武蔵小金井駅
武蔵小金井駅 | |
---|---|
南口(2010年9月) | |
むさしこがねい Musashi-Koganei | |
◄東小金井 (1.7 km) (2.3 km) 国分寺► | |
所在地 | 東京都小金井市本町六丁目14-29 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 29.1 km(東京起点) |
電報略号 | ムコ[1] |
駅構造 | 高架駅* |
ホーム | 2面3線* |
乗車人員 -統計年度- |
55,742人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)1月15日 |
備考 | みどりの窓口 有 |
* 2003年より高架化工事実施(2011年完成予定)。 |
武蔵小金井駅(むさしこがねいえき)は、東京都小金井市本町六丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
駅構造
1・2番線が島式、3番線が単式の2面3線のホームを持つ高架駅である[2]。
2003年から2011年の予定で施工されている中央線高架化工事の影響で、駅構造はしばしば変化している。2007年6月30日から7月1日にかけて、下り線の高架切り替え工事が行われ、2009年12月5日から6日にかけては、上り線の高架切り替え工事が行われた。現在[いつ?]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。、仮設の北口駅舎の取り壊しおよび上り新本線の新設工事が行われており、工事完成後には2面4線の高架駅となる予定である(現在の上り本線は新上り本線完成後、上り副本線になる)。
西側に豊田車両センター武蔵小金井派出所があり、当駅始発・終着列車が設定されている。以前は「武蔵小金井電車区」として車両配置もあったが、2004年に豊田電車区(当時)に統合され、車両はすべて移管された。
高架化工事に伴う変化
工事開始以前は2面3線(下り方面が単式)の地上駅だったが、北口が橋上駅舎化された後、2003年9月28日から暫定的に4面4線となり、翌2004年7月から2007年6月までは2面3線(上り方面が単式)、2007年7月から2009年12月までは3面4線(上り方面が地上で相対式、下り方面が高架上で島式)、それ以降は2面3線(上り線が単式)のホームをもつ駅となった。
2009年1月25日に入口が高架下に移り、1・2番線へはその先の階段・エスカレーター・エレベーターを使い、地上の3番線へは高架下の入口からスロープを使いホームへ向かう。4番線へは、全線高架化された後に3・4番線ホームとなる部分が通路として使われていて、北口へ向かう。
かつて南口には当駅が停車場に昇格されて以来の緑色の三角屋根が特徴の駅舎があったが、高架化工事に伴い2009年1月24日限りで使用が中止され、取り壊された。都内では原宿駅に次ぐ古い駅舎だった。
当駅のホームの変化を示すと、以下のようになる(のりばの番号は南側から数えられている)。
- - 2003年9月27日 2・3番線が同じ面。2面3線。
- 1番線 中央線 立川・八王子・高尾方面
- 2番線 中央線 主に上下線始発
- 3番線 中央線 新宿・東京方面
-
2007年6月
-
2008年4月
- 2003年9月28日 - 2004年7月18日 既存のホームの北側に相対式の3・4番線を新設、旧3番線を廃止。4面4線。
- 1番線 中央線 立川・八王子・高尾方面
- 2番線 中央線 主に下り方面優等列車の通過線
- 3番線 中央線 主に上り始発(新設)
- 4番線 中央線 新宿・東京方面(新設)
- 2004年7月19日 - 2007年6月30日 3番線と同じ面に線路を新設(新1番線)。旧1・2番線を廃止。番線を1つずつ繰り下げ。1・2番線が同じ面の2面3線に戻る。
- 1番線 中央線 立川・八王子・高尾方面(新設)
- 2番線 中央線 主に始発および優等列車の通過線(旧3番線)
- 3番線 中央線 新宿・東京方面(旧4番線)
-
1・2番線
-
3・4番線
- 2007年7月1日 - 2009年12月5日 下り線を高架上の新ホームに切り替え。旧1番線を廃止。番線を1つずつ繰り上げ。下り(1・2番線)は島式1面2線の高架ホーム、上り(3・4番線)は相対式2面2線の地上ホームとなる。
- 1番線 中央線 立川・八王子・高尾方面(新設)
- 2番線 中央線 立川・八王子・高尾方面の待避線(新設)
- 3番線 中央線 新宿・東京方面の待避線(旧2番線)
- 4番線 中央線 新宿・東京方面(旧3番線)
のりば
1 | ■中央線 | (下り) | 立川・八王子・高尾方面(本線) |
2 | ■中央線 | (下り) | 立川・八王子・高尾方面(待避線(待避、当駅始発・終着電車)) |
(上り) | 新宿・東京方面(待避線(待避、当駅始発・終着電車)) | ||
3 | ■中央線 | (上り) | 新宿・東京方面(本線) |
-
ホーム
早朝、深夜には総武線直通や中央線東京発着の各駅停車も運転される。それ以外の時間帯はすべて快速電車である。
通常の下り快速は中野駅(土曜・休日ダイヤは吉祥寺駅)から各駅に停車しているため「各駅停車」と案内されることが多いが、行先のみで案内されることもある。その一方、平日早朝の当駅始発の下り列車や当駅止まりの上り列車は各駅に停車するものの、時刻表では「快速」と案内されている。
発車メロディ
当駅では早い時期から発車メロディの使用を開始している。1995年ころまで東小金井駅と同様に、発車メロディの稼動と同時に「このメロディが鳴り終わりますと発車します。ドアが閉まります。ご注意下さい」という放送が流れていた。また、現在は発車メロディが鳴り終わった後の「○番線ドアが閉まります。ご注意下さい」の放送に続いて、「次の電車を御利用下さい」という放送が流れる[要出典]。
2006年4月1日から駅開設80周年を記念して、江戸時代に玉川上水沿いに植えられた名勝「小金井桜」や小金井公園の桜にちなみ『さくらさくら』が発車メロディとなった。これは2007年1月14日までの予定だったが、その後も継続して使用されている。また、柱に掲出されている駅名標の下には80周年のマークが掲出されていた。
利用状況
2009年度の1日平均乗車人員は55,742人である。近年の推移は下記の通り。
年度 | JR東日本 |
---|---|
1992年 | 60,326[3] |
1993年 | 60,049[4] |
1994年 | 59,132[5] |
1995年 | 58,224[6] |
1996年 | 57,786[7] |
1997年 | 56,690[8] |
1998年 | 55,312[9] |
1999年 | 54,831[1] |
2000年 | 54,579[2] |
2001年 | 55,216[3] |
2002年 | 55,330[4] |
2003年 | 55,281[5] |
2004年 | 54,641[6] |
2005年 | 54,798[7] |
2006年 | 55,225[8] |
2007年 | 55,509[9] |
2008年 | 55,413[10] |
2009年 | 55,742[11] |
駅周辺
駅前には中規模の商店街がある。駅の東側には、南北に小金井街道が走っており、中央線の高架化以前は駅東側の踏切で線路と直交していた。
北口はバスターミナルとなっており、多摩地区の各地と結ばれている。バスターミナルに面して西友や長崎屋といった大型店がある。このバスターミナルから小金井街道までの道が都道135号線であり、バスターミナルから西に延びる道路は都道136号線である。
南口は小金井街道に面する広場があり、再開発後にイトーヨーカ堂などの店舗、中規模の市民ホールなどの公共施設が工事中。南方向には商店街が伸びている。中央線の高架化工事と同時に商店街付近も再開発が進行中で、商店の入れ替わりや建て替えにより2000年代から急激に様変わりしている。南側に少し離れて連雀通りが東西に走る。この道に面して小金井市役所がある。また元はこの通りに面した市役所分庁舎の前に南口バスターミナルがあった。
西には豊田車両センター武蔵小金井派出所(旧・武蔵小金井電車区)がある。その下を新小金井街道がくぐって線路と直交する。この道は、線路の南北で連雀通り、都道136号と直交する。連雀通りはその西で線路を横切り、都道136号を合流する。
従来、駅東側の小金井街道踏切は「開かずの踏切」として有名だった。また、西の旧小金井市公会堂側の踏切も、歩道橋はあるものの同様に「開かずの踏切」だった。特に2003年9月の切り替え直後は横断距離も遮断時間も長くなったことで社会問題になり、テレビ番組でもよく取り上げられた。その後応急措置として歩道橋を設置したほか、翌年の切り替えで横断距離・遮断時間とも切り替え前の水準に戻り、さらに2007年7月の下り線高架でさらに短くなった。2009年12月の上り線高架化により踏切は撤廃され、南北の行き来がスムーズとなった。
南口再開発の一環で小金井市公会堂が2006年4月に取り壊され、その跡地にイトーヨーカ堂、アクウェルモール武蔵小金井や公共施設、マンションの複合ビルが建った(2006年11月起工)。2009年9月17日は、バスロータリー南側にライフサポートショッピングセンター(JR東京西駅ビル開発運営)がオープンした。
- 東京都立小金井公園
- 東京学芸大学 - 国分寺駅の方がより近く、特急以外の列車が停車するので至便。ただし、附属小中学校については当駅から東門側に出た方が至近であり、バス停(京王バス「学芸大東門」)もある。
- 多磨霊園
- 府中運転免許試験場
- 中央大学附属高等学校
- 桜町病院
- 聖ヨハネホスピス
※上記7施設は徒歩移動は少々難があり、バスによる移動が至便である。
バス路線
南口
2009年3月19日に新設の駅前ロータリーに乗り入れした。
0番のりば
1番のりば
- 境81系統:新小金井駅・井口日赤入口経由 武蔵境駅南口
- 武51系統:貫井横丁入口・貫井南町五丁目経由 武蔵小金井駅南口(西之久保循環)
- 武93系統:貫井南町一丁目・試験場正門・天文台前経由 調布駅北口
- 武56系統:貫井南町一丁目・貫井横丁入口経由 武蔵小金井駅南口(貫井南町一丁目循環)
- 武56系統:小金井市役所前・貫井トンネル下経由 貫井南町一丁目
2番のりば
北口
0番のりば
1番のりば(すべて日立国際電気経由・止まり)
- 武17系統:小平団地中央・花小金井駅南口・昭和病院経由 小平駅南口
- 花12系統:小平団地中央経由 花小金井駅南口
- 武19系統:小平団地中央・一橋学園駅経由 小平営業所
- 武20系統:小平団地中央・学園東町経由 小平駅南口
- 武20-1系統:日立国際電気
2番のりば(すべて小金井公園西口・花小金井駅入口経由)
3番のりば(すべて小金井公園西口・花小金井駅入口経由。ただし「系統番号なし」は、花小金井駅<北口>経由)
- 武14系統:滝山団地経由 久留米西団地
- 武15系統:滝山営業所
- 武15系統:滝山団地
- 系統番号なし:花小金井駅・滝山団地経由 久留米西団地
- 武21系統:錦城高校・久留米西団地・東久留米市役所経由 東久留米駅西口行
4番のりば
5番のりば
- 武41系統:学芸大正門・文化女子大学経由 小平団地
6番のりば
7番のりば
8番のりば
歴史
- 1924年(大正13年)4月4日 - 観桜のための仮乗降場として開業。
- 1926年(大正15年)1月15日 - 停車場に昇格、武蔵小金井駅となる。旅客営業のみ。
- 1959年(昭和34年)9月1日 - 構内に武蔵小金井電車区が完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2007年(平成19年)7月1日 - 下り線高架化。
- 2007年(平成19年)11月25日 - 構内の武蔵小金井電車区が豊田車両センター武蔵小金井派出所に改称。
- 2009年(平成21年)12月6日 - 上り線高架化。
隣の駅
脚注
- ^ 京都府向日市にある東海道本線(JR京都線)向日町駅も電報略号は同じ『ムコ』で重複している。
- ^ 2009年12月6日現在
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年)
関連項目
外部リンク
このテンプレートはTemplate‐ノート:中央線快速での議論を受けて廃止されました。 代わりに{{中央線快速・中央東線}}を使用してください。 |