コンテンツにスキップ

潮崎豪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yoshipie nofear1983 (会話 | 投稿記録) による 2005年11月14日 (月) 10:05個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

潮崎 豪しおざき ごう 1982年1月21日 - )は、プロレスリング・ノア所属のプロレスラー熊本県熊本市出身。血液型はAB型。身長183cm、体重100kg。

株式会社プロレスリング・ノアの2003年度入門テストに合格、2004年7月24日ディファ有明での秋山準橋誠戦(パートナーは本田多聞)でデビューを果たす。

KENTA蹴撃七番勝負最終戦の丸藤正道対KENTAの試合後、グローバル・ハードコア・クラウン無差別級選手権王者の丸藤に挑戦表明する。2004年11月21日に選手権試合を行い、14分48秒、不知火でフォール負けする。

師・小橋建太とタッグを組むこともあり、未来を期待されているルーキー。 デビューして1年経ってないにもかかわらず、早くも若手レスラーの登竜門である七番勝負を組まれる。七番勝負では、相手の得意技を出すなど健闘するが、0勝7敗で終了する。

2005年8月24日福島市国体記念体育館大会の対エディ・エドワーズ戦でシングル初勝利。

身体能力が高い上、非常に器用であり、スープレックスや飛び技など一通りの技は何でも出来るのだが、その器用さが器用貧乏になってしまい、全てに於いて技が軽く、KENTAや中嶋勝彦らと違いあまり表立ったガッツが無い。その点を師である小橋、天龍源一郎、秋山ら大御所陣からは歯がゆく思われているようだが、11月5日の小橋・潮崎組vs佐々木健介中嶋勝彦組という師弟タッグ対決で爆発。健介、中嶋へジェラシーをぶつけ、果敢に挑んでいった。試合後は悔しさのあまり健介との握手を拒否した(礼は行っている)。

プロレスラーとしては、現在、自分のスタイルを追求している最中であり、試合内容に物足りなさがあるものの。まだデビュー1年強と言うこともあり、2005年11月からのヨーロッパ海外修行でどれだけ成長できるかが、今後の行く末を大きく左右すると言っていいだろう。「即戦力」としては見られていないようだが、早くも七番勝負を組まれたり、トップレスラーやベテランレスラーとのシングルマッチを多く組まれている事からノア首脳陣の期待の大きさが伺える。
仲田龍は「2006年には数人の練習生がデビューする予定」だと語っており、潮崎にとって非常に刺激になるのは間違いないだろう。


主な得意技

格闘技経験がなく、まだまだ肉体的にも技術的にも成長途中の若手ではあるが、小橋の無茶な練習に付き合っているためか日に日に体が厚くなってきている。基本的にはローリングクレイドル、月面水爆といった師匠・小橋建太の若手時代の技を受け継いでいる。

ドロップキック
プロレス技の中で最もオーソドックスであり有名な技の一つ。人によって微妙に形、打点が変わるのだが、潮崎のそれは身軽さからか非常に打点が高くキレもある。
ジャーマンスープレックス
潮崎のジャーマン・スープレックスは、高角度で繰り出される。
ターンバックル・ジャーマンスープレックス
コーナーから自分がブリッジ出来るくらいの間隔をあけ、ジャーマンで相手を投げ捨て後頭部にターンバックルを強打させる技。受身が取りにくいまたは取れない状態で技をかけられ、またぶつかる瞬間も分かりにくいため心の準備・覚悟がし辛く、肉体的ダメージ以外に恐怖心も与えられると思われる技である。潮崎豪のオリジナル技である。2005年11月5日、日本武道館で行われた小橋・潮崎組vs佐々木健介中嶋勝彦組で中嶋に繰り出した。なお、系統は違うがターンバックルへ叩きつける投げ技の始祖は師匠小橋であり、パワーボムでターンバックルに対戦相手を叩きつけている。