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蓮田岩槻バイパス

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国道122号標識
国道122号標識
建設中の蓮田岩槻バイパス。(埼玉県蓮田市2005年6月撮影。 信号があるが2006年5月11日午後1時(JST)に廃止された。)

蓮田岩槻バイパス(はすだいわつきバイパス)は、埼玉県蓮田市閏戸からさいたま市岩槻区加倉を結ぶ、国道122号バイパス道路である。

概要

計画総延長は9.1kmで、全線片側2車線で整備される計画である(2006年6月11日以前から供用されていた区間の一部は、さいたま市岩槻区に入る手前で片側1車線となる。片側2車線化となった場合、現在使用されている道路は東京方面用の車線となる予定)。

さいたま市岩槻区内においては、市街地を旧来からの狭い道で通っており、尚且つ東武野田線と平面交差し、埼玉県道2号さいたま春日部線(旧国道16号)と共用している区間を東北自動車道岩槻ICへのアクセス向上とともに短絡するのを主要な目的としている。一方、蓮田市内においては、国道122号の現道がJR蓮田駅近辺の市街地を片側1車線で通過し、なおかつJR宇都宮線と平面交差するなど、慢性的な渋滞を引き起こす要因があることから、迂回路としての役割を期待されている。

1968年の事業化以来、主にさいたま市岩槻区内の区間については整備が進み、供用されてきた。一方、JR宇都宮線との交差部分を含む埼玉県道3号さいたま栗橋線埼玉県道154号蓮田杉戸線の間約1.3kmの区間については、工法の問題等で長く工事凍結状態にあった(この未開通区間は俗に蓮田バイパスと呼ばれた)。2006年6月11日にこの区間も開通し全線開通となったが、さいたま市岩槻区内で片側1車線の区間が残っている。この区間については、長い間土地は確保されていたままであったが、2007年度からようやく完全片側2車線化工事が開始されている。ただし、さいたま市岩槻区加倉地区で東武野田線との立体交差を、当初計画のオーバーパス(跨線橋用の高架柱が建てられたままとなっている)からアンダーパスに計画変更を求める運動があり、2013年度に予定されている完全片側2車線化の完成は困難と見られている。また、その他の区間の改良やバイパスの整備により交通量が増加している為、蓮田市・さいたま市岩槻区境の馬込橋以南の区間(特に国道16号及び埼玉県道2号さいたま春日部線との交差部)では夜間を除いて、上下線ともに渋滞が慢性化している。

埼玉県道3号さいたま栗橋線との交差部分はオーバーパス(立体部は2車線)、JR宇都宮線との交差部分はアンダーパス(途中、非常電話を設置)で通している。

起点・終点

  • 起点:蓮田市閏戸
  • 終点:さいたま市岩槻区加倉

主な交差道路

沿道にある主な施設

  • MEGAドン・キホーテ蓮田店
  • ベスト電器カネコ
  • クリニカル病院

関連項目