徳島外環状道路
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徳島環状道路(とくしまかんじょうどうろ)は徳島県徳島市付近を一巡する地域高規格道路である。
路線
徳島環状道路は次の4道路からなる。
徳島市と渋滞
徳島県はその地勢形状から、県北部の鳴門市方面、県南部の阿南市方面、県西部の池田町方面の主要3地域方面のうち、それぞれ何処の方面から何処の方面へ向かうにも、一般道の主要道路は徳島市を通過するという道路形状となっている。これは国道11号線、国道55号線、国道192号線、国道438号線などがすべて徳島市中心部の狭い地域に収束する形で集まるためである。
このため、徳島市内は長年激しい渋滞が発生しており、徳島市中心部では四国最大の交通量を記録するなど徳島市のみならず徳島県・東四国全体の交通問題として長年懸念されてきた。また2002年に新聞発表された、自動車の排気ガスに含まれる二酸化窒素の大気濃度の2001年調査結果によると、徳島市は全国県庁所在地中でワースト4位となるなど、渋滞が引き起こす大気汚染も国内有数のものとなっている現状が浮き彫りになった。
徳島環状道路は、これら徳島市内の一般道の交通問題を緩和する効果がある。