれのウルトラマン役で参加している。また杉浦太陽が『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』以来6年ぶりにムサシ役で出演するほか、『めちゃ×2イケてるッ!』とのコラボとして岡村隆史(ナインティナイン)がプレッシャー星人役で出演している。声優にはベリアル役に宮迫博之(雨上がり決死隊)、ウルトラの母役に長谷川理恵、レイブラッド星人役に蝶野正洋など有名人が多く起用されている。中でもウルトラマンキング役の小泉純一郎は一度はオファーを断ったが、次男の小泉進次郎ら家族の後押しによって出演が実現した。
特徴
- 2009年11月25日と12月22日発売のオリジナルビデオ作品、『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』は本作の序章という位置づけになっている。
- 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』の続編的な位置づけにもなっている。大怪獣バトルシリーズの世界では「ギャラクシークライシス」という事件によって全てのウルトラシリーズの怪獣やウルトラマンが時空を超えて1つの世界(主に光の国シリーズ中心)に召喚されたという設定[1]になっており、パラレルワールド扱いだった世界観の怪獣やウルトラマンが同一世界に存在する理由づけがなされている。
- 舞台が光の国ということで、海外制作の『ウルトラマンG』、『ウルトラマンパワード』、『ウルトラマンUSA』や、『ウルトラマンネオス』、『ウルトラマンマックス』など、M78星雲出身でありながら昭和の光の国シリーズ(メビウス含む)との繋がりが曖昧とされていた作品のウルトラマン達も総登場する。『ウルトラマンUSA』の3人、ウルトラマンスコット、ウルトラマンチャック、ウルトラウーマンベスは、本作が本格的な実写作品デビューとなる。[2]
- 過去の回想という扱いで、胸にボタン(勲章)のないゾフィーや、角が短く、ヒゲのないウルトラの父なども登場する。また、この作品で初めてウルトラの父とウルトラの母の本名が明かされた[3]。
- 過去にも複数のウルトラマンが共演する映画があったが、今回の映画でスクリーンに初登場となるウルトラマンもいる[4]。
あらすじ
ウルトラ兄弟が地球を守っていた時代が、遠い過去の出来事となった遥か未来。宇宙の各地でマイナスエネルギーが観測され、ウルトラの星を支える人工太陽・プラズマスパークの輝きの揺らぎにウルトラの父は凶兆を覚え、ウルトラ兄弟も警戒体制に入っていた。
まもなくその凶兆は現実となる。数万年前にウルトラの星に反旗を翻し、宇宙牢獄に幽閉されていた最凶最悪のウルトラ戦士・ウルトラマンベリアルが復活したのである。ウルトラの星に舞い戻ったベリアルは、宇宙警備隊員はおろかウルトラ兄弟、ウルトラの父やウルトラの母さえも蹂躙し、プラズマスパークのエネルギーコアを強奪する。エネルギー源を失ったウルトラの星は、たちまち氷結してしまった。
ベリアルを倒す方法はただひとつ。同じレイブラッド星人の遺伝子をもつ地球のレイオニクス・レイの力である。氷結を逃れたウルトラマンやウルトラセブンからの指示を受けたウルトラマンメビウスは、ZAP SPACYの面々とともに惑星デントへと赴いていたレイのもとを尋ねて協力を求めた。一度は協力を拒んだレイだったが、ウルトラ一族の真実を知ってベリアル打倒を決意。
レイを連れてウルトラの星へ戻ったヒビノミライは、ハヤタやモロボシ・ダンと合流する。だが、彼らにベリアル配下のシャプレー星人と怪獣の脅威が襲い来る。
一方、辺境の惑星K76にて、無限の可能性を秘めた新たなウルトラ戦士が誕生しようとしていた…。
登場人物
ZAP SPACY
- レイ / レイモン
- 本作の主要人物の一人。『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』及び続編『NEO』の主人公。地球人のレイオニクスである青年。ネオバトルナイザーを使用してゴモラとリトラをモンスロード(召喚)する。惑星デントでザラガスに勝利した後、ミライと共にベリアルによってプラズマスパークのコアを奪われ、氷に覆われた光の国へ向かう。
- ヒュウガ(日向 浩)
- 宇宙船・スペースペンドラゴンの船長。クルーからは常に「ボス」と呼ばれる。
- ハルナ(榛名 ジュン)
- ペンドラゴンの副船長。クルーからは常に「副長」と呼ばれる。
- クマノ(熊野 正彦)
- ペンドラゴンのエンジニア。その凄腕ぶりを見込まれ、ヒュウガからは時折「魔法使い」と呼ばれる。
- オキ(隠岐 恒一)
- ペンドラゴンのクルー。自他共に認める怪獣マニア。ウルトラマンの知識も詳しく、光の国を見た時には歓喜の声を上げた。
- ムサシ
- ZAP SPACYのエリートクルー。ペンドラゴンへ「惑星デントへ向かってほしい」と通信を入れる。
- 『ウルトラマンコスモス』の主人公である春野ムサシとは名前や外見が同じ、役者もオリジナルキャストである杉浦太陽が演じているが別人であり、コスモスには変身しない。
ウルトラ戦士
光の国がベリアルにプラズマスパーク・エネルギーコアを奪われ氷結した際、難を逃れた3戦士がエネルギー節約のために人間体となっている。共通点として背中にウルトラサインを描かれているベストを着用して、ウルトラ念力を使用する。
- ヒビノ・ミライ / ウルトラマンメビウス
- 本作の主要人物の一人。『ウルトラマンメビウス』の主人公。メビウスが地球人に変身した姿。ベリアルが光の国を襲撃した時に、ウルトラマンとセブンの言葉に従い、レイの元に飛ぶ。今までに比べて性格が大人びている。服装は『ウルトラマンタロウ』で、マン、セブン、ジャック、エースが地球にやってきた服装になっている。シャプレー星人との銃撃戦では地球の防衛時に入っていたCREW GUYSのトライガーショットを使用した。また、最終決戦時にバーニングブレイブに変身、本作に登場したウルトラ戦士で唯一タイプチェンジを行い、なおかつ劇場版でTV版に登場した強化形態に変身した初めての例となった。
- ハヤタ / ウルトラマン
- ウルトラマンが地球人に変身した姿。光の国を襲撃した宇宙人から奪った銃を連射し、シャプレー星人を撃破した。
- 前二作でのウルトラマンのマスクはAタイプだったが、本作や前日談の『ゴーストリバース』ではBタイプを意識したものになっている。
- モロボシ・ダン / ウルトラセブン
- ウルトラセブンが地球人に変身した姿。光の国を襲撃したシャプレー星人を格闘で圧倒した。セブンに変身し、怪獣墓場にてベリアル率いる怪獣軍団と満身創痍になりながらも激闘を繰り広げるが、息子であるゼロにアイスラッガーを託し、ついに力尽きてしまう。だが、戦いが終わった後復活。光の国にて息子のゼロと再会した。
- アスカ・シン / ウルトラマンダイナ
- 『ウルトラマンダイナ』の主人公。光の国のウルトラマンとは別の次元世界からやって来た。TVシリーズの最終回でのグランスフィアとの戦いで行方不明になり、遥か未来の世界に飛ばされ旅を続けていた正真正銘TVシリーズの本人。ナースとゼットン星人に襲撃されたペンドラゴンの危機を救い、ZAPクルーと共に怪獣墓場へと向かう。[5]
- その他、ウルトラマンの姿になる以前の光の国の住人が回想シーンで登場。
登場メカニック・アイテム・その他
- スペースペンドラゴン
- ZAP SPACYの大型宇宙輸送船。最高速度は不明。今作において『ウルトラマンダイナ』に登場した「ネオマキシマオーバードライブ」を搭載していた事が判明した。
- ギガバトルナイザー
- 100体の怪獣をモンスロードし、操ることができる究極のバトルナイザー。武器としても強力で、ベリアルは「ベリアルショット」、「ベリアルデスサイズ」、「ベリアルジェノサンダー」、「ベリアルウィップ」等の技を発動した。またウルトラ戦士達の攻撃を受け止める盾ともなり、ゾフィーのM87光線を散らし、ウルトラマンのスペシウム光線、ジャック、エース、80三人の合体光線もはじき返している。強大な力を秘めているため、最大限に使いこなすことができるのはベリアルとレイブラッド星人のみである。だが、最終決戦ではレイがこれを利用してベリュドラを構成する怪獣達を反抗させる事に成功させている事から、通常のレイオニクスでもある程度は扱えるようである(レイも他のレイオニクスに比べ、レイブラッド星人の遺伝子を色濃く受け継いでいたから干渉出来た可能性もあるが、特に設定はない)。最後はベリュドラの爆発と共に爆発した。
- 『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』では、このギガバトルナイザーを巡る物語が展開されている。
- ネオバトルナイザー
- レイがゴモラとリトラをモンスロードし、戦わせる際に使うバトルナイザー。ギガバトルナイザーを媒体にレイがべリュドラを構成している怪獣たちに念を送る際にも使用された。
- バトルナイザー
- レイオニクスが怪獣をモンスロードし、戦わせる際に使うアイテム。今作ではシャプレー星人が使用した。
- 宇宙牢獄
- 別名「ベリアルプリズン」。ベリアルの乱の際に、キングが破壊された街の瓦礫を凝縮して作り出した巨大なキューブ型の牢獄。他のウルトラ戦士への戒めとしてあえて光の国から視認できる位置に浮かべてある。門番として宇宙警備隊の隊員が二人一組で就いている。内部にはベリアルが収容されているほか、蟹のような生命体が群れをなして這いずり回っている。
登場ウルトラマン
ウルトラマンゼロ
- 身長:ミクロ~49m
- 体重:3万5千t、テクターギア・ゼロ装着時:4万5千t
- 飛行速度:マッハ7
- ウルトラセブンの実の息子である若きウルトラ戦士(自身はセブンの息子であるとは知らされていない。その理由及び母親の詳細は不明)で、本作の実質的な主人公。体色は上半身が青、下半身が赤を基調としており、頭部にはセブンのアイスラッガーと同型の武器「ゼロスラッガー」が2本装着されている。セブンゆずりの光線技や師であるレオから教わった宇宙拳法を駆使して戦う。
- 性格は少々荒っぽいが心の奥底には優しさもあり、岩塊に潰されそうになるピグモンを守っている。
- 過去にもっと強くなりたいという想いから(ベリアルのように)プラズマスパーク・エネルギーコアの力を手にしようとしてしまった為、セブンに止められ宇宙警備隊規律違反により追放処分を受けてしまう。
- その後、訓練用アーマー「テクターギア・ゼロ」を身に纏い、磁気嵐が吹き荒れるK76星でセブンの弟子でもあるウルトラマンレオやアストラによって鍛えられている(レオに預けたのはセブンの意思で、レオはセブンの恩返しとして預かった)。そして特訓を終えて、見守っていたウルトラマンキングから自身がセブンの息子である事を明かされ、ベリアル打倒の為にテクターギア・ゼロの封印を解除して怪獣墓場に飛んだ。
- その戦闘力は今までの修行の成果かかなり高く、彼が来るまである程度数が減っていたとは言え、ベリアルの怪獣軍団をあっと言う間に全滅させ(しかもゼットンやキングジョーブラックといった、ウルトラ戦士を苦しめた強豪を一瞬で倒している)、ウルトラ戦士を圧倒していたウルトラマンベリアルと互角に渡り合い、これを倒した。そしてベリュドラとの戦いの際に、プラズマ・スパークコアの聖なる光により真の戦士として選ばれ、その際のエネルギーでゼロツインソードを授かりベリュドラにとどめを刺した。その後、光の国で復活した父親のウルトラセブンと再会した。
- ウルトラマンフェスティバル2009のライブステージ第2部にて、テクターギア・ゼロをまとった姿でサプライズ的な初登場を果たしている。
- 初期名は「ウルトラセブンアックス」であり、全身は赤一色で企画されていた。
必殺技
- ウルトラゼロキック
- ウルトラマンレオの特訓で編み出した超キック。右足に全エネルギーを集中させて赤く燃え上がらせ、敵に飛び蹴りを叩き込む。
- レオゼロキック
- ウルトラマンレオとのダブル攻撃技。2人が空中へジャンプし、レオキックとウルトラゼロキック、2つの炎のキックを同時に目標に浴びせる。
- この際、レオキックは例外的に左足で放たれる。なお、『大怪獣バトル』のカードに描かれている絵では2人の位置が逆である。
- エメリウムスラッシュ
- ウルトラセブンのエメリウム光線の様に、額のビームランプから発射する威力抜群の光線技。ピンポイント攻撃に有効で、百発百中の命中率を誇る。
- ワイドゼロショット
- ウルトラセブンのワイドショットの様に、L字を組んだ右腕から放たれる強力光線。光線がワイドに広がるため、広範囲の敵に対して絶大な威力を発揮する。
- ゼロスラッガーアタック
- ゼロスラッガーを構えて敵陣に突入し、周囲の敵を一掃する。
- ゼロツインシュート
- ゼロスラッガーを胸部に装着することで、光刃のエネルギーを光線に転化し、広域に照射する強力光線技。
- ゼロツインソード
- ゼロスラッガーがプラズマスパーク・エネルギーコアの光を受けて三日月状の剣に変形した、ゼロ最強のアイテム。様々な剣技に加え、光線技も発動する。企画案では、弓矢の様な攻撃もあった。
- プラズマスパークスラッシュ
- ゼロ最大の必殺技。ソードを大きく横一文字に振り、プラズマスパークの光のエネルギーで敵を切り裂く。
ウルトラマンベリアル
- 身長:55m
- 体重:6万t
- 飛行速度:不明
- ウルトラの星の長い歴史の中で、唯一暗黒面に堕ちた悪のウルトラマンである[6]。また、ウルトラの星のレイオニクスで、レイブラッド星人の手により100体以上の怪獣を操れるという「ギガバトルナイザー」を与えられ、それをロッドやバズーカのような武器として扱う。ウルトラマンでありながら劇中では単体での光線技などは一度も使っておらず、行使される主な攻撃技は全てギガバトルナイザーからによるものである。
- かつてはウルトラ大戦争で活躍したウルトラの父の戦友であったが、エンペラ星人の悪の力に惹かれた事やウルトラの父が初代宇宙警備隊隊長に任命された事により、プライドを傷つけられた為に強大な力を求めるようになった。自らを強化する為プラズマスパークのコアを狙ったが、その強烈なエネルギーに耐え切れず失敗(その際、手から邪気のようなものが噴き出していた)、光の国を追放される。その後、宇宙を彷徨っている所をレイブラッド星人の強大な力によって姿を変え、邪悪なウルトラ戦士となり光の国に反旗を翻した。
- その「ベリアルの乱」の際にウルトラマンキングの手により宇宙牢獄に閉じ込められていたが、にせウルトラマンに化け、牢獄の門番を欺いて倒したザラブ星人の手によって数万年ぶりに脱獄し光の国への逆襲と全宇宙の支配を企てる。
- 本来の姿は通常のウルトラ族と同じような赤と銀を基調とした体色の姿だが、変化後は体色が黒と赤を基調としたものになり、体格は筋肉質になって、手は鋭い鉤爪状となり、 目つきは釣り上がって口も大きく裂けた凶悪な姿となっている。
- 自らを解放したザラブ星人曰く「暗黒のウルトラ戦士」「光の国が生んだ最強・最悪のウルトラマン」で、そのザラブ星人を容赦なく瞬殺し、またウルトラウーマンベスを盾にしてウルトラマンパワードのメガスペシウム光線を凌いだり、ウルトラ戦士を攻撃する際に配下の怪獣軍団の一部も平気で巻き添えにし、レイモンを暴走させてウルトラ戦士と同士討ちをさせようとするなど性格も凶悪で残酷且つ卑劣。自らの強さに絶大な自信を持ち、迎撃に駆け付けた宇宙警備隊の隊員達を「準備体操」の相手程度にしか見ていない。
- 前述のように主にギガバトルナイザーを使った攻撃技を駆使するが、自身のパワーや格闘術も相当なもので、宇宙警備隊の隊員達の光線を素手で弾き、片手でウルトラマンタロウを軽々と持ち上げ、光の国のウルトラマン達をことごとく一蹴し、終盤戦では駆け付けたウルトラマンダイナをも圧倒しかけ、ウルトラマンゼロとも互角に渡り合った。
- そしてゼロとの戦いに敗れ、ゼロツインシュートを胸に受けて溶岩に転落するも、怪獣墓場の怪獣や宇宙人などの怨念を取り込み、後記のベリュドラと化して再びウルトラマン達に襲い掛かるも、ゼロのプラズマスパークスラッシュを受け、ベリュドラに取り込まれる様に再び倒される。
- だがラストシーンでは、何処かの小惑星で倒れている彼の目に再び光が灯る映像で物語は幕を引いており、未だ滅びていない事を仄めかしている。
必殺技
下記の技は全てギガバトルナイザーから繰り出される。
- ベリアルショット
- ギガバトルナイザーから、強力な破壊光弾を発射する。
- ベリアルデスサイズ
- ギガバトルナイザーから、光線を鎌状にして発射。
- ベリアルジェノサンダー
- ギガバトルナイザーから、強力な稲妻を放つ。ギガバトルナイザーを使った技の中では最強で、その威力はウルトラ戦士達にもかなりの大ダメージを与える程。
- ベリアルウィップ
- ギガバトルナイザーから光の鞭を放って、敵を絡め取る。メビウスを縛り付けて一時的に宇宙へ追放した。
- ベリアルブラックホールサンダー
- 映画公開後、読者公募によって募集されたベリアルの技の一つ。そのため劇中では未使用。『大怪獣バトル』のカードとして雑誌の付録にもなった。
宇宙警備隊隊員・候補生
- 宇宙警備隊の隊員と候補生。赤い体の者と青い体の者がおり、胸にカラータイマーは無い。隊員にはウルトラブレスレットを装備し宇宙牢獄の門番をしている者もいる。候補生は筆頭教官であるタロウの指導の下、ウルトラコロセウムにて格闘技や光線技の訓練に明け暮れている。
光の国の市民
- 光の国で生活している一般市民。隊員や候補生同様、赤い体の者と青い体の者がおり、カラータイマーは無い。赤い体色の戦士は宇宙警備隊に所属する隊員、青い体色の戦士は宇宙科学技術局に所属する研究者だと考えられる。
ウルトラベビー
歴代のウルトラマン
ベリアル軍団に立ち向かうウルトラマン
光の国内のウルトラマン
◎は劇場版初登場のウルトラマン
- ゾフィー
- ウルトラマンジャック
- ウルトラマンエース
- ウルトラマンタロウ
- ウルトラの父 / ウルトラマンケン[3](過去のウルトラの父)
- ウルトラの母 / ウルトラウーマンマリー[3](過去のウルトラの母)
- ウルトラマン80
- ユリアン
- ウルトラマンスコット
- ウルトラマンチャック
- ウルトラウーマンベス
- ウルトラマングレート
- ウルトラマンパワード
- ウルトラマンネオス
- ウルトラセブン21
- ウルトラマンボーイ ◎
- ウルトラマンマックス ◎
- ウルトラマンゼノン ◎
- ウルトラマンヒカリ ◎
K76星で登場したウルトラマン
登場怪獣・宇宙人
ウルトラ戦士に味方する怪獣
レイモンとパートナー怪獣
ダンが召喚するカプセル怪獣
その他の味方怪獣
- 友好珍獣 ピグモン
序盤に登場する怪獣・宇宙人
ベリアルが召喚・使役する怪獣・宇宙人
本作でベリアルの配下となる怪獣軍団の大半が、怪獣墓場に漂う亡霊や魂をギガバトルナイザーとプラズマスパーク・エネルギーコアの力で実体化して蘇らせたものである。蘇った怪獣や宇宙人達の中には、これまでウルトラ戦士に倒されたものの他、かつての「ベリアルの乱」で率いられて光の国を襲撃したものも多く参加している。超全集やパンフレットでは、これらベリアル配下の怪獣・宇宙人軍団を「ベリアル軍団」とも呼称しており、劇中のベリアルは「俺の大怪獣軍団」とも呼称している。ギガバトルナイザーから召喚する際には「100体モンスロード!」と叫ぶ。
光の国でレイとミライを襲撃した使役怪獣
ベリアル配下のレイオニクスと使役怪獣
- 暗黒星人 シャプレー星人(RB)
- 用心棒怪獣 ブラックキング
宇宙空間でペンドラゴンを襲撃した配下宇宙人と使役怪獣
怪獣墓場でレイモンと直接対決した配下宇宙人
怪獣墓場でウルトラ戦士やゴモラと対決した怪獣・宇宙人軍団
- 古代怪獣 ゴメス(S)
- 宇宙忍者 バルタン星人
- 磁力怪獣 アントラー
- どくろ怪獣 レッドキング
- 地底怪獣 マグラー
- 地底怪獣 テレスドン
- 宇宙恐竜 ゼットン
- 宇宙怪獣 エレキング[8]
- 幻覚宇宙人 メトロン星人
- 分身宇宙人 ガッツ星人
- 凶暴怪獣 アーストロン
- 岩石怪獣 サドラ
- 地底怪獣 グドン
- 古代怪獣 ツインテール
- ミサイル超獣 ベロクロン
- 一角超獣 バキシム
- 蛾超獣 ドラゴリー
- 満月超獣 ルナチクス
- 火山怪鳥 バードン
- 百足怪獣 ムカデンダー
- 極悪宇宙人 テンペラー星人
- 暴君怪獣 タイラント
- 宇宙海人 バルキー星人
- 円盤生物 ノーバ
- 硫酸怪獣 ホー
- 超古代怪獣 ファイヤーゴルザ
- 奇獣 ガンQ
- フィンディッシュタイプビースト ガルベロス
- アンフィビアタイプビースト フログロス(B)
- アースロポッドタイプビースト バンピーラ
- 宇宙凶険怪獣 ケルビム
- 宇宙礫岩怪獣 グロマイト
- 巨大魚怪獣 ゾアムルチ
- 光波宇宙人 リフレクト星人
- 土塊怪獣 アングロス
- 宇宙三面魔像 ジャシュライン
- 宇宙有翼怪獣 アリゲラ
- 円盤生物 ロベルガー二世
- 宇宙ロボット キングジョーブラック
- 地獄星人 スーパーヒッポリト星人
- 海獣 キングゲスラ
- 双頭怪獣 キングパンドン
- 剛力怪獣 キングシルバゴン
- 超力怪獣 キングゴルドラス
- 実力派中堅芸人 プレッシャー星人
百体怪獣 ベリュドラ
- 身長:4000m[9]
- 体重:測定不能
- ウルトラマンベリアルと怪獣達の亡霊が合体して誕生した超巨大怪獣。巨大な悪魔のようなシルエットをしており、怪獣達が積み重なってその全身の一つ一つを構成している。異名は「百体怪獣」だが、実際にはそれ以上の怪獣が合体していて、表面に浮き出ている怪獣だけでも226体以上、さらに体内まで怪獣で埋め尽くされているという。その為、本来の総数は測定不能。『Q』~『メビウス』までのウルトラシリーズに登場した怪獣で構成されており、原作で善玉だった怪獣や、死亡していない怪獣[10]も含まれている[11]。頭頂部にはベリアル自らが鎮座しており、無数の怪獣達の怨念をまとめ上げ、その巨体を彼自身の妄執とレイブラッド星人から受け継いだレイオニクスの因子によって操っている。合体している怪獣達にも意思があり、近づくウルトラ戦士にしがみ付くなどして攻撃する。必殺技は全身の怪獣部位から全怪獣や宇宙人達の力を解き放って広範囲に放つ光線『ベリュドラインフェルノ』。
- アストラの打撃攻撃やダイナ・フラッシュタイプのソルジェント光線を受け付けずウルトラ戦士達を苦しめたが、激闘の末に打ち捨てられていたギガバトルナイザーにレイが自身のネオバトルナイザーを用いてベリュドラを構成する怪獣達に念を送った事で、怪獣達が反抗した為に動きが鈍り、形勢が逆転。最後はEXゴモラのEX超振動波、ZAPのペンドラゴンのぺダニウムランチャー、初代ウルトラマンのウルトラスラッシュ、レオ兄弟のウルトラダブルフラッシャー、メビウスバーニングブレイブのバーニングメビュームダイナマイト、ダイナ・フラッシュタイプのソルジェント光線、そしてゼロのプラズマスパークスラッシュの一斉攻撃を受けて、その身体を構成していた怪獣達もろとも大爆発を起こして消滅した。
- 劇中は名前では呼ばれず、単に「怪物」と呼ばれた。
- 古代怪獣 ゴメス
- 火星怪獣 ナメゴン
- 冷凍怪獣 ペギラ
- 大亀 ガメロン
- 岩石怪獣 ゴルゴス
- モグラ怪獣 モングラー
- 大グモ タランチュラ
- 風船怪獣 バルンガ
- 隕石怪獣 ガラモン
- 隕石怪獣 ガラモン(逆襲版)
- 地底怪獣 パゴス
- 誘拐怪人 ケムール人
- 海底原人 ラゴン
- 巨人
- 貝獣 ゴーガ
- 悪魔ッ子 リリー
- 深海怪獣 ピーター
- 四次元怪獣 トドラ
- オイル怪獣 クラプトン
- 主役怪獣 ベムラー
- 宇宙怪獣 ベムラー
- 宇宙忍者 バルタン星人
- 透明怪獣 ネロンガ
- 怪奇植物 グリーンモンス
- 磁力怪獣 アントラー
- どくろ怪獣 レッドキング
- 地底怪獣 マグラー
- ウラン怪獣 ガボラ
- 脳波怪獣 ギャンゴ
- ミイラ怪獣 ドドンゴ
- 油獣 ペスター
- 汐吹き怪獣 ガマクジラ
- 二次元怪獣 ガヴァドン(A・B)
- 宇宙忍者 バルタン星人(二代目)
- 四次元怪獣 ブルトン
- 凶悪宇宙人 ザラブ星人
- 青色発泡怪獣 アボラス
- 赤色火焔怪獣 バニラ
- 毒ガス怪獣 ケムラー
- 地底怪獣 テレスドン
- 棲星怪獣 ジャミラ
- 深海怪獣 グビラ
- 冷凍怪獣 ギガス
- 彗星怪獣 ドラコ
- 三面怪人 ダダ
- 黄金怪獣 ゴルドン
- 伝説怪獣 ウー
- 吸血植物 ケロニア
- 灼熱怪獣 ザンボラー
- メガトン怪獣 スカイドン
- 亡霊怪獣 シーボーズ
- 変身怪獣 ザラガス
- 光熱怪獣 キーラ
- 宇宙恐竜 ゼットン
- 生物X ワイアール星人
- 宇宙怪獣 エレキング
- 変身怪人 ピット星人
- 反重力宇宙人 ゴドラ星人
- 宇宙蝦人間 ビラ星人
- 放浪宇宙人 ペガッサ星人
- 火炎怪人 キュラソ星人
- 幻覚宇宙人 メトロン星人
- 頭脳星人 チブル星人
- 異次元宇宙人 イカルス星人
- 宇宙竜 ナース
- 宇宙鳥人 アイロス星人
- 宇宙ロボット キングジョー
- 岩石宇宙人 アンノン
- 地底ロボット ユートム
- 音波怪人 ベル星人
- 宇宙蜘蛛 グモンガ
- 宇宙帝王 バド星人
- 核怪獣 ギラドラス
- 宇宙怪人 ブラコ星人
- 猛毒怪獣 ガブラ
- 凍結怪獣 ガンダー
- 再生怪獣 ギエロン星獣
- 甲冑星人 ボーグ星人
- 宇宙スパイ プロテ星人
- プラスチック怪人 プラチク星人
- メカニズム怪獣 リッガー
- 発泡怪獣 ダンカン
- 月怪獣 ペテロ
- 催眠宇宙人 ペガ星人
- 分身宇宙人 ガッツ星人
- 豪力怪獣 アロン
- 蛸怪獣 ガイロス
- サイケ宇宙人 ペロリンガ星人
- 集団宇宙人 フック星人
- 双頭怪獣 パンドン
- オイル怪獣 タッコング
- ヘドロ怪獣 ザザーン
- 岩石怪獣 サドラ
- 地底怪獣 デットン
- 古代怪獣 キングザウルス三世
- 地底怪獣 グドン
- 古代怪獣 ツインテール
- 透明怪獣 ゴルバゴス
- 爆弾怪獣 ゴーストロン
- 古代怪獣 ダンガー
- 化石怪獣 ステゴン
- 毒ガス怪獣 モグネズン
- 音波怪獣 シュガロン
- 竜巻怪獣 シーゴラス
- 吸電怪獣 エレドータス
- 宇宙大怪獣 ベムスター
- 忍者怪獣 サータン
- 磁力怪獣 マグネドン
- 電波怪獣 ビーコン
- カニ座怪獣 ザニカ
- 昆虫怪獣 ノコギリン
- 八つ切り怪獣 グロンケン
- 台風怪獣 バリケーン
- やどかり怪獣 ヤドカリン
- 水牛怪獣 オクスター
- 囮怪獣 プルーマ
- 巨大魚怪獣 ムルチ
- 合成怪獣 レオゴン
- 光怪獣 プリズ魔
- 暗殺宇宙人 ナックル星人
- 用心棒怪獣 ブラックキング
- 雪男星人 バルダック星人
- 雪女怪獣 スノーゴン
- 冷凍怪人 ブラック星人
- ロボット怪獣 ビルガモ
- 魔神怪獣 コダイゴン
- 発砲怪人 グロテス星人
- 燐光怪獣 グラナダス
- 宇宙牛人 ケンタウルス星人
- ひとだま怪獣 フェミゴン
- なまけ怪獣 ヤメタランス
- 宇宙怪人 ササヒラー
- 原始地底人 キング・ボックル
- ミサイル超獣 ベロクロン
- 古代超獣 カメレキング
- 一角超獣 バキシム
- 怪魚超獣 ガラン
- 大蟻超獣 アリブンタ
- 地底エージェント ギロン人
- 変身超獣 ブロッケン
- 蛾超獣 ドラゴリー
- 幻覚宇宙人 メトロン星人Jr.
- 忍者超獣 ガマス
- 変身怪人 アンチラ星人
- くの一超獣 ユニタング
- さぼてん超獣 サボテンダー
- 殺し屋超獣 バラバ
- 異次元超人 エースキラー
- 河童超獣 キングガッパー
- 暗黒超獣 ブラックサタン
- 地獄星人 ヒッポリト星人
- 貘超獣 バクタリ
- 虹超獣 カイテイガガン
- 騒音超獣 サウンドギラー
- 獅子超獣 シシゴラン
- 氷超獣 アイスロン
- ガス超獣 ガスゲゴン
- 信号超獣 シグナリオン
- 宇宙大怪獣 アストロモンス
- 液体大怪獣 コスモリキッド
- 再生怪獣 ライブキング
- 大亀怪獣 キングトータス
- なめくじ怪獣 ジレンマ
- 大ダコ怪獣 タガール
- 海象怪獣 デッパラス
- 火山怪鳥 バードン
- しんきろう怪獣 ロードラ
- 百足怪獣 ムカデンダー
- 悪質宇宙人 メフィラス星人(二代目)
- 木枯し怪獣 グロン
- 極悪宇宙人 テンペラー星人
- 目つぶし星人 カタン星人
- 緑色宇宙人 テロリスト星人
- うす怪獣 モチロン
- 酔っぱらい怪獣 ベロン
- 海獣 サメクジラ
- 宇宙海人 バルキー星人
- サーベル暴君 マグマ星人
- 双子怪獣 ブラックギラス
- 双子怪獣 レッドギラス
- 奇怪宇宙人 ツルク星人
- 植物怪獣 ケンドロス
- 暴れん坊怪獣 ベキラ
- 宇宙星獣 ギロ
- さすらい怪獣 ロン
- 風船怪獣 バンゴ
- 透明宇宙人 バイブ星人
- さそり怪獣 アンタレス
- 分身宇宙人 フリップ星人
- 弟怪獣 リットル
- ロボット怪獣 ガメロット
- 鬼怪獣 オニオン
- 超能力星人 ウリンガ
- 宇宙悪霊 アクマニア星人
- わんぱく怪獣 タイショー
- 暗黒星人 ババルウ星人
- 円盤生物 アブソーバ
- 円盤生物 デモス
- 円盤生物 ブリザード
- 円盤生物 ブラックテリナ
- 円盤生物 サタンモア
- 円盤生物 ノーバ
- 円盤生物 ブラックエンド
- 雲怪獣 レッドスモーギ
- 硫酸怪獣 ホー
- 人間怪獣 ラブラス
- 吸血怪獣 ギマイラ
- 残酷怪獣 ガモス
- 巨大化怪獣 ゲラ
- 侵略怪獣 ザタンシルバー
- 植物もどき怪獣 ゾラ
- 冷凍怪獣 マーゴドン
- 風魔神 デガンジャ
- 青色発泡怪獣 パワードアボラス
- 超古代怪獣 ゴルザ
- 岩石怪獣 ガクマβ
- 変形怪獣 ガゾート
- 悪質宇宙人 レギュラン星人
- バリヤー怪獣 ガギ
- 寄生怪獣 マグニア
- 強酸怪獣 リトマルス
- 妖怪 オビコ
- 超力怪獣 ゴルドラス
- 邪神 ガタノゾーア
- 奇獣 ガンQ
- 超空間共生怪獣 アネモス
- 地帝大怪獣 ミズノエノリュウ
- 甲殻怪地底獣 ゾンネル
- 双頭合成獣 ネオパンドン
- 脳魂宇宙人 ザム星人
- 合体恐竜 キングダイナス
- インビジブルタイプビースト ゴルゴレム
- 岩石怪獣 サドラ(メビウス版)
- 宇宙剣豪 ザムシャー
- 策謀宇宙人 デスレム
- 冷凍星人 グローザム
- ウルトラマンベリアル
究極生命体 レイブラッド星人
- 大怪獣バトルシリーズにおける黒幕宇宙人。回想シーンに登場し、ベリアルと強制的に融合して悪のウルトラ戦士へと変えた後、彼にギガバトルナイザーを授けた。
キャスト
- レイ / レイモン(声):南翔太
- ハルナ:上良早紀
- オキ:八戸亮
- クマノ:俊藤光利
- ヒュウガ:小西博之
- ムサシ:杉浦太陽
- ヒビノ ミライ / ウルトラマンメビウス(声):五十嵐隼士
- ハヤタ / ウルトラマン(声):黒部進
- モロボシ・ダン / ウルトラセブン(声):森次晃嗣
- アスカ・シン / ウルトラマンダイナ(声):つるの剛士
- 光の国の住人:内山まもる、古谷敏
- プレッシャー星人:岡村隆史(ナインティナイン)
声の出演
- ウルトラマンゼロ:宮野真守
- ゾフィー:田中秀幸
- ウルトラマンジャック:団時朗
- ウルトラマンエース:高峰圭二
- ウルトラマンタロウ:石丸博也
- ウルトラマンレオ:真夏竜
- ウルトラマン80:山本修
- ウルトラマンヒカリ:難波圭一
- ウルトラの父:西岡徳馬
- ウルトラの母:長谷川理恵
- ウルトラマンキング:小泉純一郎
- バトルナイザー音声:堀秀行
- ウルトラマンベリアル:宮迫博之(雨上がり決死隊)
- ザラブ星人 / にせウルトラマン:青野武
- ゼットン星人:永倉大輔
- シャプレー星人(RB):川下大洋
- レイブラッド星人:蝶野正洋
- ナレーション:矢島正明
- その他のウルトラマン(アストラ、ウルトラマンボーイ)、宇宙人:松村幸洋、宮坂俊蔵、外村茉莉子、平尾陽子、井上雄之介、大坪孝充、中窪晋也、森田健一郎、佐々木華曜子、脇坂晴菜
スーツアクター
- ウルトラマンゼロ、ゾフィー、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンパワード、ウルトラマンマックス、ウルトラマンメビウス:大西雅樹
- ウルトラマンベリアル、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ゴモラ、ダダ、ババルウ星人:岩上弘数
- ウルトラマン、ウルトラマンエース、レイモン:猪又浩之
- ウルトラの母、ユリアン、ウルトラウーマンベス:山下純
- ウルトラマンキング:伊藤慎
- ピグモン:こしげなみへい
スタッフ
- 監督:坂本浩一
- アクション監督:野口彰宏
- 脚本:岡部淳也、樫原辰郎、小林雄次
- 音楽:マイケル・バータ
- 美術:大澤哲三
- 撮影:古谷巧
- プロデューサー、ビジュアルスーパーバイザー:岡部淳也
- 造形・VFX:ビルドアップ
- 製作プロデューサー:岡川晃基
- VFXプロデューサー:桑原崇
- VFXディレクター:子安肇
- 特殊造形プロデューサー:潤淵隆文
- 特殊造形:品田冬樹、高橋勇也
- キャラクターデザイン:後藤正行、木谷太士朗
- 製作:円谷プロダクション、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」製作委員会(円谷プロダクション、バンダイ、バンダイビジュアル、バンダイナムコゲームス、電通、電通テック、小学館、dwango、TYO、ワーナー・ブラザース映画)
主題歌
- 『星のように…』 歌:MISIA
- MISIAが設立した『Child AFRICA』の特別サポーターにウルトラマンが就任したことにがきっかけとなり主題歌起用が実現。今後も『星空の警備隊』を結成し活動していく予定。
- プロモーションビデオには初代ウルトラマンが登場。小学校校庭に横たわるウルトラマンを発見した小学生たちが自作の風力発電機を使ってカラータイマーに光を充てて復活させようとする。また、ピグモン、ダダ、メトロン星人が学校から子供達の様子を覗いており、歌のイメージにバルタン星人、アーストロン、ベムスターも出演している。円谷プロの社長である大岡新一が自らカメラを回した。
- シングルカップリングにはウルトラマンの声が収録されたRemix.verも収録。初回生産限定盤には全長24cmの初代ウルトラマン・ゴールドフィギュア付。
関連映像
マナーCM
- 本作でも『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に続いてオリジナルのマナーCMが製作されている。内容は、光の国のとある劇場にて映画を見ているウルトラマンやベリアルたちが、お互いのマナー違反を光線を放って注意をうながすというもの。CM内では注意文のほか、「光線もおやめください!」というメッセージも表示されている。DVD・ブルーレイの映像特典として収録されているほか、ニコニコ動画やYouTubeに開設されている円谷プロの公式チャンネルでも配信されている。
Web動画
『今週の俺様』(こんしゅうのおれさま)は、映画特設ページ『ベリアルの最強ルーム』[12]でニコニコ動画にベリアル自身が配信している(という設定の)ショートムービー。ベリアル自身が登場して、ニコニコ動画をチェックしたり携帯電話をかけたりしている。4話ではマスコットキャラ「ニワンゴ」と共演。5話は「プロデューサー岡部の逆鱗に触れ」1日で削除されている(その後、番外編にて岡部Pはベリアルにより消されている)。
ニワンゴは映画本編にも登場しており、正解者先着10名にプレゼントが贈られるクイズが実施された。しかし、かなり解り辛いシーン[13]に登場しているため、正解者が10人に達したのは公開11日目だった。クイズの賞品は岡部Pが番外編でもらってきた(という設定の)ベリアルのソフビフィギュア(ベリアルサイン入り)。
- 配信リスト
話数 | サブタイトル | 再生時間 | 配信日 |
---|---|---|---|
vol.1 | ニコニコ鑑賞中 | 54秒 | 2009年10月20日配信 |
vol.2 | 俺様のサイト更新中 | 44秒 | 2009年10月27日配信 |
vol.3 | 携帯電話 | 32秒 | 2009年11月4日配信 |
vol.4 | ニワンゴぼん | 20秒 | 2009年11月10日配信 |
vol.5 | ベリアル式 悪の笑い方講座 | 1分10秒 | 2009年11月17日配信 2009年11月18日削除 |
番外 | クイズニワンゴを探せ! | 1分23秒 | 2009年12月9日配信 |
番組出演
- 『オレたち!クイズMAN』(TBS、2009年11月15日放送分)
- 高田延彦がクイズMAN(出題者)として「ウルトラマンから学ぶ男の生きざまクイズ」を出題。本作のPRを兼ねてウルトラマン、セブン、ジャック、タロウ、ゼロ、バルタン星人が登場した。
- 『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ、2009年12月5日放送分)
- ナインティナインの岡村扮するプレッシャー星人が映画出演をかけた怪獣オーディションに参加し、本作に登場する一部の怪獣達と共に、玉乗りやダンスに挑戦した。オーディションには加藤浩次扮するちょうちんアンコウやベリアル、ウルトラマン、セブン、ゼロ、ウルトラの父、ウルトラの母、タロウも駆けつけ、ムサシ役の杉浦、アスカ役のつるの、ベリアル(声)役の宮迫も出演した。プレッシャー星人も含めてオーディションに参加した怪獣たちは全員合格[14]したが、やる気のない態度だったカネゴンのみ、オーディション開始の前に落とされ帰ってしまった。プレッシャー星人は合格した後「カネゴンも出演させてあげてほしい」と頼んだが監督はOKしなかった。
- 後にマグマ星人が円谷プロ公式サイトのエイプリルフールネタにて、このオーディションはやらせでカネゴンが脱落したのは「他の仕事があるから」と暴露しているが、真相は不明。
- 『シネ通!』(テレビ東京、2009年12月5日放送分)
- スペシャルゲストとしてセブンが登場した。
- 『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ、2009年12月7日放送分)
- 冒頭にセブンとゼロ、バルタン星人とメトロン星人が登場。ビートたけし扮するウルトラーメンも乱入した。
- 『ピラメキーノ』(テレビ東京、2009年12月14日放送分)
- 本作のPRとしてレイ役の南とゼロが出演した。
- 『SmaSTATION!!』(テレビ朝日、2009年12月19日放送分)
- ロンドンブーツ1号2号をゲストに迎え、特別企画として「ウルトラマン 9のヒミツ」と題した特集を放送した。
- この他にローカル番組への出演もあり、『ちちんぷいぷい』(毎日放送、2009年11月27日放送分)にゼロが、『かんさい情報ネットten!』(読売テレビ、2009年11月27日放送分)・『水野真紀の魔法のレストラン』(毎日放送、2009年12月2日放送分)に南とウルトラマンが、『花咲かタイムズ』(中部日本放送、2009年11月28日放送分)に南とセブンが宣伝のため出演している。
DVD
2010年4月23日発売。
- 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 通常版(ブルーレイあり)』
- 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE メモリアルボックス(ブルーレイなし)』
ゲーム
- 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 デジタルピンボール』
- iPhone / iPod touch用ピンボールゲームで、マルチボールでプレイフィールドの絵が変わる。監修:KAZe、開発:ビサイド。
脚注
- ^ 詳細は大怪獣バトル#世界観を参照。
- ^ バラエティ色の強い『新世紀ウルトラマン伝説』シリーズを別とする。
- ^ a b c 元ネタは日産・スカイライン1972年CM『ケンとメリーのスカイライン』から。パンフレット記述より。
ウルトラマンケン及びウルトラウーマンマリーの名称は角川書店の「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE Visual File」と、小学館の「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 超全集」より。 - ^ 劇場版の製作や他の映画の出演がなかったウルトラマンマックスや、劇場版には登場しなかったウルトラマンヒカリなど。
- ^ 企画当初は前作『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に登場したウルトラマンティガとウルトラマンガイアと共に登場する案も挙がっていた。
- ^ 悪のウルトラマンはこれまでにも登場し、イーヴィルティガのような悪役に徹した本物のウルトラマンの前例もあったが、映像作品で「悪のM78星雲人」が登場するのは今回が初である。映像作品に限らなければ、かたおか徹治の『ウルトラ兄弟物語』の新宇宙警備隊やサンダーアローなどがM78星雲のウルトラマンとして、M78星雲に限らなければ『ザ☆ウルトラマン』のヘラー軍団が映像作品としてベリアル以前にも存在している。
- ^ 本作のダイナの時系列は、テレビシリーズ『ウルトラマンダイナ』の最終話の後日談とされている。
- ^ レイのパートナーだったエレキングとは別個体。
- ^ 数値が具体的に表記されているウルトラシリーズの怪獣としては、『ウルトラマンダイナ』に登場したグランスフィア(1万2756キロメートル)に次ぐ大きさを誇る。
- ^ 本編で死亡していない怪獣でもその後何らかの理由で死亡、もしくは『帰ってきたウルトラマン』の再生シーゴラスのように別個体として死亡しているとの考え方もできる。
- ^ 映像作品に登場した怪獣以外にも、『ウルトラQ』の未使用シナリオで登場予定だったオイル怪獣クラプトン、『ウルトラマン』の初期案「科学特捜隊ベムラー」の主役怪獣ベムラー等、実際に映像作品に登場する事の無かった怪獣も含まれている。またガラモン、アボラス、メトロン星人など、別々のエピソードや作品単位で複数個体が登場した怪獣については、2体ずつ別の所に構成されている怪獣も一部いる。なお、善玉怪獣等も含まれているのはギガバトルナイザーによって強制的に操られているという設定がある為。
- ^ 2009年9月24日より『ベリアルの(真)最強ルーム』にリニューアル。更に10月20日より『The strongest room of ULTRAMAN BELIAL』にリニューアル。12月3日には『THE STRONGEST ROOM OF ULTRAMAN BELIAL』に最終リニューアルした。サイト内では『(▼皿▼)』や『v(▼ω▼メ)ゞ』『( ▼艸▼)』など独自のベリアル顔文字も生み出している。2010年2月頃に「もう飽きた、そろそろ終わりだ」とのコメントを残して閉鎖(次回更新未定)。
- ^ ゼットン星人が倒されたシーンの後ろの壁の場所。
- ^ メフィラス星人とメビウスキラーのみ、本作ではなく前日談の『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』の方で登場している。