コンテンツにスキップ

NHK総合テレビジョン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。58.92.139.42 (会話) による 2011年4月8日 (金) 11:50個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎コールサイン・チャンネル番号: 追記)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

日本放送協会 > NHK総合テレビジョン
NHK総合テレビジョン
日本の旗 日本
言語日本語
NHK東京デジタル総合
基本情報
略称(愛称) NHK総合、NHK G、GTV
運営(番組供給)事業者 日本放送協会
ジャンル 地デジ難視対策衛星放送
放送内容 地上デジタル放送サイマル放送(マルチ編成の場合は主番組のみ)
衛星基幹放送(BSデジタル放送)
放送事業者 社団法人デジタル放送推進協会
チャンネル番号 Ch.291
物理チャンネル BS-17ch
放送開始 2010年3月11日
放送終了 2015年3月31日終了予定
公式サイト
特記事項:
地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト)に掲載された地区のみ視聴可能。
テンプレートを表示

NHK総合テレビジョン(エヌエイチケイ そうごう テレビジョン)は、日本放送協会(NHK)の地上波テレビジョン放送局の一つである。略称は「General」から「GTV」(デジタル放送では東京送出の番組放送時に、画面右上に常時「NHK G」と表示される)である(GTVは群馬テレビの略称でもある)。

新聞や雑誌の番組表では「NHKテレビ」と表記されることもある(産経新聞〈大阪本社版・九州・山口特別版〉、京都新聞しんぶん赤旗聖教新聞など一部は"NHK総合"。北海道新聞神戸新聞などでは単に"NHK"と表記される)。

概要

東京にて1953年2月1日開局(以降の開局は#沿革参照)。「総合テレビジョン」という通称名は、同じく地上波で放送されているNHK教育テレビジョンと対比して、総合編成を実施しているということから付けられたものである。

コールサインラジオ第1放送と同一(東京:JOAK-(D)TV、大阪:JOBK-(D)TV、など)となっている。

  • アナログ放送での広域放送関東広域圏茨城県も含む)のみで、その他の40道府県はすべて法令上の県域放送である。
  • デジタル放送は、関東広域圏を除く41道府県(茨城県も含む)が県域放送。茨城県のみ、デジタルとアナログでは扱いが異なっている。
  • デジタル放送では、NHK-Eと併せて受信機のファームウェアアップデートなどのエンジニアリングサービスのデータを送信している。
  • なお、大阪府奈良県香川県佐賀県などは本来の放送対象地域であるNHK総合テレビジョンに加え、大半の世帯で区域外のNHK総合テレビジョンをアナログ・デジタルともにスピルオーバーによる区域外受信が可能となっている。ケーブルテレビ光テレビの場合は地元のNHK総合しか再送信されないのが一般的だが、奈良県鳥取県西部のようにデジタルでも隣接のMHK総合テレビジョンを区域外再送信されるケースもある。
  • ワンセグ放送については、当時未開始だった札幌以外の北海道内各局を除き、以下の基幹局拠点局が各対象地域向けにローカル放送を行っていた。その後、各放送局別のローカル放送に切り替えが進められ、2007年7月までにすべての放送局で切り替えが完了した。2007年10月には札幌以外の北海道内各局でも放送開始したが、こちらは試験放送開始当初から各放送局別のローカル放送を開始している。
    • 札幌(北海道・各局からの放送は2007年10月の道内主要地域での放送開始当初〈実際には試験放送開始より〉から実施)
    • 仙台(東北・2007年3月5日より各局からの放送に切り替えが完了)
    • 放送センター(東京)(関東・甲信越)
    • 名古屋(甲信越を除く中部及び三重県)
    • 大阪(近畿・2007年5月より各局からの放送に切り替えが完了)
    • 広島(中国・2007年7月より各局からの放送に切り替えが完了)
    • 松山(四国)
    • 福岡(九州・沖縄)(2006年12月より北九州局を含め、各局からの放送に切り替えが完了)
    ※カッコ内は基幹局拠点局ローカル放送の放送対象地域

番組

編成方針

地上波放送の特性を生かして、地域対象番組も放送している(主に、平日11時台、17~18時台、20:45~21:00、金曜日の19:30~20:00〈一部地域は19:30~20:43〉、土日祝日の18:45~19:00)。デジタル放送のデータ放送では地域のニュースや生活情報を見ることができる。 震度6弱以上の地震が発生したときや猛烈な勢力を持った台風大都市圏(特に首都圏)に接近したときは予定していた番組を休止し全て緊急特別報道番組に変更する性質もある。その場合地震発生時や台風の首都圏接近時間から深夜まで行う場合もある。

日本放送協会国内番組基準

放送法第三条の三にもとづいて、NHKは「国内番組基準」を定めている。「日本放送協会国内番組基準」(1959年制定)[1]は、NHKの放送に関する規範を示したものである。

デジタル総合テレビ(デジタル放送)

正式名称は「デジタル総合テレビ」であるが、アナログ放送とまとめて「総合テレビ」と呼ばれることが多い。2003年12月1日から順次開始されている地上デジタルテレビジョン放送(地デジ)を活かし、全国放送のほぼすべての番組がハイビジョン方式で制作・放送されている。標準画質マルチ放送は最大3チャンネル取れるが、NHK総合では現在011と012(一部の地域は031と032)のみで行われており、013(一部の地域は033)は使用されていない。なお、2005年12月までデジタル放送では以下のように独自の差し替え番組があった。

近畿圏では2010年4月より夕方時間帯で地上デジタル放送告知番組の差し替えを行っている。

マルチ編成は毎週日曜日の4:10-4:13に動作試験の形で定期的に行なわれる(番組は毎週変わるが、2チャンネルとも同じ番組である)が、基本的にはプロ野球オリンピック中継とNHKニュース7が重なる場合などに限られている。(NHKプロ野球の場合、ローカル放送=宮城県愛知県九州沖縄県など一部でも実施されているが、その場合、メインチャンネルとアナログ放送は21時以降定時放送に戻るため途中で中継を飛び降りるが、デジタルサブチャンネルで継続して中継する事例がある)また、2006年4月から2007年3月までの間、静岡局では平日17:30~18:00の間、「ゆうどきネットワーク」(011)と「ゆうどきネットワーク東海・北陸」(012)のマルチ編成をレギュラー編成で行っていた。

全編4:3で収録した一部の番組および一部の番組案内スポット(両サイドにグレーのサイドパネルがついているもの)では4:3テレビ使用時の場合、自動的に4:3に映像が拡大される画角情報を付けている。これはデジタル教育テレビでも同様である。但し、勢力の強い低気圧や台風関連の情報などL字画面を表示する場合はその間だけ4:3の映像拡大はされない(レターボックスのまま)。

双方向番組に参加する際、事前に「かんたん登録」で名前(1人分のみ)・住所・電話番号を受信機に登録する必要がある。これはデジタル衛星ハイビジョン、デジタル教育テレビのデータ放送でも設定可能だがデジタル衛星ハイビジョン・デジタル総合テレビ・デジタル教育テレビのいずれかのチャンネルで1度登録すれば、NHK衛星波・地上波の双方向番組のすべてに参加できる(いずれかのチャンネルで1度登録すれば修正がない限り別のチャンネルで新たに登録する必要はない)。なお、「かんたん登録」はデータ放送の大幅なリニューアルに伴い総合テレビ・教育テレビでは2011年3月27日、デジタル衛星ハイビジョン同年3月31日で終了し、同年4月1日以降は登録した情報が自動的に消去される予定。

デジタル放送開始に伴い、県域テレビ放送が皆無だった茨城県で県域放送を実施。水戸放送局では当該項に記載しているように、茨城県向けのニュース・情報番組や、高校野球サッカーJリーグ(主として水戸ホーリーホック戦)などのスポーツ中継を独自に配信している。

関東地方の県域放送

関東広域圏については、1都6県をまとめて1エリアとしていたが、茨城県は全国で唯一地元に本社を置く民放テレビ局がなかったことから、2004年10月にデジタルで県域放送が開始され、東京タワーのエリアから外された。

2008年10月14日に経営委員会で議決された2009年度から向こう3年間の経営計画において、新たに栃木県群馬県についても、テレビジョン放送の完全デジタル化後に東京タワーのエリアから切り離し、県域放送を開始すべく検討に入ることが明記された。しかし、南関東4都県については、新たに親局の送信施設設置が必要となることや、現在でも「首都圏」としての一体的需要があることなどから、デジタル化完了後に改めて実施の是非を検討するとの表現にとどまった。

更に詳しくはNHK放送センター#関東圏における県域放送の扱い参照

沿革

地方局毎の放送開始日は後述の地方局の放送開始日を参照。

  • 1953年2月1日 - 東京テレビジョン(コールサイン:JOAK-TV)本放送開始。
  • 1954年3月1日 - 大阪テレビジョン(コールサイン:JOBK-TV)本放送開始。
  • 1954年3月1日 - 名古屋テレビジョン(コールサイン:JOCK-TV)本放送開始。
    • 放送開始時は当時名古屋市中区丸の内(現在の「名古屋市立丸の内中学校」の場所)にあった名古屋放送局敷地内からVHF3ch・出力30Wで送信、同年8月22日、名古屋テレビ塔に送信地を変更、出力も10kwに増力)。これに併せ、自前のマイクロ回線を1953年1月11日に稼動させる(しかし1954年4月15日に電電公社(現在のNTT)のマイクロ回線に移行した。理由は、下のため)。
  • 1956年3月21日 - 仙台広島福岡でテレビジョン放送開始。以降4年をかけて全国のネットワークをほぼ完成させる。
  • 1957年12月28日 - 東京テレビジョンでカラー実験放送開始。
    • この年の秋から早朝放送も開始された。
  • 1959年1月10日 - 東京教育テレビジョン(コールサイン:JOAB-TV)本放送開始。
    • 放送開始時は東京タワー(芝放送所)からVHF1chで送信された。同年4月に総合テレビの放送エリアを関東全域に拡大するため、総合テレビの送信を東京タワーからとし、教育テレビは千代田放送所からの送信に変更された。これに伴い、総合テレビと教育テレビのチャンネルが入れ替わり、現在の総合テレビVHF1ch、教育テレビVHF3chというチャンネル割り当てになった。
  • 1960年9月10日 - 東京と大阪でカラー本放送開始。
  • 1969年から、大阪を除く関西、名古屋を除く中京高松佐賀下関(後に山口に統合)地方等でも、UHF放送による県域放送開始。
  • 1970年4月 - UHFテレビジョン試験放送が東京と大阪で開局(ともにUHF14ch)。
  • 1974年1月16日 - オイルショックに伴い、テレビ放送の昼間、深夜の放送を一部休止。
    • 総合テレビ、UHFテレビ試験放送では月~金曜日の14時台後半~16時台前半を放送休止とし、深夜は23時で放送打ち切りとなる(なお、国会中継高校野球中継が行われた場合は休止時間帯でも放送されていた)。
    • 昼間の放送休止は9月9日に解除された。
    • 深夜については4月に23時15分まで、翌年には週末のみ[2]24時まで、と段階的に放送時間を拡大させている。
  • 1975年4月7日 - UHFテレビ試験放送終了。
  • 1978年10月1日 - 音声多重実用化試験放送開始(東京、大阪)。
  • 1982年12月17日 - 音声多重本放送開始。
  • 1984年4月 - 平日の放送終了が24時となり、オイルショックから続いていた深夜の放送休止を全面解除。
  • 1985年11月 - 文字多重放送開始。
  • 1989年1月7日 - 昭和天皇崩御。NHKは教育放送を除いて連続テレビ小説純ちゃんの応援歌」と大河ドラマ春日局」を含めた全ての番組を休止し、昭和天皇の追悼特別番組を1月9日未明まで編成した。
  • 1995年1月17日 - 阪神・淡路大震災。NHKは教育放送を含むすべての放送チャンネルを使い震災報道の特別番組を開始。連続テレビ小説「春よ、来い」などの通常番組を全て休止。2月以降からほぼ通常編成に戻ったが、2月末まで(近畿地方は3月末まで)震災報道を中心とした編成となった。
  • 1995年4月 - 放送時間を早朝5時~深夜1時までに拡大。[3]それ以前は6:00(後に5:57→5:50 - この時は天気予報が1日の最初の番組)開始だった。
  • 1996年4月 - 週末(金・土曜深夜)に限り24時間放送開始。また平日の放送終了も深夜2時までに延長。
  • 1997年4月 - 24時間放送開始(日曜深夜除く。基点は5時)。
  • 2000年4月 - 生放送番組の文字放送による同時字幕放送を開始(順次拡大)。
  • 2000年4月 - 日曜終夜放送実施。
  • 2003年12月1日 - 11時に地上デジタルテレビジョン放送の本放送を東京、名古屋及び大阪の一部で開始。
  • 2004年3月 教育テレビと共に放送回線・配信回線で使用されるNTT中継回線が、マイクロ波を用いたアナログ回線から光ファイバーを用いたデジタル回線に完全移行(ハイビジョンによるニュース素材の配信回線は2003年8月に運用開始)。
  • 2004年4月 - 放送開始(基点)時刻を4時30分に繰り上げ。
  • 2005年10月 - 放送開始(基点)時間を更に10分繰り上げ4時20分に[5]
  • 2008年4月 - 放送開始(基点)時間を更に5分繰り上げ4時15分に[6]。また、若者向け番組のゾーン「EYES」(日曜除く)を設け、各番組の冒頭に「EVERY MIDNIGHT ON GTV」と表記されるようになった。これまで、GTVの表記を用いる事はほとんどなかった。
  • 2008年7月24日 - アナログ放送について、2011年7月24日までにアナログの放送終了予定である事とデジタル放送への円滑な移行を促進するため画面右上にウォーターマークで「アナログ」の字幕を出す。
  • 2010年3月11日 - BSデジタル放送のch291で東京総合テレビジョン衛星によるセーフティネット(地上波デジタル難視聴対策の衛星放送)サイマル放送を期間限定で開局する。
  • 2010年3月29日 - 2011年7月のアナログ放送完全終了と地デジ完全移行を前提として、一部の新番組から段階を追ってNTSCの番組画面をレターボックス16:9サイズで放送
  • 2010年7月5日 - 地デジ完全移行を念頭にしたNHK、日本民間放送連盟の申し合わせにより、午前4時15分の基点(前日付け=7月4日付の深夜休止の地区は開始)時間から、NTSCで全番組レターボックス16:9での放送に移行[7]
  • 2010年10月25日 - アナログ放送では総務省地デジコールセンターの受付電話番号の常時表示を開始。また、ロールスーパーによる終了告知の表示はこれまで開始冒頭のみ行なっていたが、同日から放送時間が10分以上のすべての番組についても10分毎に表示が行われている。東京以外の地域放送(全国放送番組の時差放送も含む)では画面の黒帯上に「ご覧のアナログ放送は2011年7月に終了します」のテロップが追加表示されているところがある(札幌局など)。
  • 2011年3月11日 - 東日本大震災。NHKは教育放送を含む国内すべての放送チャンネルを使い震災報道の特別番組を開始。連続テレビ小説「てっぱん」、大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」などの通常番組を全て休止(その後「てっぱん」はBShiのみで3月14日より「先行」再開)し、異例の長時間特別編成となった。また、暫時的ではあるが衛星によるセーフティーネット(BS291)とは別に、NHK衛星第1テレビジョン(BS101=ID1)も総合テレビの番組を同時配信した。

地方局の放送開始日

  • 斜体の地方局は広域圏内に位置する地方局または北海道内の地方局で、教育テレビ放送や各民放は圏内基幹局の放送対象地域に付している。これらの地方局では開局以前にも基幹局の電波が受信でき、テレビが視聴できた地域も多い。斜体+太字はその基幹局を示す。
  • 太字はその地方の基幹局。

地上デジタルテレビジョン放送

地上デジタルテレビジョン放送#開始時期も参照。北九州局は段階的にフルパワー化したこともあり、当初はコールサインの付与が保留されていた。北海道内の6局は当初からフルパワーだったため最初からコールサインがあった。

地上アナログテレビジョン放送

※1開局前、放送対象地域に組み込まれていた放送局。開局前でもそれらの放送局から視聴できた場所が多い。太字の局は実際に中継局をおくか放送対象地域に組み入れられていた。

放送形態

4:15基点の24時間放送(原則として毎月第1・3日曜深夜=月曜未明の深夜は各局任意で放送休止、ないしは減力放送を行う地域あり)。

※なお、2004年より放送されている大相撲本場所(奇数月)の実況ダイジェスト「大相撲・幕内の全取組」の放送日に放送休止、あるいは減力放送がなされる場合は2005年9月までは4:00、同11月からは3:50までに休止・または減力を切り上げたことがあった(但しオープニング映像は起点時間に流す。局によっては起点時間まで放送休止となる場合もあった)が、2010年3月場所で未明の再放送が廃止されており、相撲期間中の休止切り上げは事実上なくなった。

4:20起点時代、2007年末と2008年始では深夜番組特別編成の為、起点時間が繰り下げとなった日が存在した。

教育テレビラジオ第1第2放送とともに中継回線はNTTの回線が使われているがこれらの放送波はデジタル方式で伝送しているのと、信号のエンコード・デコード処理のために小笠原諸島を除く関東地方以外の地域では東京のNHK放送センターから送出の場合、関東地方での放送とPCMデジタル方式の中継回線で送られているNHK-FMラジオ放送と比べ約0.5秒(札幌局以外の北海道地方の各放送局では東京からの送出で約1秒〈BSアナログ放送よりもごくわずかながら遅くずれている〉。札幌からの送出で約0.5秒)のタイムラグが発生する(アナログ放送の場合)。

時報スーパー

時報スーパー(「時刻表示」「時刻出し」)は、一部の番組を除き番組開始から10秒間時刻表示しているのが特徴。全国放送のとき時刻を常時表示する場合、アナログ放送は東京からの送出となるが、デジタル放送は地域によりタイムラグの差があるため一部放送局の東京送出分を除き各放送局別で表示している(函館、旭川、帯広、釧路、北見、室蘭の各局では北海道内各局別ローカル放送時は各局別の表示だが、東京送出分の常時表示および10秒間時刻表示を含む道内全域のローカル放送はすべて札幌局より表示している。そのため、函館、旭川、帯広、釧路、北見、室蘭の各局では平日に東京送出、札幌局送出、札幌以外の道内各局別送出の3種類のアナログ・デジタル放送フォントを見ることができる。一時期の総合テレビの朝のニュースで地方発信の項目があった場合や、ひるのプレゼントひるどき日本列島生中継 ふるさと一番!バラエティー生活笑百科連続テレビ小説=大阪発などの地方局製作の場合も、その地方局から時刻出しを全国送出したことがあるが、現在は各局ローカルの放送でない限り地方局からの放送でも時刻出しはすべて東京から行っている)。

ただし、全国放送番組で10秒間時刻表示の場合はどの地方放送局のデジタル放送を受信していても東京からの送出となっている(同じセグメント風フォントだが、東京送出は縁が細く、地方局送出は縁が太いという違いがある)。

アナログ放送・デジタル放送共に、現在は丸型の特徴的な形状をしたオリジナルフォントを使用している。なお時刻の切り替わりはアナログ・デジタルともクロスカットである。

  • アナログ放送では渋谷の放送センターに移転してから2000年9月までは一般的な興和フォントを使用していた(渋谷移転~1991年度までは黒縁無し、1992年度~変更時まで黒縁有り)。2000年10月からは現在のオリジナルフォントに変更されたが太字体であり、現在の細字体フォントになったのは2004年8月のことである(東京送出は縁の色が薄く、地方局送出は縁の色が黒いという違いがある)。
  • デジタル放送では2007年10月1日より、これまでの7セグメントフォント(2世代前)からロダン体(1世代前)に変わった(東京送出は縁の色が薄い上で細く、地方局送出は大半の局では縁の色が黒で縁が太い、さらに札幌局送出ではこのときから縁の色が黒で縁が極細に変更とされるというそれぞれの違いがある。NHK旭川放送局では2007年9月26日からローカルのみ先行で使用開始)。さらに2009年5月11日に首都圏のみ、同年9月28日からは地方局でもロダン体からアナログ同様のフォントになり、サイズが大きくなった。
  • デジタルでは開局当初から16:9サイズ配置(黒幕部分にはかからず、画面左上に時刻を出す)であるが、アナログではレターボックス16:9での放送での時刻出しでも従来どおり4:3コンバートと同じ位置(その場合、レターボックスの黒幕と放送画面にかかってしまう)に表示されている。2010年7月5日以後の完全レターボックス化以後も同様になっている。
  • 火曜日から土曜日は4:13から、日曜日と月曜日は映像散歩開始時(※)から基点(開始)時間を挟んで10:00まで(日曜については「日曜討論」終了後まで。また祝日では番組終了が10:00を過ぎる場合はその番組が終了するまで表示を続ける。)※大規模な災害や事件が発生し、深夜が特別放送体制となる場合は、特別放送の開始時から行われる。
  • 12:20(土・日・祝日は12:15)~13:00まで(日曜日はNHKのど自慢終了まで。但し、2007年7月15日はBS2とともに表示なし)
  • 地域情報番組放送中、ところによっては17:10~18:58.52(あるいは18:51.59まで・青森局では「全国気象情報」枠では非表示)にも出しているところがある(11:05~11:53.55にも表示する地域もある)。
    • 北海道地方で放送される「まるごとニュース北海道」(18:10~18:59)ではデジタル放送では表示されるが、アナログ放送では冒頭10秒表示のみで以降は表示されていない。
  • 1月1日の0:00、つまり年明けの瞬間(「ゆく年くる年」内、BSハイビジョンも同様)にも、10秒間の時刻表示がある。
  • 以前は「NHK紅白歌合戦」放送中に毎正時に表示されていたが、現在は表示されなくなった。
  • スポーツ中継の都合により、上記時間帯でも時刻出しをしない場合がある。またニュース速報など各種速報テロップが表示される場合、一時的に時刻出しをしない場合もある(現在は速報テロップ表示時も時刻出しあり)。
  • 地上デジタルテレビジョン放送では、当初BSデジタル放送と同様セグメント風の表示をしていた(BSデジタルより細めのサイズ)が、2007年10月1日午前0時より変更された。ワンセグ放送ではタイムラグが3~4秒(札幌局以外の北海道地方は約5秒)も発生することを考慮し、終日表示していない。ただし、「おはよう日本」・正午の「NHKニュース」・「NHKニュース7」のオープニングのアナログ時計は表示される。
  • 5:00~8:00(近畿地方など一部は連続テレビ小説中の消去を挟んで9:55まで。日曜は~7:45、地域により~7:40)は各地の天気予報を地区単位でアナログ放送は時刻表示の下側に、デジタル放送は時刻表示の右側にそれぞれ表示する。但し、当初は地上アナログ放送のみの表示で地上デジタル放送では表示されていなかったが(これは地上デジタル放送ではリモコンのdボタンを押してデータ画面を呼び出し、住んでいる地域の天気を調べることができることに配慮しているためと思われる。)、視聴者の要望により、2007年10月以降は首都圏を含め、多くの地域で地上デジタル放送でも天気表示を行うようになった(それ以前も近畿地方など一部の放送局では地上デジタル放送でもすでに天気表示を行っている。)が、北海道地方など一部地域では現在も地上アナログ放送のみで天気表示を行っているところがある。かつては北海道地方の地上デジタル放送では天気テロップの画面表示をしない代わりとして画面左下に「お天気ボタン」というアイコンが表示され、黄色ボタンを押すとお住まいの市町村(常時表示)および道内主要地域(アナログ放送の天気ループと同じ形式)の天気・最高気温・降水確率が表示される連動データ放送を行っていた。一方、同時放送の多いBS2(アナログ・デジタルとも)、NHKワールド・プレミアムでは天気テロップの表示は一切行なっていない。一部地域でも時間帯(主に5分間のローカルニュースなど)によっては表示しない場合がある。
  • 天気予報(気象情報)と一部のニュース項目(文字と肝心な部分が見えない場合)、ニュース速報・地震情報・気象警報・交通情報などの各種速報テロップおよび番組案内スポットが放送される時だけ、天気テロップは一旦消える。
  • 災害・地震・津波等の緊急報道で気象情報が放送できない場合でも、気象情報の本来放送される時間帯で各地域の天気テロップを1分程度表示する。なお、天気テロップの表示は全国放送・ローカル放送を問わずおこなっている(12月29日~1月3日は天気テロップの表示時間は通常より若干異なる)。
  • 2006年3月21日のNHKスペシャル(放送記念日特集・テレビは誰のものか)放送時には、夜の時間帯では珍しく21:55から天気テロップを5分間表示した。これも気象情報がこの時間帯(通常は21:58から)に放送できない代わりとして行われた。
  • 松山放送局では2006年10月から昼間時を除く5~15分のローカルニュース時に時刻表示をしている。
    • 平日は15:07・20:45・23:55
    • 土日祝は18:45・20:55(祝は20:45)
    • 四国ブロック放送である平日の15:07・23:55、土日の20:55、祝日の20:45でも表示されている。
  • 2007年1月13日に発生した北海道沖太平洋沖の地震津波報道では緊急警報放送が発動してから5分後の13:40.00~18:09.57まで時刻表示を全波で実施(教育テレビ、BSハイビジョンは14:05で終了 BS2は15:15で終了)
    • 時刻出しは、平日・土曜日は2004年3月までは9:30までの表示だった。日曜日も1990年代前半までは9:00までの表示であった。またかつて土曜日にも11時台に地域情報番組を放送していた頃には土曜11:30~11:53.55の表示もあった。
  • 尚、月曜~金曜が祝祭日にあたる場合は、ほとんどの場合8:35で消去されるが、2008年以降のゴールデンウィーク期間の祝祭日は、「朝ドラ」の総集編を放送している関係で2008年5月5日6日の「ちりとてちん」では10:15まで、2009年4月29日は「だんだん」では10:03まで、それぞれ表示を行った。
  • 2009年8月31日月曜日は、理由は不明だが、なぜか10:19.50ころまで表示[10]を行った。
  • 2011年2月11日金曜日(祝日)は、「金曜バラエティー」放送中の0:15~0:38まで時報スーパーの表示が一切なかった。
  • 2011年3月18日は1週間前に発生した東北関東大震災の発生時刻の14:46(午後2時46分)にあわせて黙祷をささげるため14:44~14:48の間表示を行った(BS1も同様。NHKワールド・プレミアムでも東京送出のデジタル総合テレビの時報スーパーがそのまま表示された)。

チャンネルロゴ表示

デジタル放送では画面右上に常時「NHK G」と表示される。ただし東京送出のみで、首都圏以外のローカル枠では表示されない。なお、首都圏がローカル放送を行っている場合でもローカル放送を行わない地域に配慮した東京からの裏送り放送を行う場合は通常通り「NHK G」のウォーターマークが表示される。また、災害報道を行う場合は全国で非表示。デジタル放送の受信機表示アイコンも「NHK G」と表示。

2008年7月24日からはアナログ放送でも、2011年7月24日までに放送を終了するアナログ放送であることを認識できるようにするため、「アナログ」と表示されている。2010年10月25日からは総務省地デジコールセンターの受付電話番号も「アナログ」と同時に表示されている。

当初、2010年の10月までは日中の番組を中心に一部の時間でロールテロップ(地デジコールセンターの電話番号のところで表示が止まる)を採用していたが、その後は関東地方・近畿地方(ローカル放送限定)のみロールテロップから終日のフェイドイン・アウトの表示方式に切り替えた。また地デジコールセンターの電話番号は黄色で表示されている。
最初に「(コールセンターの電話番号。略)地デジコールセンター」
次に「(電話番号)(平日9時~21時)」→「(電話番号)(土・日・祝9時~18時)」に切り替えている。
関東地方・ローカル時の近畿地方以外の地域では東京からの全国放送番組(裏送り送出も含む)で終了告知のロールスーパー(放送時間が10分以上の番組は開始時を基点として10分毎にも)が流れた後、「地デジの相談は 総務省地デジコールセンター(コールセンターの電話番号。略)へ」と地デジコールセンターの電話番号が常時表示される(すべて白文字)。
常時表示時間は、2011年1月23日まではコールセンターの受付時間内でのみ(特集番組で午前9時をまたぐ場合は番組の途中からの表示は行わず、次の番組が始まってから表示を行う)だったが、同24日以降はアナログ放送の終了から半年を切ったため受付時間外も含めた終日表示とし、「地デジの相談は 総務省地デジコールセンター(コールセンターの電話番号。略)(平日9時~21時 土日祝9時~18時)」と受付時間も追加表示された(教育テレビも同様)。
2011年3月11日発生の東北地方太平洋沖地震の報道特別番組放送時では「アナログ」のウォーターマークとコールセンターの電話番号の表示を自粛した(教育テレビも同様。BS放送はコールセンターの電話番号の表示のみ自粛)。その後、「アナログ」のウォーターマークのみ表示を再開した。

チャンネル番号・コールサイン

各放送局に関する情報は日本放送協会放送局の一覧を参照。

  • コールサインは、ラジオ第1放送と同一の「JO◇◇」の後ろに、「-TV」(アナログ放送)、または「-DTV」(デジタル放送)が付加される。
NHK総合のリモコンキーID
  • 地上デジタルテレビジョン放送リモコンキーIDはラジオ第1放送にちなんだ1(地図の赤く塗られている箇所の都道府県)が原則であるが、1民放が割り当てられている以下の地域に限り3(同じく青く塗られている箇所の都道府県)となる。
  • 上記地域の道県庁所在地(島根県を除く)周辺ではアナログ総合テレビも3chで受信している視聴者が多く、意図が異なれどアナログ総合テレビのチャンネル番号を引き継いだ。
  • 上記各道県で「1」を使用する民放の原則的なリモコンキーID番号(NNN・NNSは「4」、ANNは「5」、JNNは「6」、FNNは「8」)は北海道岐阜県福岡県を除き系列外局も使用されていない。
  • また、「1」が割り当てられる地域でも、広島県長崎県大分県はアナログ総合テレビの親局が3chであり、佐賀県でもアナログ総合テレビのチャンネルポジションを3chに設定される世帯・宿泊施設医療施設ケーブルテレビ局が多かった。この4県で「3」はいずれも民放で使用されている。
  • JNN系列局ではHBC・TBC・MBCだけでなく中国放送(RCC。アナログ親局4ch)や熊本放送(RKK。アナログ親局11ch)も「1」を希望していたが、アナログ親局が1chではないため1が認められず「3」を獲得した(このため広島県や熊本県では「6」が空いている)。
  • 当初NHKは「2」の教育テレビだけでなく総合テレビについても全国統一の「1」を希望していたが、既にアナログ放送で「1」を使用していた北海道放送や東海テレビ放送などからの反発が強く断念した。
  • 関東地方の他、福島県会津盆地只見町山梨県岡山県新見市広島県福山市尾道市高知県安芸市並びに四万十市等ではアナログVHF1chを引き継いでいる。京都府兵庫県香川県等の一部ケーブルテレビ局では当該地域を対象とするアナログ総合テレビを1chで再送信されているが、この番号も実質引き継ぐ。
  • アナログ教育テレビ親局が1ch山口県長崎県、アナログ総合テレビを大半の府県民が2chで視聴されている近畿2府4県長野県沖縄県の総合テレビはリモコンキーID「1」が割り当てられている。
  • NHK(アナログ総合)が全国的に親局が3chが多くその大半の地域では民放が1chとなった理由としてはテレビ放送が開局した当初1ch・2ch・12chが米軍のレーダーに使用されていたためである、後にその周波数は返還されたためであるが、NHKについては第一次チャンネルプランでそれらの地域に3chが割り当てられたからである。沿革にもある通りテレビ放送開始当初東京が3ch、大阪が4chで送信されていたのはこのことが原因である。その後放送東京はエリアの拡大のため当時1chで東京タワ-から送信されていたNHK教育テレビとチャンネルを入れ替える形で1chとなった。一方大阪も、その後大阪第4局(毎日放送)の開局予定日であった1958年12月1日から2chに変更された。なお、アナログ教育テレビジョンは全国的に12chを割り当てられている地域が多い。

アナログ放送のチャンネル

親局のみ示す。
●はデジタル放送でもチャンネルが引き継がれる。
○はアナログ放送3以外の局でデジタル放送では3に移行する放送局。

オープニング・クロージング

  • 現行 - 2003年12月1日~現在(関東地方の場合。地方局は各放送局のデジタル化の進ちょく・内容により異なる) ハイビジョン制作。
    • オープニング - ランドサットから撮影した日本列島~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップ付き、無しのときもある)~各放送局のID
    • クロージング - 深夜放送休止(ないしは減力放送実施)のお知らせ~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~ランドサットから撮影した日本列島~各放送局のID(減力放送の場合IDが省略される場合もある) 日本放送協会の放送形態・国歌の扱いも参照。
    • 「深夜放送休止のお知らせ」は各放送局で個別に制作されている。まず、「深夜放送休止のお知らせ」と書かれた静止画を表示し、続いて「深夜放送を休止させていただきます ~放送設備の点検・整備のため~ (地震などの緊急時は放送) 放送再開 午前(開始時刻)」と書かれた静止画を表示する(放送局により表現は若干異なる。)。これにアナウンスが入る。BGMは使っている放送局と使わない放送局にわかれている。
      • 地域によってはジャンクション映像に載せて告知テロップのみの表示で済ませる場合もある(関東地方、北海道地方など)。
    • 大阪放送局では、近畿圏全域に一括して30秒間、一枚画で掲載する。その場合、画面上部に「放送休止のおことわり」とテロップを出し、その下に放送休止の対象地域・休止時間を掲載している(アナログ・デジタル別々に放送しているが、2007年12月9日深夜=10日未明から2008年11月までの間はアナログ・デジタルを一括して掲載していた)。2008年12月より対象地域は「近畿地方の一部」と表現されている。なお減力放送となる場合については、「減力放送のお知らせ」という1枚画テロップを出した後、対象地域の減力放送の告知を流す。特に大阪府奈良県は山間部等を除きほぼ全域で周辺府県の府県域放送を視聴可能だからである。
    • 放送局管内の一部地域の放送休止または一部地方放送局ローカルの放送休止ではクロージング映像は流れないこともある。
    • 各地の放送局のホームページにてテレビ、ラジオの放送休止・減力を行うスケジュールを掲載している局もある。大阪放送局の場合近畿圏全体の予定を掲載しているが、2009年12月より点検を行う中継局の掲載も始めた。
    • 点検・整備が終了すると、放送開始時刻前に放送を再開する放送局もある。(オープニングは4:15直前に入るジャンクションの時間を利用して流す。)
    • 2010年3月29日よりアナログはレターボックス16:9サイズで放送
  • 1世代前 - 2001年~2003年11月
    • オープニング - 地球の映像~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップ付き)~各放送局のID
    • クロージング - 君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~粘土で作られた地球儀の映像~各放送局のID
    • 2001年からは、放送休止または減力放送後から始まる時は上記の映像が流れて、それ以外は日の丸とファンファーレ(24時間放送時のジャンクション参照)となった。それと同時に開始前の音楽とカラーバー・テストパターン等も廃止した。
    • クロージングは1997年からは日曜日のみ(メンテナンスタイムによる深夜放送休止の時も)、2000年以後はメンテナンスタイムに伴う放送休止(一部地域は減力放送実施の場合も)の前に行われる程度となった。
  • 2世代前 1984年頃~2001年
    • オープニング - 青空を背景とした日章旗の後、青空を背景としたパラボラアンテナ(NHK菖蒲久喜ラジオ放送所BSアナログ放送アップリング副局)の映像。BGMはオリジナル音楽 CD「懐かしのNHKテレビ主題曲集」にも収録されているが、最近まで流れたものではなく、アレンジ前〈作曲当初〉のものとなっている。また1995年3月までは旧ロゴの「NHK」が画面中央からズームインとなり、「総合テレビジョン」が左からめくる形で出てきたが、よく見るとNHKロゴが少しずつ左に寄ってきている状態だった。1995年4月より「NHK」ロゴが三つのたまごへ改められ、1文字ずつ順に出てきて、「総合テレビジョン」がフェードインで表示する形態となった。また祝日の場合は開始時に君が代が演奏される(この時は1分間通して日章旗と歌詞テロップが写され、NHKロゴはなし)。ちなみにNHK衛星第1テレビジョンの1984年の試験放送開始初期のオープニングでも同じ映像フォーマットが使われていた。
      • なお、開始時の各放送局IDは放送開始7分前に表示され、その後テストパターンを経て上記の開始映像を放送し正式な放送開始となっていた。
    • エンディング - ブルーバックに石井ゴシック体のテロップ(下記参照)~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~粘土で作られた地球儀の映像~各放送局のID
    • 2000年6月までは放送休止は全国一斉で行われていた(地域ごとの減力はあり)ので、休止当該日は終了時に「放送休止のお知らせ」の字幕→君が代斉唱・日章旗掲揚→各局IDとなっていた
  • 3世代前 開局5年後(1958年頃)~カラー放送開始以後
    • いくつもの花が咲き、NHKと文字が出てくる。
  • 4世代前 開局~開局5年後(1958年頃)
    • 鳩→アンテナ→画面いっぱいに、NHK→周波数・出力テロップ。
  • 24時間放送のジャンクション
    • 1日の基点(24時間放送開始当初は5:00→2004年4月から4:30→2005年10月から4:20→2008年4月から4:15)にはこれらの代わりとしてのジャンクションとして環境映像(24時間放送開始当初は富士山の四季を撮影されたもの、2004年8月以降は四季の自然をハイビジョンで撮影されたもの)を1分半以上写した後、日章旗(2004年以後はデジタル放送用に改めて撮影し直した物)を写している。
  • ここに出てくる日章旗は、出雲大社国旗掲揚塔で使われているもので、畳74畳分もの大きさを誇り、日本一である。
  • なお、かつて放送休止時間の長かった時代(1980年代前半頃の場合、23:15頃終了)は、視聴者から寄せられたと思われる夜の写真(夜祭などが多い)を背景、ギター弦楽器協奏曲(曲名不明 オリジナルか?)をBGMに「夜もふけました お休み前に 戸締り火の元を もう一度お確かめ下さい」というテロップが流れた。その後はフィルム撮影で、ブラックバックになった後日章旗掲揚映像をフェードインし、地球儀が日本付近に差し掛かり「NHK」の字幕が出た後、ブラックバックで地球儀の映像フェードアウトした。
  • 1989年度までは放送終了が日付をまたいで0:00を過ぎた場合には君が代・日章旗の放送がなく、NHKの女性アナウンサーがブルーバックに石井ゴシック体のテロップと共に「NHK総合テレビジョンはこれで放送を終わらせて頂きます どちら様もお休みの前に火の元・戸締りをもう一度お確かめ下さい」というアナウンスがあったが、現在のロゴに変わってから「これでNHK総合テレビジョンの放送を終わります。お休みの前に火の元・戸締りをもう一度お確かめ下さい。」と言うアナウンスとブルーバックに丸字角型ゴシック体(ナール)のテロップに変わった。1990年度から1999年まで(1997年からは深夜放送休止または日曜日のみ)は、連日上記のアナウンスの後君が代・日章旗が放送された。
    • 1995年の深夜放送拡大後、年数回の集中メンテナンス(当時の放送休止は全国一斉だった)があったときは放送終了(中断前)のところで「放送休止のお知らせ」→「深夜放送を休止させていただきます(放送設備の点検・整備のため)」という字幕とナレーションが表示されていた。また24時間放送が開始されたころはこれに「放送再開 午前5時(→午前4時30分→午前4時20分)」という文言があった。
      • 当初はバックは夜のNHKの局舎。その後自然の映像になった時期があったが、後年はブルーバックのみだった。
  • またオイルショックの影響による放送時間短縮の時代(1974年の一時期)には以下のようなアナウンスがあった。
    • (日中の休止前)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK総合テレビジョンの放送は4時半までお休みさせていただきます。ラジオ・FMは放送しています。ご了承下さい
    • (日中の放送再開時)「お待たせいたしました。NHK総合テレビジョンの放送を再び始めます。この後4時半からは(再開直後の番組名)を放送します
    • (放送終了時)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK総合テレビジョンは放送時間を短縮し、今日の放送はこれをもって終わらせていただきます。なおラジオ・FMは放送しています。明日の放送は午前6時からです。どちら様も火の元をお確かめになってお休み下さい
  • コールサインと局名を表示するパターン画像は、原則として全国統一フォーマットになっている。NHKのロゴが現在のものになった前後の時期には、地域の個性を活かした特徴的なパターンが数多く見られた(札幌局以外の道内各放送局ではアナログ放送のみ現在でも用いられている)が、放送のデジタル化に伴って再び全国統一のフォーマットに戻った(地上デジタル放送に対応したマスターに切り替えし次第統一しているため、2007年9月までは放送局により現行タイプと旧タイプが混在していた。)。画像は、青の背景に銀河を模したと見られる模様が描かれており、その前面には上からコールサイン(例:JOAK-DTV)、NHKのロゴ、局名(例:東京デジタルテレビジョン)が表示される(札幌局以外の道内各放送局ではデジタル放送のみ見ることができる。)。表示では「総合」の文字は入らないが、アナウンスではアナログ・デジタルともに「総合」を含めている。以前は地方放送局によってはコールサインの呼び出しアナウンスで「総合」を含めなかったところもある。(例:東京、旭川など)
    • コールサインと局名を表示するパターン画像の表示と同時に行われるアナウンスは、「(呼出符号)」→「NHK+(設置場所の地名)+総合(デジタル)テレビジョン(です)。」(例:「JOAK-(D)TV、NHK東京総合(デジタル)テレビジョンです。」)で、アナウンサーはラジオ第1放送やFM放送と同じアナウンサーが担当する[11]
  • 2008年7月24日以降はオープニング・ジャンクション映像の前にアナログ放送ではアナログ放送終了に関する告知を放送している(静止画のみでBGMあり。教育テレビも同様。火曜日~木曜日限定だが、緊急報道などその日の状況により告知が行われない場合もある)。一方、デジタル放送ではNHK受信料の訪問集金廃止に関する告知を放送している(2008年8月現在)。
    • 放送開始前や関東地方・北海道地方での放送休止案内の字幕スーパー挿入時には、30秒間の犬や猫の映像が放送される(主に「調整犬」、「調整猫」)。

その他

  • 2008年9月29日以後、総合テレビの放送を休止する地域がある場合、緊急地震速報に対応するために教育テレビを臨時に終夜放送していたが、2009年4月以後は終夜フィラーは放送せず、教育テレビでは「臨時ニュースがある場合、総合テレビ休止地域では教育テレビで放送」という字幕を出している。但し、総合・教育双方ともメンテナンスを行う場合は教育テレビでも放送休止とする。
  • ハイビジョン製作番組が増加した2003年ごろから、NTSCでは画像サイズ(レターボックス=サイズは16:9、14:9、13:9←→4:3コンバートとの切り替え)の調整などのため、番組終了後の数秒程度フェイドアウト状態となる番組があったが、2010年7月5日以後、レターボックス16:9に完全移行したことからこのフェイドアウト状態は解消されている[12]

各局のID

  • 関東地方などほとんどの局・・・卵形の青色バックにコールサイン表示(アナログ・デジタルとも全国共通のフォーマット。アナログでは16:9レターボックスで表示)。
  • 旭川放送局・・・緑の自然(緑葉)の写真をバックにコールサイン表示(4:3表示でアナログのみ。デジタルは上記と同じく全国共通のフォーマット)元々は札幌放送局のフォーマットにコールサインとCH表記をしていたのが、札幌放送局が地上デジタル放送を開始したことに伴い変更された。旭川局のアナログ放送のID画面切り替えの際、一瞬画像が乱れることがある。
  • 仙台放送局・・・仙台城をバックに馬とコールサイン表示。
  • 富山放送局・・・黄緑色をバックにコールサイン表示。
  • 神戸放送局・・・局舎の夜景をバックにコールサインを表示。
  • 大分放送局・・・大分県のフォーマットにNHKと表示。コールサインは左上に表記。
  • 鹿児島放送局・・・局舎と桜島をバックにコールサイン表示。

脚注

  1. ^ 「日本放送協会国内番組基準」、日本、1959年。[1]
  2. ^ 夜の指定席放送のため。当初は毎週土曜・日曜だったが、後に金曜・土曜になる。
  3. ^ なお、早朝5時開始は以前にも夏休み期間限定で行われていたことがある。深夜の日またぎも同様に夏・冬・春休みに期間限定で実施されていたが、定時編成としては1993年4月から行われており、この時は0時から放送日の上での最終版NHKニュースを5分だけ流して放送終了となっていた。1995年の放送時間枠拡大で本格的に日またぎ編成を開始した
  4. ^ 但し原則として第1・3日曜としているが、第2・4・5日曜も局によって休止にする場合もある。
  5. ^ 新聞発表上は従来どおり4:30が1日の基点とされており、「視点・論点」の再放送が1日の最終番組扱いとされている。日曜日・月曜日は別番組だが、日曜日の「新日本紀行ふたたび」再放送(地域により初回放送)は日曜日1日の初めの番組と扱われている
  6. ^ 新聞発表上は従来どおり4:30が1日の基点とされており、「視点・論点」の再放送が1日の最終番組扱いとされている。しかし公式HPの番組表は「シリーズ世界遺産100」が最終番組扱いとなっており、「視点・論点」は削除されている。日曜日・月曜日は別番組だが、日曜日の「新日本紀行ふたたび」再放送は日曜日1日の初めの番組と扱われている
  7. ^ 大河ドラマや、一部の宣伝番組では2010年12月まで14:9サイズのセミレターボックスでの放送を継続していた
  8. ^ 当時は本土復帰前であるため前身の沖縄放送協会(OHK)として開局しての放送開始だが、沖縄本島などでは本土とのマイクロ回線開通した1964年から民放テレビの沖縄テレビでNHKの一部番組が放送されているため、当時テレビ放送未開局だった先島諸島のみで放送が開始され、沖縄本島では翌年の1968年から開始された(ただし先島諸島ではすべて遅れ放送で沖縄本島と同時放送となったのは復帰後の1976年からである)。
  9. ^ 唐津中継局は福岡放送局、伊万里中継局は九州本部(現:熊本放送局)の管理であった。
  10. ^ 10時の「NHKニュース」から次番組の切り替え時の消去も無かった。
  11. ^ なお2003年の呼出名称と、識別信号のアナウンスが変更される以前は、「(設置場所の地名)+総合テレビジョン」→「(呼出符号)」であった(例:「東京総合テレビジョンです。JOAK-TV。」)。放送局によっては、「NHK(設置場所の地名)+総合テレビジョン」→「(呼出符号)」(例:「NHK旭川総合テレビジョンです。JOCG-TV。」)の場合もあった
  12. ^ 現在は大河ドラマで本編と番組案内での切り替えで見られるのみとなった。

外部リンク