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栄村

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さかえむら ウィキデータを編集
栄村
日本の旗 日本
地方 中部地方甲信越地方
都道府県 長野県
下水内郡
市町村コード 20602-4
法人番号 8000020206024 ウィキデータを編集
面積 271.66km2
(境界未定部分あり)
総人口 1,487[編集]
推計人口、2024年8月1日)
人口密度 5.47人/km2
隣接自治体 長野県飯山市山ノ内町野沢温泉村
木島平村
群馬県中之条町
新潟県津南町十日町市湯沢町上越市
村の木 キリ
村の花 カタクリ
村の鳥 ブッポウソウ
栄村役場
村長 宮川幹雄
所在地 389-2792
長野県下水内郡栄村北信3433
外部リンク 栄村ホームページ

栄村位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

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栄村(さかえむら)は、長野県北部(北信地方)に位置する下水内郡に属する。

地理

新潟県との県境に位置し(長野県最北端に位置している)、日本有数の豪雪地帯であり、特別豪雪地帯の指定を受けている。村を流れる千曲川は、県境で呼称が「信濃川」に変わり、日本海へ注ぐ。

中心部にある森宮野原駅では、1945年2月12日に7.85mの積雪を記録しており、構内と駅前には、JR日本最高積雪地点を示す標柱が立てられている。

地域

  • 郵便番号
    • 389-2700~2703、2792 (秋山郷を除く)
    • 949-8321(秋山郷)

村内の秋山郷(信州秋山)には、長野県の民放テレビが映らない地域、映っても信越放送長野放送のみ、という地域も存在する。

隣接している自治体

歴史

栄村は越後国・上野国との国境に位置し、戦国期には北信国衆は越後国上杉氏と甲斐国武田氏・相模国後北条氏の抗争に翻弄される。特に武田・上杉間では北信を巡り川中島合戦を繰り広げた。村域の国衆では志久見郷の市河氏が武田方に属し、武田氏の滅亡後は天正壬午の乱において上杉氏に属し、江戸時代には上杉家臣となっている。

  • 1875年6月 高井郡箕作(みつくり)村、志久見(しくみ)村が合併して高井郡堺村となる。
  • 1876年7月 水内郡白鳥(しらとり)村、平滝村が合併して水内郡豊栄村となり、水内郡青倉村と森村が合併して水内郡北信村となる。
  • 1879年1月14日 下高井郡下水内郡が郡制を施行。高井郡堺村は下高井郡に、水内郡豊栄村、北信村は下水内郡に属する。
  • 1889年4月1日 村制施行。下水内郡豊栄村、北信村が合併し下水内郡水内村が発足。下高井郡堺村、合併を伴わずに発足。
  • 1956年9月30日 下水内郡水内村と下高井郡堺村が合併。下水内郡栄村が発足。
  • 2011年3月12日 長野県北部を震源とする地震で震度6強を観測。総人口の90%にあたる住民2000人以上が避難し、JR飯山線が不通になる被害。

人口

栄村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 4,449人
1975年(昭和50年) 3,884人
1980年(昭和55年) 3,502人
1985年(昭和60年) 3,284人
1990年(平成2年) 3,053人
1995年(平成7年) 2,896人
2000年(平成12年) 2,638人
2005年(平成17年) 2,488人
2010年(平成22年) 2,215人
2015年(平成27年) 1,953人
2020年(令和2年) 1,660人
総務省統計局 国勢調査より


行政

  • 村長:島田茂樹(2008年5月15日就任 1期目)
    • 前村長:高橋彦芳
5期。「紐付き」補助金に頼らない田直し事業や、山間に「下駄履きヘルパー」を派遣する事業が実施されるなど、過疎地に合わせた政策を展開。中央政権による一律(高基準)な補助金を受け続けた場合、「補助金はあくまで補助であるため、当地の財政は破綻する」と考えた村長が、独自の政策を掲げ運営をしてきた。なお良質の米が取れる地域であったことも幸いした。

教育

  • 栄村立栄小学校
  • 栄村立秋山小学校
  • 栄村立栄中学校

交通

鉄道路線

信濃白鳥駅平滝駅横倉駅森宮野原駅

道路

国道

県道 36.2km

村道 314.6km

道の駅

名所・旧跡・観光地

秋山郷を俯瞰
名所
旧跡
温泉

名産

関連項目

外部リンク