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青山杉雨

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青山 杉雨(あおやま さんう、1912年6月6日 - 1993年2月13日)は、書家愛知県葉栗郡草井村大字村久野(現・江南市)生まれ。本名・文雄。

業績

篆書隷書古文等の書体研究。また清朝の書体より新しい表現方式を生み出す。

略歴

東京向島へ上京し、同郷の書家である大池晴嵐(せいらん)に師事する。1942年から、西川寧の指導を受ける。

1945年横須賀海兵団に入営。

1955年大東文化大学講師となる。以後、1959年より教授となる。1986年まで。

日展常務理事。1966年日本芸術院賞受賞、1983年日本芸術院会員。

1988年文化功労者1992年文化勲章受章。

著書

  • 『青山杉雨書法』(1976年)
  • 『中国書法名蹟』(1979年)
  • 『書の実相 中国書道史話』(1982年)
  • 『江南遊 中国文人風土記』(1983年)
  • 『明清書道図説』(1986年)
  • 『文字性霊』(1991年)
  • 『青山杉雨作品』(1994年)
  • 『青山杉雨文集』(2005年)

関連項目