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二宮和也

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にのみや かずなり
二宮 和也
本名 二宮和也
生年月日 (1983-06-17) 1983年6月17日(41歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都葛飾区
血液型 A型
ジャンル 歌手J-POP)
俳優テレビドラマ映画)    
活動期間 1996年 -
主な作品
テレビドラマ
拝啓、父上様
山田太郎ものがたり
流星の絆
フリーター、家を買う。

映画
青の炎
硫黄島からの手紙
鉄コン筋クリート
大奥』 『GANTZ
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二宮 和也(にのみや かずなり、男性、1983年6月17日 - )は、日本の歌手タレントアイドル俳優であり、ジャニーズ事務所所属グループのメンバー。東京都葛飾区出身。愛称は「ニノ」。なお、読み方は「かず」ではなく「かずなり」である。

来歴

1996年ジャニーズ事務所に入所。1997年7月、『STAND BY ME』で舞台初出演。1998年1月、『元旦特別企画・松本清張原作「天城越え」』でドラマ初出演・初主演。1999年11月3日、「A・RA・SHI」でCDデビュー。

2002年、『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』で映画初出演、初主演。2003年青の炎』で映画初単独主演。監督の蜷川幸雄から「日本のリバー・フェニックス」と称され、2004年の蜷川の舞台『シブヤから遠く離れて』の主役に抜擢された。これが舞台初主演となる。

2006年鉄コン筋クリート』で声優初出演、初主演。『硫黄島からの手紙』でハリウッド作品初出演、アメリカで高い評価を受けた(詳細は後述)。ハリウッドデビューはジャニーズ事務所所属タレント初、アカデミー賞ノミネート・授賞作品共に出演は日本のアイドル初となる[1]。同年に放映された『少しは、恩返しができたかな』で橋田賞を受賞。

2007年に『マラソン』で第62回文化庁芸術祭テレビ部門「放送個人賞」を受賞。国が同賞を俳優に表彰するのは初となる。同作品で、2007年9月度月間ギャラクシー賞「個人賞」を受賞。2008年に連続ドラマ『流星の絆』で第49回モンテカルロ国際映像祭のテレビフィルム部門「男優賞」にノミネートされた[2]。同年、CNNの「まだ世界的に名前は売れていないが演技力のある日本の俳優7人」に選ばれた[3]。2009年に『流星の絆』と『DOOR TO DOOR〜僕は脳性まひのトップセールスマン〜』で第46回ギャラクシー賞「個人賞」を受賞。

人物

家族

父、母、2歳年上の姉の4人家族。父と母は共に調理師免許を持っており、両親ともにかつて服部栄養専門学校の教師を務めていたため、家庭料理には不満がないと発言している[4]ペットは姉が拾ってきたフレンチブルドッグの「ブー」[5]ミニチュアダックスフントの2匹を飼っている[6]

演技

実年齢よりもかなり若い役柄(学生など)を演じることが多く、「永遠の17歳」と呼ばれる。「芝居のうまい人はいくらでもいる。監督や共演者、作品全体のパワーバランスがきれいな形を描くように、自分がアクセントになれたら。そのためにもアイドルでいた方がいいし、いたいと思う」と語っている[7]

2005年に『硫黄島からの手紙』のオーディションを受けた。同映画監督のクリント・イーストウッドは、『青の炎』と台本を読んだ姿を撮ったビデオテープを観て「類まれなる才能」と評し、当初清水役を受けに来た二宮を西郷役に採用し年齢設定など脚本を一部変更した[8]ロサンゼルス・タイムズ紙が映画「硫黄島からの手紙」でハリウッドデビューした二宮の特集記事を掲載した[9]

趣味・嗜好・その他

手がけた作詞・作曲・編曲

  • カセットテープ (作詞・作曲)
  • 僕が幸せでいれる場所 (作詞・作曲)
  • 生涯何があっても愛する人へ (作詞・作曲)
  • Regress of Progress (堂本剛との共作曲)
  • ズキューンバズーカ (大宮SKへ楽曲提供、作詞・作曲)
  • 松本クンの唄 (松本潤の20歳の誕生日を祝う際制作、作詞・作曲)
  • もういない…ない (詞はラジオにて公募、作曲のみ)
  • 痕跡 (「かこ」と読む、作詞・作曲)
  • スケッチ (櫻井翔との共作)
  • はちゃめちゃテンガロン (大宮SKへ楽曲提供、作詞・作曲)
  • ウエディングソング (櫻井翔との共作、作曲のみ)
  • 楽園 (ラジオにて公開、ファイトソングのデモ曲、作詞・作曲)
  • ファイトソング (作曲のみ、作詞は嵐)
  • (作詞のみ)
  • GREEN (作詞)
  • Gimmick Game (作詞・作曲・編曲)
  • 大宮SKOSHI (大宮SKへ楽曲提供、作詞・作曲)
  • 愛ちゃんの唄 (24時間テレビにて、作曲のみ)
  • 5×10 (嵐として作詞、ラップ詞は櫻井翔)
  • 1992*4##111 (作詞・作曲・編曲)
  • どこにでもある唄。 (作詞・作曲・編曲)

受賞歴

ランキング

  • 雑誌『duet』:2006年度、2007年度、2008年度「ひとりぼっちが好きそうなアイドル」1位
  • ウェブサイト「gooランキング」:2007年度「10 - 20代に聞いた、今最も好感が持てる男性有名人ランキング」1位
  • 雑誌『anan』:2007年度「かわいい男」1位
  • オリコン:2008年度「テレビゲームが上手そうな有名人」5位、「一緒にテレビゲームで遊びたい有名人」10位
  • TSUTAYA online:2009年度「女装がキレイそうな俳優」2位
  • 雑誌『日経エンタテイメント』:好きな俳優7位

参加ユニット

ジャニーズJr期

嵐結成後

出演

グループでの活動については、嵐(グループ)を参照

※役名を太字で示しているものは主演作品

映画

劇場版アニメ

テレビドラマ

ジャニーズJr.期

舞台

ジャニーズJr.期

  • STAND BY ME (1997年7月23日 - 8月21日) - クリス 役
  • ジャニーズ・ファンタジー KYO TO KYO (1997年8月29日、9月7日、10月26日)

ドキュメンタリー

バラエティ

ジャニーズJr.期

ラジオ

ジャニーズJr.期

  • ちゃぱら☆FIGHT ジャニーズJr.の月曜日 (1997年4月14日 - 1999年5月10日、文化放送
  • 真夜中の少年たち (1997年10月 - 1999年9月、ABCラジオ
  • ジャニーズJr.DOKIDOKIアフタースクール (1998年4月 - 1999年9月、ニッポン放送

CM

  • 森永乳業 エスキモーpino (1998年5月 - 2000年)
  • 角川書店 ザテレビジョン お正月特大号 (2002年12月)
  • ACジャパン(当時:公共広告機構) 国際連合世界食糧計画支援キャンペーン「ビスケット」(2007年7月 - 2008年6月) - ナレーション
  • ハウス食品
    • 豆乳を練りこんだしらたき麺のスープ (2007年9月 - 2008年)
    • スープ de おこげ (2007年9月 - )
  • JP日本郵政グループ 年賀キャンペーン (2007年10月 - 2008年1月)
  • Ultra Music Power 『先輩たち』篇 (2007年11月12日 - 18日)
  • キリンビバレッジ shavadava シャバダバ (2008年3月 - 4月)
  • 任天堂
  • エーザイ
    • チョコラBBローヤルT (2010年3月27日 ‐ )
    • チョコラBBローヤル2 (2010年4月 - )
  • JCB
    • 「HAT」篇、「氷山」篇、「カエルの着ぐるみ」篇 (2010年5月24日 - )
    • 「ハリセンボン」篇、「1961」篇 (2011年1月25日 - ) - JCB50周年記念CM
  • 日清オイリオ
    • 「植物のチカラ」篇(2011年6月4日 - )

イベント

  • ローソン PRESENTS ALLジャニーズJr. 1st CONCERT (1998年2月1日・11日・15日)
  • ジャニーズJr. Summer Concert '98 (1998年7月29日・8月5日・24日)
  • 第80回全国高等学校野球選手権大会開会式 (1998年8月6日)
  • ジャニーズ大運動会 (1998年10月25日)
  • ジャニーズJr. Winter Concert (1998年12月27日 - 1999年1月6日)
  • Fresh Spring Concert'99 Johnny's Senior Junior (1999年5月2日 - 6月20日)
  • 台湾大震災チャリティー野球大会マーチオブ2000 (1999年12月18日)
    ジャニーズ事務所内の野球チーム「J2000」として参加

書籍

  • 青の炎 二宮和也写真集(2003年3月、角川書店
  • 「青の炎」シナリオブック メイキングPHOTO付(2003年3月、角川書店)
  • 「大奥」公式ガイドブック 大奥細見(2010年8月、白泉社)
  • GANTZ VISUAL BOOK(2011年1月、集英社)

雑誌連載

  • 二宮和也のIt [一途(イット)](MORE 2009年1月 - )

脚注

  1. ^ 日刊スポーツ芸能ニュース「米紙が嵐二宮の演技を絶賛」(2007年1月30日)
  2. ^ 49th Monte-Carlo Television Festival
  3. ^ Japanese actors who can actually act CNNGo.com
  4. ^ 出演した『愛のエプロン3』より
  5. ^ 天才!志村どうぶつ園
  6. ^ 柴犬の「はる」を飼っていたが、「マイガール」発売日の2009年11月11日に永眠。2010年3月号『Wink Up
  7. ^ 本職はあくまでもアイドル 映画「大奥」主演の二宮和也『朝日新聞』2010年10月8日
  8. ^ 『硫黄島からの手紙』初回限定版特典DVD収録、イーストウッドのインタビュー・2006年11月17日大阪での記者会見より。
  9. ^ 日刊スポーツ芸能ニュース「米紙が嵐二宮の演技を絶賛」(2007年1月30日)
  10. ^ メンバーと特上カルビを食べた際に嘔吐して以来、特上カルビ等の高いものは食べない。
  11. ^ こんにゃくが嫌いだったが、「刺身こんにゃく」は好きで、取り寄せることもある。2003年7月4日放送テレビ番組『はなまるマーケット
  12. ^ 常にゲーム機を持ち歩いていて、主にRPG全般を得意としている。
  13. ^ 番組で調査した合わせてアキバ系男女2名に共通していた生徒会役員・部長なども経験していることから(『Dの嵐!』アキバ系の法則)。
  14. ^ 2008年4月にマジックのDVDを見たのがきっかけで趣味としており、日常生活のほか、様々な番組でも披露。
  15. ^ 1996年に竹内が堂本光一と共演したドラマ『新 木曜の怪談』の「サイボーグ」を観て以来。『関口宏の東京フレンドパークII』での竹内結子の出演作ドラマを5つ答えろとの質問に、TBS制作のドラマだけで5つすらすら答えたほどである。
  16. ^ ギターを弾くときやハサミを使うとき、字を書くときなどは右手。箸を持つときは左手、また、野球では左投げ右打ちのフォームである。
  17. ^ “ネット番付2010が決定!映画部門作品賞は『トイ・ストーリー3』に決定!主演男優賞1位は二宮和也!主演女優賞は深津絵里”. シネマトゥデイ. (2010年12月7日). http://www.cinematoday.jp/page/N0028842 2011年2月8日閲覧。