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タイ王国の祝日

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タイ王国の祝日。ここでは、タイ王国政府によって規定されている祝日について記載する。

タイの公式な祝日

以下はタイ王国で休日として祝われている日を、1月から日付順に並べた一覧である。なお、太陽暦と太陰暦とでは日付にズレが生じてしまい、日付順に並べられないので、太陽暦に基づいた休日と太陰暦に基づいた休日とに分けて記載する。また、それぞれのについては、タイ太陽暦タイ太陰暦en:Thai lunar calendar)を参照のこと。

太陽暦に基づいた休日

名称 日付 説明
元旦 1月1日

太陽暦の元旦。ただし1889年〜1941年までは4月1日を元旦としていた。

チャクリー記念日 4月6日

1782年に、ラーマ1世によって、チャクリー王朝が確立されたことと、バンコクが作られたことを記念した祝日。

ソンクラーンの祝日 4月13日、14日、15日

タイ王国の伝統的な新年であり、1年で最も重要視されている祝日である。(なお、13日はWan Maha Songkran、14日はWan Nao、15日はWan Thaloeng Sokと呼ばれる。特に14日は、家族の日として祝われる。)この間、家族が集まるために、多くのタイ人が故郷に帰る。

農民の日(Royal Ploughing Ceremony) [注釈 1]

5月中の任意の1日

タイ中の農民が祝福を受ける式典の日。農民の日として祝われる。毎年、占星術によって日にちが決定され、Bureau of the Royal House Holdで公告される。

戴冠の日 5月5日

1950年に、Bhumibol Adulyadej王が戴冠したのを記念した祝日。

王妃の誕生日 8月12日

1932年に、シリキット王妃が誕生したのを記念した祝日。なお、母の日としても祝われる。

ラーマ5世の日 10月23日

1910年に、ラーマ5世が崩御したのを記念した祝日。

国王の誕生日 12月5日

1927年に、Bhumibol Adulyadej王が誕生したのを記念した祝日。なお、タイ王国の日、父の日としても祝われる。

憲法の日 12月10日

1932年に、タイ王国の憲法が発布されたのを記念した祝日。

大晦日 12月31日

太陽暦の1年最後の日。

太陰暦に基づいた休日

名称 日付 説明
Magha Puja 3回目の満月の日

仏教徒が、ブッダの教えをたたえる日。

ウェーサーカ祭 6回目の満月の日

ブッダの誕生、悟り、死を記念して設けられた、仏教徒のための祝日。またこの日は、木の日としても祝われる。

Asalha Puja 8回目の満月の日

仏教徒が、ブッダの説教をたたえる日。

Vassaの始まり 8回目の満月が欠け始めた日

仏教徒のVassaの始まりを記念した日。

政府により特別視されている日

以下は、タイ王国全体を休日にして祝っているわけではないものの、タイ王国政府が特別な日として指定している日の一覧である。

名称 日付 説明
子供の日 1月弟2土曜日

特に政府機関によって広く祝われており、子供達のための様々な活動が行われる。なお、子供の日が1月の弟2土曜日となったのは1965年からのことであり、1955年〜1964年までは10月の弟1月曜日であった。

森林保護の日 1月14日

森林破壊について知らないことが悪影響を与えぬように、森林保護をするための啓蒙活動を行っている。

教師の日 1月16日

タイ全土の教師をたたえる日。制定されたのは、1957年のこと。なお、タイの初等教育委員会の傘下にある学校では、この日を休日として祝う。そうではない学校でも、この日を休日として祝うことがある。

闘象の日 1月18日

Naresuan王が、Burmese Uparajaに、ゾウによる戦いを挑んで勝利したことを記念した日。この戦いが行われた年号は定かではないが、一説によると、1593年のことだったと推測されている。また、この日はタイ王国軍の日でもある。なお、闘象の日が1月18日になったのは2007年からであり、2006年までは1月25であった。

発明家の日 2月2日

1993年に、Bhumibol's Chai Phatthana王の、汽船の外輪の通気装置(paddle wheel aerator)に関する特許が登録されたことを記念した日。なお、この日が祝われるようになったのは、1995年からである。

復員軍人の日 2月3日

タイ退役軍人協会(the War Veterans Organization of Thailand)が設立されたことを記念した日。この日に、戦没者を弔う式典がバンコクの戦勝記念碑の前で行われる。

国家芸術家の日 2月24日

タイ王国国家芸術家をたたえる日。また、Buddha Loetla Nabhalai王の誕生日を記念した日でもある。

ラーマ3世記念の日 3月31日

ラーマ3世の誕生日を祝う日。なお、この日が祝われるようになったのは、1998年からである。

行政機関の日 4月1日

行政機関(ただし、軍、司法、立法、宗教以外の機関)の日。Commemorates the enactment of the first Civil Service Act in 1928. なお、この日が祝われるようになったのは、1979年からである。

タイ文化遺産保護の日 4月2日

タイ文化遺産保護の日(Thai Heritage Conservation Day)。シリントーン王女の誕生日を記念した日。なお、この日が祝われるようになったのは、1995年からである。

消費者保護の日 4月30日

この日が祝われるようになったのは、1980年からである。

労働者の日 5月1日

多くの私営企業が、この日を休日として祝う。

Sunthorn Phuの日 6月26日

1786年に、Sunthorn Phuが誕生したことを記念した日。

タイ語の日 7月29日

タイ語の記念日。

科学の日 8月18日

1868年の皆既日食を、Mongkut王が予言し、それを科学的に観測したことを記念した日。

若年者の日 9月20日

ラーマ5世ラーマ8世の誕生日を記念した日。

Mahidolの日 9月24日

タイ王国の近代医学の父と言われる、Mahidol Adulyadejを追悼する日。

国家警察の日 10月13日

タイ王国の国家警察の記念日。

看護婦の日 10月21日

Srinagarindra王女の誕生日を記念した日。

ラーマ6世の日 11月25日

1925年に、ラーマ6世が崩御した日。

Damrong Rajanubhabの日 12月1日

Damrong Rajanubhab王子が死去した日。2001年に制定された。

タイの環境の日 12月4日

1991年に制定された。

スポーツの日 12月16日

Bhumibol王が、1967年開催の東南アジア競技大会でのヨット競技において、金メダルを獲得したことを記念した日。なお、この日が祝われるようになったのは、1986年からである。

Taksin王記念の日 12月28日

1768年に、Taksin王が即位したことを記念した日。


関連項目

注釈

  1. ^ 日付が前後し得るため、「戴冠の日」と順番が入れ替わる可能性がある。