コンテンツにスキップ

水曜どうでしょうの企画 (2003年以降)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。子パンダ (会話 | 投稿記録) による 2010年6月22日 (火) 12:11個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

水曜どうでしょう > 水曜どうでしょうの企画 > 水曜どうでしょうの企画 (2003年以降)

水曜どうでしょうの企画 (2003年以降)では、北海道テレビ放送制作のバラエティ深夜番組水曜どうでしょう』で放送された企画の中から、レギュラー放送終了後の2003年以降に「新作」として放送された企画について述べる。企画名については番組内で多数の呼び方がある企画があるが、DVD作品のタイトルを正式タイトルとする。尚、表記されている放送日時はHTBでの放送日時となる。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


レギュラー終了後の企画について

2002年9月の「原付ベトナム縦断」でレギュラー放送は終了したが、その後1年に1作のペースで新作が放送されている。03年はDVD宣伝特番として2本短編が放送され、04年からは本格的復活作が放送された。なお、2008年は開局40周年記念ドラマ『歓喜の歌』の制作(藤村が演出、嬉野がプロデューサー、大泉が主演)に充てたため新作はなかった。

「6年間の事件簿」、「プチ復活」、「ジャングル・リベンジ」の三作品は2005年9月21日に発売されたDVD第6弾に、「激闘!西表島」はDVD第8弾収録されている。尚HTB以外でも「どうでしょうリターンズ」または「水曜どうでしょうClassic」を放送されているテレビ局でも随時新作を放送している。

6年間の事件簿! 今語る!あの日!あの時!

  • 2003年1月15日放送、全1夜。
  • DVD第6弾『ジャングル・リベンジ/6年間の事件簿! 今語る!あの日!あの時!/プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅』に収録。

DVD第1弾発売記念として放送された総集編。1時間特番であり「-リターンズ」「-Classic」での放送は無い。どうでしょう6年間の放送から特に面白かったサイコロ3「ヘリ事件」、ヨーロッパ・リベンジ「ドイツ・テント事件」、シェフ大泉・夏野菜スペシャル「パイ事件」の各シーンを再編集して放送。それぞれに対して感想などを言っていることから、現在のDVD副音声の雰囲気が近い。また、DVD第1弾である「原付ベトナム縦断1800km」の見所も紹介。

CM明けごとにタレント陣の衣装が変わっている。大泉洋は扮装に対して多少の戸惑いがあったが、鈴井貴之が張り切って扮装する姿を見てその気持ちを口にできなかった。

プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅

  • 2003年5月21日放送、全1夜。
  • DVD第6弾『ジャングル・リベンジ/6年間の事件簿! 今語る!あの日!あの時!/プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅』に収録。

DVD・写真集など発売記念特番として放送の1時間スペシャル。CMごとにDVDと写真集についての宣伝が繰り返されている。

「原付西日本」の際に訪れた姫だるま工房から「姫だるまの赤ちゃんができたので送ります」という連絡を受け、「それならこちらから迎えに行きます」と、きついスケジュールにいきなり穴をあけられ(大泉は朝から『ドラバラ鈴井の巣』のロケ、『GOLGOLGO』生放送直後の上に『おにぎりあたためますか』のロケをどけられ、鈴井はオーディションの最中であった)不満の二人を連れて大分県竹田市まで旅をする企画。車中では主に思い出話に花が咲き、ここでの大泉の発言から「ミスターのいいじゃないか!運動」が誕生した。

約1年ぶりのロケのため、鈴井・大泉は番組の感覚を忘れており、藤村Dカーナビの設定を間違え、嬉野Dはカメラ固定用の一脚を忘れてロケに来ていた。なお、D陣は旅の途中、機材やロケのセッティングが余りにも鈴井に頼りっきりだったため、それを見た大泉から「ミスターはアズビー(ロケコーディネート会社)じゃねえんだぞ!」と突っ込まれている。ただし、その頼りにされていた鈴井も移動する狭い車中では大泉にダルマを無責任気味に預け、大泉は困惑している。

また、竹田市が大分県という事から行き帰りとも大分空港を利用したが、訪れた姫だるま工房からは「(熊本県の)熊本空港の方が大分空港より近いんですけど…」と言われ、藤村Dは案の定、大泉から「なんで事前によく確認しないんだ」とお説教された。帰りの便も大分空港発の便を予約済であり、レンタカーの返却もあるために予定変更はできなかった。片道2時間もかけて現場に入ったこともあり、カーナビの設定を間違えて山道を走らされた大泉は、言うまでもなく車に酔った。

ジャングル・リベンジ

  • 2004年5月26日 - 7月7日放送、全7夜。
  • DVD第6弾『ジャングル・リベンジ/6年間の事件簿! 今語る! あの日! あの時!/プチ復活! 思い出のロケ地を訪ねる小さな旅』に収録。

藤村Dが企画会議において「もう一回ジャングルは嫌だよね」と発言したことをきっかけとした企画。建前として1998年に行われた「マレーシア・ジャングル探検」でおきた事件の真相を知るために、再びマレーシアのジャングル奥地へと潜入する、という名目だったが本当のところは「ただ大泉くんのビックリした顔が見たかっただけ」とのこと。全7回。ロケ終了段階での仮称は「激痛」だった。

  • 冒頭、大泉には「シンガポールでサッカー観戦をした後に、陸路でアンコールワットに行く」という騙しの企画が伝えられる。大泉はサッカーについてはサッカーファンである鈴井がいつか海外でのW杯予選を観たいと希望していたことを知っていたため、全く疑わなかった。そして実際に2004年3月31日ジャラン・バサールスタジアムにてW杯1次予選・シンガポール対日本戦を観戦した。試合の風景は映っていないが、高原直泰の前半のゴール・藤田俊哉の後半決勝ゴールで歓喜する様子、シンガポール代表・インドラの後半同点ゴールのありえないという様子など、どうでしょう陣の応援する姿が第1夜で放送された。
  • 一行は列車でクアラルンプールに移動し、「マレーシア・ジャングル探検」の際に泊まったホテルに「偶然」を装って宿泊、そこで「マレーシア・ジャングル探検」の思い出を語る。その中で大泉に旅の本当の目的地を告げられる。
  • ちなみに、大泉には「今まで過酷な旅をしてきたから、最近忙しい君を労わって今回はリラックスした旅をしよう」という趣旨をメールで伝えたところ大泉が大変感激したとされている。しかし、結局誕生日にジャングルを11キロ歩かされる羽目となり「君たちは喜んだ僕を見て心の中では笑っていたのか」と大変憤慨した。さらに、大泉がミュージックステーションに(「本日のスープ(大泉洋 with STARDUST REVUE)」として)出演する前にはすでに決まっていた。藤村Dは、最初の3日間はゆっくり休んだじゃないかと思いながらも、この旅の最中に31歳の誕生日を迎えていた大泉には、少し悪いことをしたと思っているそうである。


激闘!西表島

西表島で「むし追い祭り」をしようという企画。これは、ジャングルリベンジのロケ中での大泉の「俺は闘牛をやってみたい」「牛追い祭りなんて良いね」との発言を受けてスペインの「牛追い祭り」(サン・フェルミン祭)を視察したディレクター陣がそれで満足してしまったことと、今回こそリラックスした旅をしようと遊び目的で西表島ロケを企画したためである。

2005年7月12日にHTB駐車場で行われた企画発表では、牛追い祭りのシーズンであることに加え赤いスカーフに牛追い祭りのシャツを着た鈴井、牛の角の形にしか見えないフリップ、そしてなぜかいるonちゃん(安田さん)などを見た大泉が極度の緊張に襲われる(しかも前年には「どうでしょう本」でのロケハン特集で完全に乗せられていた)。しかし、発表された企画は「うし追い祭り」ではなく「むし追い祭り」であった。見事に大泉は完全に騙され、放送を見ていたほとんどの視聴者までもが1年間騙されるという、番組史上最大規模の騙しが成功した。放送では触れられていないが安田も騙された(大泉同様パスポートを持ってきた)。余談だが、ミスターはこの企画の撮影のために留学先の韓国からスケジュールを押さえた上で一時帰国していた。

西表島では、現地コーディネーターのロビンソンの「虫はつまらない」という一言で「むし追い祭り」という当初の企画は破綻し、ロビンソンが紹介する西表島の魅力をたっぷりと紹介する企画に変更され、魚獲り・ヤシガニ獲り・大うなぎ獲りと大うなぎを釣るための餌となるカエル獲り・テナガエビ釣り・魚釣りなど西表の自然を思いっきりお見舞いされる結果となった。これは、そもそもが遊び目的であったため企画が定まっていなかったことによる。

企画内容

「釣りバカシリーズ」とほぼ同じ形で行われた。特に2002年放送「24時間耐久屋久島釣りバカ グランドチャンピオン大会」に近い(グランドチャンピオン大会はチーム戦で主審は藤村D、西表島は個人戦で主審がロビンソンであること。それ以外はルール上、実質同じと考えてよい)。今までの釣りバカシリーズとの相違点は、事前に計画していたことが行われたか行われていないかの違いである。

前述の通り計画が破綻したため厳密にルールが存在するわけではないが、各ラウンド共通のルール(暗黙のものも含む)を列挙すると

  1. 優勝者にはムシオイキング(ムシキングのパロディーと思われる)の称号が与えられる。これまでの優勝特典のようなものは存在しない。
  2. 各ラウンドの得点はロビンソンと藤村Dが決める。ロビンソンの判断が優先される。
  3. ラウンド会場、試合時間はすべてロビンソン、藤村Dによって決められるが、ロビンソンの判断が最優先される。
  4. 食す目的のもの以外の獲れたものは基本的にリリースをする(特に天然記念物は許可なく持ち帰る事自体が法律違反となるため、必ず)。

青タイツ(鈴井)・茶タイツ(大泉)・黄タイツ(安田)によるトリオが前枠・後枠でシリーズ化された。また、企画の後半になってくると大泉のやる気がまったく見られない事がわかる。


ヨーロッパ20ヵ国完全制覇 〜完結編〜

1997年『ヨーロッパ21ヵ国完全制覇』および1999年『ヨーロッパ・リベンジ ~美しき国々の人間破壊~』において周り切れなかったバチカン市国サン・マリノポルトガルを周りきる企画。訪れていない国にアイルランドも含まれるが、地理的に離れすぎていることを理由に省かれることとなり、タイトルも21ヵ国から20ヵ国へと変更された。仮タイトルは「2007年新春スペシャル!2006年最新作!真冬に見る!夏の思い出!」

1997年の「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」の開始日からちょうど9年経った2006年8月22日に札幌HTB前から出発。これまでの「ヨーロッパ」シリーズはフランス凱旋門前からのスタートであったが、バチカン市国への入国を果たすべくイタリアローマからのスタートとなった。

バチカン市国への入国後、ローマでレンタカーを借りサン・マリノ、フランス・スペインを横断してポルトガルにあるユーラシア大陸最西端のロカ岬を目指した。


事前会議

2006年2月6日CREATIVE OFFICE CUE社内にて鈴井、嬉野、藤村による2006年の最新作についての会議が行われ、無事2006年の企画が決定した。今年は番組開始10周年ということで、5周年以来の記念式典が行われることも予想されているが、大泉に対しては「スケジュール以外の企画に対する質疑」を行うことを禁止するとD陣は発表した。これに対し、大泉はCREATIVE OFFICE CUEのサイト内において「企画会議に参加させて欲しい」と申し出たものの、「大泉のビックリした顔」を期待するD陣に拒否されている。

また、この2006年新作に合わせ藤村ディレクターはフジテレビジョン系ドラマ「小早川伸木の恋」出演の為に役作りとして髪型をストレートに変えていた大泉を元のパーマをかけたもじゃもじゃの髪形にロケ実施までに戻せと命令。藤村ディレクター曰く「戻さなければカツラをかぶってロケを行う」と言っている。

旅へ

2006年8月22日の水曜どうでしょう公式ホームページの日記内で「しばらく旅にでます。留守をよろしく」とに書いてあり、また鈴井貴之が書いている社長室日記(CREATIVE OFFICE CUEホームページ内)にも「しばらく社長室を空けます。」と12:00に書いてあるため、この日から最新作の収録に出たと思われる。

なお、事前会議の項にある髪型の問題はドラマの撮影から数ヶ月経っているので特別、問題にならないと思われる。(ドラマ撮影から新作撮影までにDVDの副音声で藤村D、大泉の共演があったものの、髪型について、指摘されていないためである。)

書き込みの経緯

今回の旅では特筆することとして、出発後、以下の時間(日本時間)に出演者による書き込みが行われている。ちなみに前回の西表島では藤村Dの「しばらく旅に出ます」のみであった。当然ながら、書き込みには企画内容、場所はあまり記載されていない。しかし、旅を終えて初めての公式サイトの日記の更新は、藤村Dは「海外へ行ってきた」と情報を一部公開した。(おそらく意図的に公表したものである)これ以上の情報は一切不明である。

8月22日4:59(藤村)

8月22日12:00(鈴井)

8月23日8:05(大泉)「只今久しぶりの旅ををしております」「けっこうな長旅になりそうです。」などと記載。

8月25日14:52(鈴井)「元気です。」

8月25日15:51(大泉)安田のドラマについて言及。

8月31日9:43(大泉)東京タワーの再撮の内容や未だにどうでしょうの企画を行っていること、さらには音尾琢真の日記に対するコメントなどを書き添える。

9月1日17:41(大泉)ロケ中に確認される最後の書き込み。森崎の長台詞について「旅の途中もその話題で持ち切りでしたよ。」と記載、ロケ自体は終了し帰札途中とも受け取れる。

9月4日1:43(鈴井)「休日でした。」「今日(9月3日と推測される)自宅から一歩も出ずに、旅の疲れを癒し、日常へのリハビリに努めておりました。」と記してあることから、憶測であるが土曜日にも北海道に帰郷したと思われる。このことから12日(約2週)間の長期ロケに行っていたことになる。

9月4日18:29(藤村)無事に企画ロケを終え、公式サイトを更新した。「海外に行っておりました。」と2006年の新作は海外で行ったことを公表。また「不本意ながら疲れしまった。」や「みっちり旅をしてまいりました。」など企画の様子が一部把握できる文章を掲載した。

9月5日16:59(嬉野)ミスターが9月2日の夜に千歳空港に降り立ったときに北海道の温度差で風邪を引くと語ったこと、藤村Dが旅初日の出発前に自業自得の怪我をしたことが書かれていた。

なお、(鈴井)とあるのはオフィスキューホームページ内の「社長室」、(大泉)はオフィスキューホームページ内の「CUEダイアリー」に書き込まれたものである。また、(藤村)、(嬉野)とあるのは水曜どうでしょう official websiteトップページに書き込まれたものである。

旅での主な出来事

注意:以下の事は内容に言及している。

  • 本来ならばヨーロッパ(西欧・北欧)は全21ヵ国だがミスター(鈴井貴之)が「めんどくさい」「遠い」と言う理由でアイルランドを除外したため20ヵ国となった。
  • 札幌から新千歳空港へ向かう途中に藤村Dが興奮し「バチカン市国」を「バチこん市国」という。
  • バチカン市国のサン・ピエトロ広場に向かい、バチカン美術館システィーナ礼拝堂の絵画『最後の審判』などが見学コースに含まれる)を見学するため列に並ぶが、それはサン・ピエトロ大聖堂に並ぶ列で、見たくもない歴代法王墳墓を参拝することとなった。大泉は「(大泉の家は神道なのに)何で法王の墳墓で祈らなきゃいけないの」とこぼす。また、フィレンツェサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂でもドーム天井の絵画『最後の審判』を見るつもりで列に並ぶものの、わざわざ一人6ユーロを払って、塔の頂上へ登ってしまった(そもそも、大聖堂は無料で拝観することが可能で、6ユーロは塔へ登るための拝観料)。
  • 出発の朝、藤村Dが日課のジョギングの途中で足をくじき、捻挫。大泉に批判され以後時々「捻挫」と呼ばれる。
  • シエナを紹介する時に大泉は藤村Dのリクエストでイタリア語風で解説した。(「貝殻のような扇型」→「カイガーラノヨーナオーギーガタッ」「ドゥッチョシエナ派」→「ドゥッチョーラシエナーハ…」)
  • 大泉が酒を飲み自ら「酩酊した」といったときに悪路を通った事を怒り、ミスターを告発すると公言、ミスターを「みすた君」と呼ぶ。
  • 『ヨーロッパ21ヵ国完全制覇』でホテルの確保に失敗したエクス=アン=プロヴァンスで、ホテルの確保に成功。
  • 昼食の時に酒を飲み酔った藤村Dが大泉にものまねを強要。大泉は従兄弟の「みっちゃん」と映画「千と千尋の神隠し」で自らが演じた「番台蛙」を披露。そのほかにも「大滝秀治」「緒形直人」「下條アトム」「渡辺篤史」のものまねを披露している。藤村Dは特に「みっちゃん」と「渡辺篤史」がお気に入り。
    • 大泉の従兄弟である「みっちゃん」はいつも大泉に車を売りつけに来る。紫色の車を薦め、大泉が難色を示すと今度はパールホワイトの車を薦めた。また「HDD(エイチディーディー)」を「エッチデーデー」と言うらしい。
    • 渡辺篤史のものまねはあまり似ていなかったが「小林製薬糸ようじ」というセリフだけが似ていた。大泉は以後このセリフを連発し、藤村Dは大爆笑し続けた。
  • 大泉はこの時ドラマ(前後枠から見て「ハケンの品格」)撮影が控えていたため日焼けが禁止されていたので、70と箱に書いてあった日焼け止めクリームを購入したが、塗りこんでもその白い色が消えず、日焼け止め使用後は常に大泉の顔は白粉をつけたように白く、藤村Dが大泉と顔を合わせるたびに爆笑する。
  • 地図を読むのに必死であったミスターが、疲労のあまり宿泊先のホテルで夕食後に、嘔吐した。
  • 宿泊したレストランで海老たっぷりの料理を食べた大泉が、アレルギーでじんましんを起こし、顔が変形。
  • 藤村Dも企画前に足を捻挫をしたため、唯一最年長の嬉野Dだけが何事も無かった。
  • 日焼け止めクリームがあまりにも白くなるのを利用して、スペインの「白い村」で白くなった大泉・ミスターを探すゲームをする(ミスターはアルハンブラ宮殿に行く際に日焼け止めクリームを塗り、以後大泉とともに白くなった顔を見せている)。
    • 日焼け止めを塗って白くなった二人を見て嬉野Dが「仲の良いゾンビ」、藤村Dは「キョンシー」と言う。
  • 最終的にポルトガルに着くが、ロカ岬が分からず、さらに藤村Dが渋ったのでロカ岬の前にある岬でゴールとした。

枠での出来事

 枠の構成は、前枠で大泉の衣装より鈴井の衣装の方が派手なため、大泉がスタイリストの小松にもっと派手なものを要求したが、後枠でも結局鈴井の方が派手、というオチが続いた。しかし中盤(第5夜)、前枠で鈴井がカメラの前で止まるよう木に紐を結んだソリで登場した。これが後枠では急に止まるソリから勢い余ってダイブするといういわばハプニングを起こし、これが好評だったことから、以降シリーズ化する一方、衣装を競い合うオチは消滅し、渡哲也や大泉自身が出演したハケンの品格のパロディに変わった。

関連項目