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佐藤隆 (政治家)

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佐藤 隆(さとう たかし、1927年12月11日 - 1991年4月17日)は、日本の政治家自由民主党参議院議員(2期)・衆議院議員(6期)。新潟県中蒲原郡亀田町出身。東京農業大学卒業。従三位勲一等瑞宝章。父は衆議院議員・参議院議員と務めた佐藤芳男

来歴・人物

東京農業大学農学部農業経済学科卒業後、農林中央金庫に入り、後に農林漁業金融公庫に移る。退社後は父・芳男の秘書を経て、1967年の衆議院議員総選挙に旧新潟2区から無所属で出馬したが落選。しかし、同年に行われた参議院議員補欠選挙に新潟選挙区から自民党公認で出馬し初当選。2期務めた後、1976年衆議院への鞍替えを目指し旧新潟2区から出馬し初当選。連続当選6回。党内では清和会に所属。また、タカ派政策集団「青嵐会」の活動などを通して、総務庁長官などを務めた玉置和郎と密接な関係にあり、玉置、桜井新らと共に「玉置グループ」を旗揚げしようとしたこともある。農林水産政務次官、衆参両院で農林水産委員長を務めるなど党内きっての農水族議員として知られ、1987年竹下内閣農林水産大臣として初入閣。在任中は米国との交渉に臨み牛肉オレンジの輸入自由化に踏み切った。

1991年4月17日、肝不全のため死去、63歳没。

先代
加藤六月
農林水産大臣
1987 - 1988
次代
羽田孜