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三之瀬町 (さんのせまち)は安芸国安芸郡に存在した町。下蒲刈島の東岸に位置し、三之瀬瀬戸に面している。俗に島町（しままち）と称す。瀬戸内海航路の要点であった。中世時代には丸屋城を根拠地とする多賀谷氏という海賊衆によって支配された。江戸時代には広島藩蒲刈島村に属したが、町方とされた。広島藩の唯一の海駅。現在は広島県呉市下蒲刈町三之瀬。
参考文献
- 三之瀬町 // 広島県の地名 / 日本歴史地名大系 35. — 東京: 平凡社, 1982. — p. 569.
- 三之瀬海駅 // 広島県の地名 / 日本歴史地名大系 35. — 東京: 平凡社, 1982. — pp. 569 — 570.
