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GOSICK -ゴシック-

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GOSICK -ゴシック-
ジャンル 推理小説
小説
著者 桜庭一樹
イラスト 武田日向(富士見ミステリー文庫版)
出版社 角川書店富士見書房
その他の出版社
中華民国の旗香港の旗 台湾国際角川書店
大韓民国の旗 テウォンC&Aホールディングス
アメリカ合衆国の旗 ドイツの旗 TOKYOPOP
掲載誌 月刊ドラゴンマガジン
ファンタジアバトルロイヤル
レーベル 角川文庫富士見ミステリー文庫
連載期間 月刊ドラゴンマガジン:2004年1月号
ファンタジアバトルロイヤル:
2004年春号 - 2006年冬号
刊行期間 2003年12月 - 継続中
巻数 既刊10巻(新装版を除く)
漫画
原作・原案など 桜庭一樹
作画 天乃咲哉
出版社 富士見書房
掲載誌 月刊ドラゴンエイジ
レーベル ドラゴンコミックスエイジ
発表期間 2008年1月号 - 連載中
巻数 既刊6巻
アニメ
原作 桜庭一樹
監督 難波日登志
シリーズ構成 岡田麿里
キャラクターデザイン 川元利浩、富岡隆司
アニメーション制作 ボンズ
製作 GOSICK製作委員会
放送局 放送局参照
放送期間 2011年1月 -
話数 全24話(予定)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

GOSICK -ゴシック-』は、富士見ミステリー文庫富士見書房)から刊行され、現在は角川文庫角川書店)から刊行されている桜庭一樹による日本のミステリー作品。富士見ミステリー文庫で刊行時のイラスト武田日向が担当。

概要

2006年4月にドラマCDが発売された。また、「月刊ドラゴンエイジ2008年1月号より天乃咲哉による漫画版が連載されている。ボンズによるアニメ化が発表された。2011年1月より放送中。

角川文庫版ではイラストがないが、イラストを収録した新装版が角川ビーンズ文庫から2011年4月1日に発売予定である。

富士見ミステリー文庫の廃刊以降しばらく新作が発表されていなかったが、2010年12月から4ヶ月間、角川書店の文芸誌野性時代に短篇が掲載される。また、2011年内にsIV・VIIIの刊行が告知され、VIIIを以って完結となる予定。

主な内容

時は1924年第一次世界大戦後のヨーロッパ。ソヴュール王国の貴族の子弟の為の寄宿学校・聖マルグリット学園に在籍する日本からの留学生・久城一弥は、天才的な頭脳を持つ同級生の少女・ヴィクトリカと共に様々な事件に遭遇する。

物語の舞台

ソヴュール王国はヨーロッパにある架空の王国。フランスイタリアスイスと接しており、公用語はフランス語である。首都はソヴレム。国土は小さいが豊かな国で、第一次世界大戦でも連合国の一つとして勝利を収め、「西欧の小さな巨人」と謳われるほど。占いや魔術を国家運営に取り入れる「オカルト省」という官庁が存在する。アルプス山脈のふもとにある聖マルグリット学園は、王国ほどではないが長く荘厳な歴史を誇る名門。故に「ヨーロッパの秘密の武器庫」と言われる。元々はソヴュールの貴族の子弟達のみが入学を許されていたが、大戦の後は同盟国からも優秀な留学生を受け入れている。


注意:以降の記述にはGOSICK -ゴシック-に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物

声優は、ドラマCD版 / テレビアニメ版の順。1名だけの表記の場合は、テレビアニメ版の声優を示す。

ヴィクトリカ・ド・ブロワ
声 - 斎藤千和 / 悠木碧
本作のヒロイン。金の髪と碧の瞳、そして人形か妖精と見紛うほどの美しい容姿をした少女。普段は授業に出ず、図書館塔の頂上にある植物園で本を読んで一日を過ごしている。一弥が集めた情報から事件の全貌を推理する安楽椅子探偵。彼女の言葉を借りるなら、「混沌(カオス)の欠片」を彼女の溢れる「知恵の泉」が再構成するのだという。いつも暇を持て余していて、一弥に不可思議な事件にでも巻き込まれて来いと言い放つこともしばしば。そのときの口癖は「退屈だ」。
一弥と同級生だが見た目は幼く、背も低い反面、老婆のようなしわがれた声で話す。その上、面倒臭がりで気まぐれかつ毒舌家であるが、見た目相応の子供のような一面も併せ持つ。些細なことですぐに不機嫌になり、そのときは一弥を無視したりド突いたりする。また、自分の事や不都合な話を持ち込まれると大抵の場合は沈黙や知らん振りをして通し、問い詰められたり挑発されたりするとムキになる。一弥をからかって怒らせるのはお約束で、喧嘩をすることも多い。表向きは一弥を「下僕」として素っ気無く扱っているが、その生い立ちから本当は非常に寂しがり屋であり、一弥に絶交を言い渡された際には取り乱して全否定し、風邪を引いてしまったとはいえ、一弥が自分を置いて街に出かけてしまった時には家でべそをかいていた。また、アブリルとはほとんど会話をしたことはないものの、最悪なファースト・コンタクト[1]のせいもあってあまり仲はよくなく、ヴィクトリカ本人は「屁こきいもり(ニュート)」と吐き捨てて冷たくあしらっているが、一度だけ無意識に彼女の名前で呼んだこともあり、彼女の話は何だかんだで聞いている。今ではからかったりして、一弥と同等に扱えるようになっている。
書物、お菓子、フリル、綺麗なモノ、そしてお風呂が大好き。一方で極度の痛がりであり、注射はもちろん、転んだり指で額を弾かれた程度でも大騒ぎをする。硬い食べ物も基本的には好まないが、一弥が日本のおみやげで持ってきた硬い食べ物は食べている(「もういらない」と放棄してしまうこともあるが)。
普段は冷静で無表情だが、一弥が危険な目に会った際には普段の冷静さを欠いたり、彼から貰ったプレゼントを無愛想に受け取りながら後で大喜びしていたりと、他人の見ていないところでは感情を露に出すことも度々ある。
“灰色狼”であるコルデリア・ギャロの娘であり、ブロワ家では恐れられている存在で、父親であるブロワ侯爵にはペットや道具としか扱われていない。学園に移送されるまでは屋敷で軟禁生活を強いられ一人孤独な日々を過ごしてきたという過去を持っており、彼女が称するに「囚われの姫」であった。現在でも基本的に学園の外には出られず、外に出る場合はグレヴィールから特別な外出許可をもらい、彼と同行する必要がある。出かける際にはやたら大荷物を持っていくことが多く、一弥に毎回必要の無いものを整理されている。『GOSICK II』ではコルデリアの無念を晴らすために、無断で学園の外へ飛び出した。
再構成した混沌を言語化する時などによくパイプをくわえていて、一弥に煙を吹きかけたりする。
久城 一弥(くじょう かずや)
声 - 入野自由 / 江口拓也
本作の主人公。極東の島国からソヴュールに留学してきた帝国軍人一家の三男。非常に真面目な性格で、立派な軍人となるために日々勉強に励んでいる。家族は父と母、兄2人と姉1人。優秀で自分とはまるで性格の違う兄達にコンプレックスを抱いており、国を離れられる留学という選択をした。留学直後はその容姿(当時の欧州では珍しい黒髪に黒い目)と学園に伝わる怪談から「春に来る死神」その人であると噂され、その為に友人が出来なかった。学園のある村で起きた殺人事件に巻き込まれた事がきっかけでヴィクトリカと知り合い、以来、彼女の初めてにして唯一の友人となる。ヴィクトリカとは、会う度に振り回されたりからかわれたりして苦労が絶えず、喧嘩をすることも多いが、窮地に陥った際には彼女を守ろうと奮闘する。ヴィクトリカとの関係からグレヴィールとも顔見知りになったが、彼の理不尽な行為には少々呆れ気味であり、仲はあまりよくない。
基本的に優しく思いやりのある少年であり、美しい金色をしたものや花が好き。そうしたものを見たときに心を奪われたり、また歌が上手という特技を持っている。しかし当人はこうした趣味や特技を「帝国軍人の三男にあるまじき」ものと考えており、父や兄たちに知られたら叱られると思っているため、他人には隠している。
グレヴィール・ド・ブロワ
声 - 子安武人 / 木内秀信
ヴィクトリカの腹違いの兄でソヴュール警察の警部。容姿、服装、立ち居振る舞いなど、どれをとっても見事な好青年なのだが、前髪だけをドリルのように鋭く尖らせた奇抜なヘアスタイルをしている。ブロワ侯爵の嫡男であり、警察の仕事は貴族の道楽でやっている。いつも手を繋いでいる二人組の部下を引き連れている。その気障な性格から一弥とはウマが合わないが、基本的に事件では協力している間柄である。ビスク・ドールが趣味で、警察署の彼の部屋にはビスク・ドールがいくつも並べられている。人形や兎といったかわいいものには目がないが、鳥は苦手。
世間では「名警部」と呼ばれているが自分では全く推理が出来ず、ヴィクトリカの力を借りて難事件を解決しては、手柄を独り占めにしている。生意気な口調のヴィクトリカのことを嫌っているが、同時に“灰色狼”の子である彼女を恐れている。軟禁生活時代のヴィクトリカに興味を持ち度々会いに来ていたが、その際に散々脅かされたという過去があり、それ以降は彼女を極力避けるようになった。しかし、学園移送後に彼女のお目付け役を命じられてからは、落ち度があっては彼自身が父親に罰を受けるため、渋々彼女を監視している。不都合な話を振ると沈黙や知らん振りをする・外出の際には大荷物を持っていく等、ヴィクトリカと共通する部分はいくつかある。
幼馴染であるジャクリーヌのことが好きで、殺人の罪をきせられた彼女を救うためにヴィクトリカの力を借りたことがある。ドリルのような髪型になったのはその代償の一つであり、部下がいつも手を繋いでいるのも同じ理由[2]。「代償が大きすぎる」という理由で、今では自分からヴィクトリカに頼みにいくことに難色を示しており、一弥を通してヴィクトリカの力を借りている。
アブリル・ブラッドリー
声 - 川上とも子 / 下屋則子[3]
一弥の同級生でイギリスからの留学生。ショートカットの金髪とすらりとした手足が特徴の快活な美人。入学してすぐの頃に巻き込まれた事件で知り合って以来、一弥に好意を抱いている。怪談が大好きで、怪談を聞いた一弥が悲鳴を上げるとからかう。また、不機嫌になると何故か手近な物を頭に載せる癖がある。高名な冒険家であった祖父のサー・ブラッドリーを尊敬しており、本人も好奇心や冒険心が旺盛。
一弥が話すヴィクトリカのことを当初は胡散臭く思っていたが、セシルが無理矢理ヴィクトリカを教室に連れて行ったことで顔見知りになった。しかし、アブリルは些細な行動でヴィクトリカの怒りを買ってしまい、それ以降彼女とは不仲になってしまい、名前すら全く呼んでもらえていない。今でもヴィクトリカには度々からかわれて憤慨しており、その部分は一弥と同様である。
セシル・ラフィット
声 - 堀江由衣 / 鹿野優以
一弥やヴィクトリカの担任。童顔で小柄、大きな丸眼鏡とふわふわのブルネットが特徴。没落した貴族の生まれで、聖マルグリット学園のもと卒業生。基本的に生徒思いで優しい先生だが、非常な怖がりであったり、趣味の花壇作りに一弥を突き合わせた挙句、庭師に見つかると彼を置き去りにして脱兎の如く逃げたりするなど、「大人としてどうか」という面が多々ある困った人。寮母のゾフィとは学生時代からの親友であり、休日には手を繋いで散歩する仲。
ゾフィ
声 - たかはし智秋 / 根谷美智子
一弥のいる男子寮の赤毛の色っぽい寮母さん。さばけた性格で、よく一弥にお使いを頼んだり、読み終わった新聞を提供したりする。セシルとは女子寮のメイドをしていた時に知り合った。オリエンタルなものを好み、一弥の部屋から度々服や小物を失敬している。(一弥曰く「強奪に近い」。)
イアン、エバン
声 - 出村貴(イアン)、松本吉朗(エバン) / 未発表
グレヴィールの部下。グレヴィールに同行することが多い。幼馴染でいつも手を繋いでおり、一弥には仲がいいと思われているが、これは前述の通りヴィクトリカの頼み事による代償でもある。兎皮のハンチング帽を被っている。
コルデリア・ギャロ
声 - 沢城みゆき
「名もなき村」出身の“灰色狼”でヴィクトリカの母。ヴィクトリカによく似た外見だがヴィクトリカに比べて声は高く、どこか怪しく妖艶な感じの女性。幼い頃はメイドをしていたが、無実の罪で村を追放された。追放された後は踊り子として各地を転々とし大変な人気を集めていたが、“灰色狼”の血を望むブロワ侯爵との娘ヴィクトリカを生んだ。身軽さを生かし、塔の上で幽閉されていたヴィクトリカに金貨のペンダントを渡した。世界大戦で活躍。ヴィクトリカを常に見守っている。
ブロワ侯爵に“灰色狼”であることを知られてからは屋敷に監禁され、ブライアンの言い分から痛めつけられていたようである。「ベルゼブブの頭蓋」ではブロワ侯爵から逃亡するために正体を隠し、一弥と接触する。その際にヴィクトリカへの指輪を彼に託している。
ブライアン・ロスコー
声 - 大川透
名もなき村を出た者の子孫で奇術師。村に現れて資金を出し、電気を引いたが、実は形見箱を探すためだった。もう一人の“灰色狼”。赤髪に切れ長の目に鋭く尖った顔が特徴の青年。コルデリア・ギャロと行動を共にする。コルデリアを痛めつけ“灰色狼”をただモノとして扱ったブロワ侯爵とオカルト省を目の敵にしており、彼らに対抗するために科学アカデミーと接触するなどして暗躍をしている。
コルデリアのことは「俺のコルデリア」と言う程大切に思っているが、娘のヴィクトリカのことは無関心である。“灰色狼”には友達ができないとまさに「一匹狼」という認識を持っており、『GOSICK IV』では一弥とヴィクトリカの仲を軽視して一弥と衝突した。
ジュピター・ロジェ
ソヴュール王国における科学アカデミーの主宰者。「ベルゼブブの頭蓋」でブライアンと接触し、「薔薇色の人生」にてソヴュールの劇場に姿を表す。
久城 瑠璃(くじょう るり)
声 - 葉月絵理乃
日本にいる一弥の姉。成安女学校に通う女学生。父や兄のような、むきむきとした風貌の男を苦手としている。逆にそうでない弟の一弥のことは可愛がっており、その一弥が海外に留学してしまったため、心を痛めている。海外にいる一弥に服、小物、菓子など色々な物を送っている。一弥の手紙でヴィクトリカの存在は知っているが、「背の小さな」女の子ではなく「年齢の小さな」女の子だと勘違いしている。同じ女学校の後輩たちからは大変に慕われている。
久城 泰博(くじょう やすひろ)
声 - 桐本琢也
久城家の長兄。帝国軍人で武道の達人。政治家。手紙で一弥に男としての生き方を説いたり、「月刊 硬派」なる雑誌を送りつけたりしている。瑠璃が好きな武者小路とは士官学校時代の親友。何かにつけて事を起こすタイミングが悪く、それで失恋ばかりしている。最も酷いものでは、懸想相手の家に恋文をしたためて向った時には祝言の当日であった、ということもあったらしい。
久城 寛(くじょう ゆたか)
久城家の次兄で、一弥と瑠璃の兄。発明を趣味にしている奇人。一弥との手紙のやり取りの中でヴィクトリカとパズルの解き合いを行った。瑠璃と同じくヴィクトリカのことを年端も行かない子供と勘違いしている節が見受けられるが、手紙の中では大人気ない挑発を行ったりしている。秘密の恋人がいる。
一弥の父
声 - 樋浦勉
一弥の母
声 - 伊藤美紀
アルベール・ド・ブロワ侯爵
声 - 菅生隆之
ソヴュールの有力貴族でオカルト省の重鎮でありヴィクトリカとグレヴィールの父親。ヴィクトリカ同様に冷静沈着で厳格な性格の持ち主。“灰色狼”を政治的な道具と見なしており、妻コルデリアを痛めつけ、娘のヴィクトリカでさえも道具同然に扱うなどの冷酷な一面がある。10代の頃から世界情勢の展望を正確に見通すことができ、その上でソヴュールの為に人造人間(ホムンクルス)による軍隊設立を画策するなど狂った一面も持つ。
ジャクリーヌ・ド・シニョレー
声 - 雪野五月
グレヴィールの幼馴染で、シニョレー警視総監夫人。子供のころから好意をもたれているが本人は気づいていなかった。
マリオン
声 - 川崎恵理子
ジャクリーヌのメイド。

各巻の登場人物

『GOSICK』

ロクサーヌ
声 - 鈴木れい子
占い師。第一次世界大戦の戦況を占うために、各国から集めた孤児たちを「野兎」に見立てての大規模な「野兎走り」を行った。10年後にアラブ人メイドのリィに射殺された。
フラン
声 - 鈴木恭輔
ジュリィ・ガイル(幼少期 - アレックス)
声 - 野田順子
「野兎走り」に出された「野兎」の生き残りの一人(「ソヴュール国籍」)。死んだ仲間の復讐のため、政府から支給された金(「太らせろ」の指示で)でクイーンベリー号(箱)を再現し、8人の政府関係者とネッドを死に追いやった。最後はヴィクトリカに謎を暴かれて殺人容疑で警察に逮捕され、連行されている際にリィと再会する。
ネッド・バクスター(幼少期:ヒューイ)
声 - 野島健児
他の「野兎」には同じ「野兎」と思われていたが、実は政府関係者に雇われた「猟犬」だった少年(「イギリス国籍」)で、死んだ振りをして「野兎」を適当に噛み殺した。のちに名前を変え、舞台俳優として活躍していた。彼が舞台俳優として活動していることを知ったジュリィ(アレックス)によってクイーンベリー号におびき出される。最初は温厚に振舞っていたが、終盤で死んだ振りをして本性を露にする。終盤、「野兎走り」の時の「野兎」が子供であったためにヴィクトリカを殺そうとしたが、最後は甲板の上で彼女を守ろうとした一弥と取っ組み合いの末に、ジュリィ(アレックス)に背後から殺され、荒れ狂う海の中へと落下していった。
モーリス
声 - 稲葉実
「野兎走り」にかかわった政府高官。再現されたクイーンベリー号内で錯乱し、ヴィクトリカ達を殺そうとしてジュリィに射殺された。
リィ
声 - 美名
「野兎走り」に出された「野兎」の生き残りの一人(「アラブ国籍」)。仲間の復讐のため、ロクサーヌの屋敷にメイドとして入り込み、ロクサーヌを殺した。後に殺人容疑で警察に逮捕され、連行されている際にアレックスと再会する。

『GOSICK II』

ミルドレッド・アーボガスト
声 - 渡辺明乃
とある教会のシスターだが、姉御口調だったりお金好きだったりととてもシスターとは思えない性格で、デリクには胡散臭がられていた。骨董品のバザーで皿を盗んだ犯人ではあるが、グレヴィールには見逃された。実はグレヴィールの監視の仕事をカジノで負けて引き受けていて、名も無き村でヴィクトリカの監視役をするためだった。
セルジウス
声 - 堀勝之祐
名も無き村の現村長。かつて村長であったシオドアが何者かに殺害され、第一発見者であるコルデリアを状況証拠だけで殺人犯と決めつけて村から追放した[4]。以降シオドアの意志を継ぐ形で村長を続けている。村の守護と掟を重視する厳格な性格で、村では誰も彼に反論することは許されない。
アンブローズ
声 - 阿部敦
セルジウスの助手で、名も無き村の後継者でもある。だが、セルジウスとは違って温厚で優しい性格であり、20年前に殺人を犯したハーマイニアを処罰することができなかった。外の世界に興味を持つ。最終的にはヴィクトリカ達と共に名も無き村を出た。
ハーマイニア
声 - 桑島法子
セルジウスの館で働くメイド。26歳。村にやってきたヴィクトリカに20年前の事件に関する疑問を投げ掛け、当時幼かった自分が殺害することは不可能だったと思わせようとした。本当はシオドアを殺した張本人である。20年前、シオドアが行った占いによって自身が20年後に死ぬという予言を告げられ、その未来を快く思わなかったハーマイニアは未来を覆すために柱時計の高さを利用してシオドアを殺害しコルデリアに罪を着せた。ヴィクトリカに謎を暴かれた後、村の掟で処罰されかけたところを逃亡。ついには村に火を放ち、更には村と外の世界を繋ぐ跳ね橋を焼き払ってヴィクトリカ達を村に留まらせようと目論む。しかし最期は跳ね橋の上で一弥を殺そうと槍を突き立てたところ、バランスを崩して奈落の底へと落ちていった。
シオドア
声 - 鈴木恭輔
名も無き村の前村長。20年前に殺害された。
アラン、デリク、ラウール
声 - 遊佐浩二(アラン)、藤田圭宣(デリク)、平井啓二(ラウール)
美術大学の学生。実は盗人であり村へ来た目的は目ぼしい骨董品や美術品を物色するのが目的で名も無き村にやってきたが、その使途を巡って仲間割れが発生。アランとラウールはデリクによって殺害されてしまい、さらに第2の殺人であるラウール殺害の際、セルジウスの習性を利用して彼に罪をなすりつけようとするが、ヴィクトリカの推理によって2人の殺人のトリックを見抜かれたことがきっかけで、デリクは村で裁くため、セルジウスの命令で村の住人たちに連行されていった。

『GOSICK III』

ルイジ
声 - 石塚さより
デパート「ジャンタン」の前に屯している浮浪者の少年。手からこぼしたコインの総額を一瞬で計算するなど記憶力に優れ、「ジャンタン」に入店する女性客が行方不明になることに気づく。以前にそのことを警察に通報したものの相手にされず、一弥がやって来て同様に不審を感じた際に協力する。事件解決の後にジャクリーヌの援助によって、寄宿学校の生徒となった。
ガルニエ
声 - 楠見尚己
「ジャンタン」のオーナー。政財界に顔の利く人物だが、実は盗品売買・人身売買のシンジケートのボスで、来店した女性客を拉致しては売り捌き、その売り上げで盗品を買ってはまた売り捌いていた。先の大戦でソヴュール王宮から「青い薔薇」を盗み出し、「ジャンタン」で分銅としてさり気無く展示していた。
アナスタシア
声 - 川澄綾子
ロシアから革命を逃れてソヴュールにやって来た砂色の髪の少女。「ジャンタン」で店員に誘われて試着室に入ったところを拉致されてしまい、従業員用のスペースに監禁されていたところを「ジャンタン」の中で迷った一弥と遭遇。その時「悪魔がいる」と怯えていたことから、一弥が不審を感じる切っ掛けとなった。
シニョレー
声 - 山野井仁
警視総監で、グレヴィールの上司。グレヴィールが慕うジャクリーヌの夫。

『GOSICK IV』

リヴァイアサン
声 - 速水奨
約20年前、ソヴュールで活動した錬金術師。聖マルグリット学園にある時計塔に拠点を構え、王妃を誑かして国政にまで口を出すほどまでの影響力を持っていた。その専横を恐れた王立騎士団に毒矢を放たれたものの、それでも倒れずに逃亡してそのまま行方不明となる。ヴィクトリカがふとしたことを切っ掛けとしてリヴァイアサンの著した本を手にし、その謎に挑むことになる。
実はアフリカ金鉱掘りに従事していたものの過酷な労役で仲間が死ぬのを見て、復讐と故地を救おうとして植民地計画に名を借りた詐欺を企てていた。実際には毒矢を射られて暫くして死んだものの、自らの死を隠し通そうと時計塔の中の隠し部屋に自ら籠もって死を迎えた。
ウォン・カーイ
声 - 石川英郎
ロスコーの知人である東洋人の奇術師。リヴァイアサンの謎を探ろうと時計塔を訪れるものの、賢者の石に擬せられた石に仕込まれていた毒に触れてしまい、時計塔へとやってきた一弥に「錬金術師・・・リヴァイアサン」と言い残し死亡。
イアン・マスグレーブ
声 - 小松未可子
ソヴュール国王法務大臣・マスグレーブ男爵の息子。リヴァイアサンを詐欺師だとして追及した父親(声 - 中村秀利)とは違い錬金術を信じたが、リヴァイアサンに時計塔で殺害される。

『GOSICK V』

サイモン・ハント
科学アカデミーの役人。「ベルゼブブの頭蓋」には夜のショーの「魔力のふりをした奇術」を見破りに行ったが、カーミラ姉妹によって殺されてしまう。
イアーゴ
バチカンの奇跡認定士。サイモン・ハントと同じように奇術だと見破り、カーミラ姉妹に殺されてしまう。
ミシェール
カーミラ、モレラが大戦時科学アカデミーの支配下だった「ベルゼブブの頭蓋」でスパイをしていたときの名前。
カーミラ
モレラの双子の姉。10年前、「ベルゼブブの頭蓋」で妹と共にスパイをしていた。
モレラ
カーミラの双子の妹。

『GOSICK VI』

孤児(本名は不明)
科学アカデミーのスパイとして「ベルゼブブの頭蓋」に入り込み、そこでみつけた赤い箱(形見箱)を持ち帰る途中の電車で一回落としてしまい、オカルト省のスパイ木こりに見つかって殺された。
公妃(自称本名 ブリタニア・ガブリエル)
一見優しい母親のようだが、狂ってしまうことがある。その原因は戦時中戦争で息子が死んだからである。
木こり(本名 ギデオン・レグラント)
両親をなくし、オカルト省のスパイとなることで学費をだしてもらっていた。オカルト省に拉致された妹を救うために孤児を殺して赤い箱を手に入れたが、それは贋物だったので妹と逃げた。
死者(本名 サム・オネール)
実は炭鉱所有者だったが、危機を感じて全てお金に換え、タクシー運転手を殺して入れ替わった。

『GOSICK VII』

ジンジャー・パイ
ニコル・ルルー
ココ=ローズ

『GOSICKs』

クィアラン
声 - 雪野五月 / 豊口めぐみ
ヨーロッパを縦横無尽に荒らした有名な大泥棒クィアランの二代目。小さい頃に一代目クィアランに拾われて、泥棒として仕込まれる。
サー・ブラッドリーの遺産である「ペニー・ブラック」を盗むためにアブリルに成り済まして学園へと侵入。図書館塔の頂上でそれを見つけるが、目を離した隙にヴィクトリカに回収されてしまい、更に一弥がやって来た為にその場を去る。そして正体を現しヴィクトリカの存在を否定して一弥の心を傷つけた上に遺産のことを問い詰めようとするが、当のヴィクトリカに撃退された。
マクシム
声 - 鈴木恭輔
聖マルグリット学園の納骨堂でミイラとして発見された青年。学園の卒業生で8年前まで毎年春になると学園にやってきて2週間程滞在していた。その正体はヨーロッパを縦横無尽に荒らした有名な大泥棒クィアランであり、彼がやってくる度に不吉な事が起こる事から「春に来る死神」の噂が誕生した。
ミリィ・マール
学園の生徒だった少女で学生時代のセシルとは親友同士であった。マクシムを事実上殺害した張本人で、当時病床にあったミリィは自身の死を悟り、マクシムを道連れに死ぬことを決意。マクシムを睡眠薬で眠らせて、大昔の騎士の遺体と偽装させた上で学園の納骨堂で遺体と彼を入れ替えた。そして彼女は死亡し、葬儀が行われて以降は納骨堂が使われなくなり、これにより閉じ込められたマクシムが死亡することになった。

既刊一覧

GOSICK(ゴシック)は長編、GOSICKs(ゴシックエス)は短編。発売順と時間軸が異なっているが、発売順に読んでも楽しめるように書かれている。

小説

富士見ミステリー文庫刊(富士見書房発行) 長編全6巻・短編全3巻未完結 角川文庫刊(角川書店発行) 長編既刊6巻・短編既刊3巻以下続刊 角川ビーンズ文庫刊(角川書店発行)長編既刊2巻以下続刊





タイトル レーベル 初版発行日付
(発売日付)
ISBN 備考
1 2 GOSICK -ゴシック- 富士見ミステリー文庫 2003年12月15日
(2003年12月10日
ISBN 4-8291-6229-5
角川文庫 2009年9月25日 ISBN 978-4-04-428106-9 解説:金原瑞人
角川ビーンズ文庫 2011年4月1日 ISBN 978-4-04-428116-8
2 3 GOSICK II
-ゴシック・その罪は名もなき-
富士見ミステリー文庫 2004年5月15日
(2004年5月8日
ISBN 4-8291-6254-6
角川文庫 2009年11月25日
(同日発売)
ISBN 978-4-04-428107-6 解説:川出正樹
角川ビーンズ文庫 (2011年4月1日) ISBN 978-4-04-428117-5
3 4 GOSICK III
-ゴシック・青い薔薇の下で-
富士見ミステリー文庫 2004年10月15日
(2004年10月9日
ISBN 4-8291-6273-2
角川文庫 2010年1月25日
(2010年1月23日
ISBN 978-4-04-428108-3 解説:榎本正樹
4 5 GOSICK IV
-ゴシック・愚者を代弁せよ-
富士見ミステリー文庫 2005年1月15日
(2005年1月8日
ISBN 4-8291-6288-0
角川文庫 2010年5月25日
(同日発売)
ISBN 978-4-04-428110-6
5 1 GOSICKs
-ゴシックエス・春来たる死神-
富士見ミステリー文庫 2005年7月15日
(2005年7月8日
ISBN 4-8291-6310-0
角川文庫 2010年3月25日
(同日発売)
ISBN 978-4-04-428109-0 解説:瀧井朝世
6 7 GOSICK V
-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋-
富士見ミステリー文庫 2005年12月15日
(2005年12月10日
ISBN 4-8291-6328-3
角川文庫 2010年7月25日
(2010年7月24日
ISBN 978-4-04-428111-3
7 6 GOSICKs II
-ゴシックエス・夏から遠ざかる列車-
富士見ミステリー文庫 2006年5月15日
(2006年5月10日
ISBN 4-8291-6352-6
角川文庫 2010年9月25日
(同日発売)
ISBN 978-4-04-428112-0
8 8 GOSICK VI
-ゴシック・仮面舞踏会の夜-
富士見ミステリー文庫 2006年12月15日
(2006年12月9日
ISBN 4-8291-6375-5
角川文庫 2010年11月25日
(同日発売)
ISBN 978-4-04-428113-7
9 9 GOSICKs III
-ゴシックエス・秋の花の思い出-
富士見ミステリー文庫 2007年4月15日
(2007年4月10日
ISBN 978-4-8291-6387-0
角川文庫 2011年1月25日
(同日発売)
ISBN 978-4-04-428114-4
10 GOSICK VII
-ゴシック・薔薇色の人生-
角川文庫 2011年3月25日
(同日発売)
ISBN 978-4-04-428115-1 初版印税は、
東北地方太平洋沖地震
義援金として日本赤十字社
に寄付される。
11 GOSICKs IV
-ゴシックエス・冬のサクリファイス‐
角川文庫 (2011年5月25日 ISBN 978-4-04-428119-9
12 GOSICK VIII -ゴシック- 2011年
ISBN

GOSICKs 収録話・初出

巻数 タイトル 収録話 初出
1 GOSICKs -ゴシックエス・春来たる死神- プロローグ 書き下ろし
春やってくる旅人が学園に死をもたらす 月刊ドラゴンマガジン2004年1月号
階段の十三段目では不吉なことが起こる 増刊ファンタジアバトルロイヤル2004年春号
廃倉庫にはミリィ・マールの幽霊がいる
図書室のいちばん上には金色の妖精が棲んでいる 増刊ファンタジアバトルロイヤル2004年秋号
午前三時に首なし貴婦人がやってくる 増刊ファンタジアバトルロイヤル2005年冬号
死神は金の花をみつける 書き下ろし
2 GOSICKs II -ゴシックエス・夏から遠ざかる列車- プロローグ
仔馬のパズル ファンタジアバトルロイヤル2005年冬号
花降る亡霊 ファンタジアバトルロイヤル2005年春号
夏から遠ざかる列車 ファンタジアバトルロイヤル2005年夏号
怪人の夏 ファンタジアバトルロイヤル2005年秋号
絵から出てきた娘 ファンタジアバトルロイヤル2006年冬号
初恋 書き下ろし
エピローグ
3 GOSICKs III -ゴシックエス・秋の花の思い出- プロローグ
純潔 ファンタジアバトルロイヤル2006年春号
永遠 ファンタジアバトルロイヤル2006年夏号
幻惑 ファンタジアバトルロイヤル2006年秋号
思い出 ファンタジアバトルロイヤル2006年冬号
花びらと梟 書き下ろし
エピローグ

コミックス

『GOSICK』 原作:桜庭一樹、作画:天乃咲哉、キャラクター原案:武田日向
月刊ドラゴンエイジ(富士見書房発行)連載中
ドラゴンコミックスエイジ(富士見書房発行)既刊6巻以下続刊[5]
  1. 2008年7月9日発売 ISBN 978-4-04-712558-2
  2. 2008年11月10日発売 ISBN 978-4-04-712577-3
  3. 2009年7月9日発売 ISBN 978-4-04-712615-2
  4. 2010年1月9日発売 ISBN 978-4-04-712644-2
  5. 2010年11月9日発売 ISBN 978-4-04-712693-0
  6. 2011年2月9日発売 ISBN 978-4-04-712710-4
『GOSICK W』 原作:桜庭一樹、作画:守姫武士、キャラクター原案:武田日向
月刊コンプエース(角川書店発行)2011年4月号より連載中

ドラマCD

  • GOSICK-ゴシック- 2006年4月21日 B000CFWQAK

テレビアニメ

2011年1月よりテレビ東京系にて放送中。放送は2クール(全24話)を予定している。物語は、3話分で原作1冊分が終了する形(『GOSICKs』のような短編では2話分)をとっている。

原作との変更点として、クィアラン事件とクイーンベリー号事件の順番が逆になっている。

10話翌週には特別番組『春来たるGOSICKスペシャル -美しき怪物は混沌の先を視る-』が放送された。出演は悠木碧、江口拓也、下屋則子、鹿野優以、桜庭一樹、yoshiki*lisa。

スタッフ

  • 原作 - 桜庭一樹(角川文庫刊)
  • キャラクター原案 - 武田日向
  • 監督 - 難波日登志
  • シリーズ構成 - 岡田麿里
  • キャラクターデザイン - 川元利浩、富岡隆司
  • 総作画監督 - 富岡隆司、谷口淳一郎(第4話)
  • メカ・プロップデザイン - 田中俊成
  • レースデザイン - 草野剛
  • デザインワークス - 竹内志保
  • ビジュアルコーディネーター - 京田知己
  • 美術デザイン・美術監督 - 近藤由美子
  • 色彩設計 - 岩沢れい子
  • 撮影監督 - 古本真由子
  • 編集 - 定松剛
  • 音響監督 - 原口昇
  • 音楽 - 中川幸太郎
  • 製作総指揮 - 安田猛
  • プロデューサー - 小林潤香、紅谷佳和
  • アニメーションプロデューサー - 天野直樹
  • アニメーション制作 - bones
  • 製作 - GOSICK製作委員会(角川書店、ボンズ、テレビ東京、NTTドコモクロックワークスメモリーテック

主題歌

オープニングテーマ「Destin Histoire
作詞 - 渡部紫緒 / 作曲・編曲 - 坂部剛 / 歌 - yoshiki*lisa
エンディングテーマ「Resuscitated Hope」(第1話〜第12話)
作詞 - 渡部紫緒 / 作曲・編曲 - 坂部剛 / 歌 - コミネリサ
エンディングテーマ「unity」(第13話〜)
作詞 - 渡部紫緒 / 作曲 - Asu(The New Classics) / 編曲 - 長谷川智樹 / 歌 - コミネリサ

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 原作エピソード
第1話 黒い死神は金色の妖精を見つける 岡田麿里 三條なみみ 和田純一 松田剛吏 I
第2話 死者の魂が難破船をおしあげる 京田知己 中村里美 三輪和宏
第3話 野兎達は朝陽の下で約束をかわす 佐原亜湖 清水久敏 山本尚志
第4話 金色の糸はつかのまを切り裂く 根元歳三 三條なみみ 池畠ヒロシ 猿渡聖加 sI
第5話 廃倉庫には謎の幽霊がいる 和田純一 田中誠輝
第6話 灰色の狼は同胞を呼びよせる 岡田麿里 福田道生 宮下新平 アミサキリョウコ
佐古宗一郎
松浦力
II
第7話 夏至祭に神託はくだされる 松尾衡 大西景介 青野厚司
第8話 過去の王国に遠吠えがこだまする 京田知己 中村里美 堀川耕一
三輪和宏
第9話 人食いデパートに青薔薇は咲く 猪爪慎一 佐原亜湖 松林唯人 斉藤英子 III
第10話 風邪ひきは頑固な友人の夢をみる 来留須譲二 清水久敏 松田剛吏
本村晃一
第11話 そのドリルは雄弁に愛を語る 福田道生 政木伸一 熊膳貴志
第12話 夏の午後に蝉の声を聞く 岡田麿里 数井浩子 和田純一 西田亜沙子 sI
第13話 愚者は己の代弁者を指名する 根元歳三 三條なみみ 大西景介 三輪和宏
山本尚志
IV

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 テレビ東京 2011年1月7日 - 金曜 25時23分 - 25時53分 テレビ東京系列 製作局
愛知県 テレビ愛知 2011年1月10日 - 月曜 25時28分 - 25時58分
大阪府 テレビ大阪 2011年1月11日 - 火曜 25時30分 - 26時00分
岡山県・香川県 テレビせとうち 2011年1月12日 - 水曜 25時18分 - 25時48分
福岡県 TVQ九州放送 水曜 25時43分 - 26時13分
日本全域 あにてれしあたー 2011年1月13日 - 木曜 12時00分更新 ネット配信 第1話は無料、
第2話以降は配信開始から
2日間無料配信
ムービーゲート ネット配信(モバイル用)
AT-X 2011年2月15日 - 火曜 11時00分 - 11時30分 CS放送 リピート放送あり
テレビ東京 金曜25:23枠
前番組 番組名 次番組
GOSICK -ゴシック-
-

ソーシャルゲーム

GOSICK 退屈姫の迷宮
GREE』配信のソーシャルゲーム。基本無料およびアイテム課金制。

脚注・出典

  1. ^ アブリルがからかいのつもりでヴィクトリカを「妖怪」と言って髪をいじったところ、ヴィクトリカは怒りを露にしてアブリルに机を放り投げたことによる(『GOSICK IV』)
  2. ^ グレヴィールによればヴィクトリカに頼みに行ったところ、気がついたら二人はいつの間にか手を繋いでいたとのこと(『GOSICK III』)
  3. ^ 第4話の初登場時、アブリル役は豊口めぐみでクレジットされていたが、第5話で豊口演じるクィアランが偽のアブリルになりすましていたことが判明した。公式サイトでは、1月28日に「アブリル役は豊口めぐみ」、2月4日に「本物のアブリルは下屋則子さんが演じています」と掲載された。
  4. ^ 本来ならば殺人を犯した者は村で処罰されるはずだが、セルジウスはコルデリアがシオドアを殺したことを断定できなかったために追放という処分を下した。
  5. ^ 1巻〜3巻までは「カドカワコミックス・ドラゴンJr.」レーベルにて出版された。

外部リンク