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くにおのおでん

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くにおのおでんは、1994年5月27日にテクノスジャパンから発売された、スーパーファミコン用落ち物パズルゲームくにおくんシリーズの一つである。後に、携帯アプリ版も配信された。

概要

くにおくんシリーズの大部分はアクションゲームであるが、本作は落ち物パズルという珍しい作品である。ちなみに、音声付きである。登場キャラクターは、「くにお」、「りき」、「ごだい」、「にしむら」、「はせべ」、「ももぞの」、そして「????」と名前が伏せられているキャラの7人。その他「みさこ」、「ごうだ」、「まみ」、「とうどう」などがモブキャラとして登場している。(中でも「みさこ」はパッケージイラスト、OPにも出ている。)

なお、本作のエンディングBGMである、「Lover to Friend」のボーカル曲およびカラオケ曲を収録したミニCDが付属されていた(歌手は、桃園役の杉本沙織)。

ゲームデザインは白戸政男甲斐浩二、音楽は飯塚千晶片岡清美上原麗子が担当した。

特徴

タイトルにもあるとおり、ゲームに使うブロックは「おでんの具」である。モードは、一人用のスコアアタック、CPUとの対戦モード、対人戦モードの3つで、CPUとの対戦モードは実質ストーリーモードのようなものである。

本作は、具を消す時の並べ方が2つあり、ゲーム開始前にどちらかを選択する。対戦モードでは、それぞれ異なるルールを選択することも可能。

くっつきルール
ぷよぷよのように、同じ具を縦横に隣接させて、4つつなげる事で消す事ができる。
ちょくれつルール
コラムスのように、同じ具を3つ直列に縦、横、斜めのいずれかでそろえる事で消す事ができる。

連鎖する事により相手側に「おでんの串」(くし)を送る事ができる。串は、落下する位置に具があった場合、具を貫通し、具が無い場合は串がそのまま残る。落下位置にすでに串があった場合、積み重なる。串が貫通した具は、通常通り串ごと消す事ができるが、串のみの場合は、からし(後述)を使わないと消す事ができない。

画面の中央には「からしゲージ」があり、時間の経過でゆっくりたまっていく。具を早めに落とすなどの行動でゲージを速く溜める事ができる。ゲージが満タンになると、任意のタイミングで「からし」を使う事ができる。からしは、3つの色があり、任意に切り替える事ができる。効果は以下の通り。

黄色のからし
接触した具とフィールド内にある同じ具を全て消す事ができる。串に接触させた場合は、串を全て消す。
赤のからし
黄色のからしと同様に接触した具をすべて消し、消した具の分だけ相手にくしを送る。ただし、串を消すことはできない。
緑のからし
落とした場所に関係なく、からしゲージの溜めるスピードを速めることができる。

スコアアタックのモードでは、からしの他に「大皿」を選択する事ができる。大皿は、落下地点から下にある具を全て消す事ができる。

キャスト

  • くにお、ごだい、????・・・・堀川りょう(当時は堀川亮名義)
  • りき、にしむら・・・・郷里大輔
  • はせべ、ももぞの・・・・杉本沙織(当時は鈴木砂織名義)

外部リンク