宮城交通
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ミヤコー、宮交 |
本社所在地 |
981-3201 宮城県仙台市泉区泉ヶ丘3-13-29 |
設立 | 1970年10月 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 4370001006195 |
事業内容 |
乗合バス事業 貸切バス事業他 |
代表者 | 取締役社長 大西 哲郎 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 7,259百万円(2011年度3月期) |
従業員数 | 598名(2011年3月31日現在) |
主要株主 |
名古屋鉄道 (13.88%) 三菱ふそうトラック・バス宮城ふそう (5.57%) 宮城いすゞ自動車 (4.26%) 大井川鐵道 (4.23%) 仙北石油 (3.60%) いすゞ自動車 (2.72%) アベキ (2.42%) |
外部リンク | http://www.miyakou.co.jp/ |
宮城交通株式会社(みやぎこうつう)とは、宮城県仙台市及びその周辺の仙台都市圏でバス事業を行う会社である。
概要
かつては宮城県全域でバス事業を行っていたが、現在は地域分社化により、仙台近郊のバス事業と高速バス事業を中心に営業している。また、関連バス会社とともにミヤコーグループを形成している。その他、名鉄グループに属している企業のひとつ。関連事業として蔵王ハイライン(有料道路)の管理を行っている。
沿革
統合されるまで
同社の統合前については、下記前身会社を参照のこと
- 1928年 - 栗原電鉄がバス事業を開始。
- 1929年 - 秋保電気鉄道が長町~秋保温泉間でバス事業を開始。
- 1937年6月30日 - 仙南温泉軌道廃止、バス専業になる。
- 1943年4月1日 - 仙南温泉軌道・刈田自動車が合併、仙南交通自動車が設立。
- 1945年3月31日 - 栗原地方のバス会社9社が合併、陸前乗合自動車設立。
- 1950年3月1日 - 仙北鉄道築館線廃止、バス転換。
- 1958年 - 栗原電鉄が経営難に陥った陸前乗合自動車の援助として資本参加。
- 1959年7月1日 - 秋保電気鉄道・仙南交通自動車が合併、仙南交通設立。
- 1960年 - 仙台鉄道が軌道を廃止しバス転換。
- 1961年5月8日 - 仙南交通が鉄道を廃止。
- 1962年
- 1964年
- 1968年
統合されてから
- 1970年10月 - 宮城バス・宮城中央バス・仙南交通の3社対等合併により、宮城交通株式会社 営業開始。
- 1975年
- 1977年2月 - 株式会社宮城交通トラベル 設立。
- 1979年
- 1981年 - (旧)仙台南営業所移転により、仙台営業所開設。
- 1982年10月 - 株式会社宮交自動車学校 設立。
- 1983年4月 - 宮城交通観光バス株式会社 設立。
- 1987年7月15日 - 仙台市営地下鉄南北線富沢駅~八乙女駅間開業に伴い、バス路線の大幅改編実施。
- 1989年
- 1991年4月 - 株式会社宮城交通アド企画 設立。
- 1992年7月 - 宮交栗原バス株式会社 設立。
- 7月15日 - 仙台市営地下鉄南北線八乙女駅~泉中央駅間延伸開業にともない、泉地区のバス路線の大幅改編実施。
- 1993年 - 富谷営業所開設、吉岡営業所と泉営業所は案内所となる。
- 1994年9月 - 乗合自動車事業にプリペイドカードシステム導入。
- 1995年4月 - 宮交登米バス株式会社 設立。
- 1996年4月 - 宮交保険サービス株式会社 設立。
- 1997年 - 岩沼営業所移転により、名取営業所開設。
- 1998年
事業会社新設後
株式会社ミヤコー
- 2000年10月 - 宮城交通株式会社、宮交開発株式会社が合併し、株式会社ミヤコーに商号変更 同時に事業会社として新宮城交通株式会社を設立し、バス事業等を譲渡する(譲渡後、新宮城交通→宮城交通に社名変更)。
- 2001年4月 - 宮城交通観光バス株式会社、株式会社宮城交通トラベル、宮交商事株式会社が3社合併し、宮交観光サービス株式会社に商号変更。
- 2003年 - 本社を青葉区昭和町(北仙台)から泉区泉ヶ丘に移転。
- 2007年1月 - 宮交気仙沼バスを株式会社ミヤコーバスに改称、宮城交通以外のグループ会社の全路線バス事業を譲受させ、各路線バス会社を清算。宮交自動車整備株式会社、株式会社宮交アド保険が統合し、宮交整備アド保険株式会社に商号変更。
宮城交通株式会社
- 2000年10月 - ミヤコーの子会社として、新宮城交通株式会社発足。ミヤコーからバス事業などを譲受。即日社名変更を実施し、宮城交通株式会社となる。
- 2002年10月 - 仙台市交通局より仙台泉地区のバス路線(3路線、15系統)の讓受、泉営業所(2代)開設。
- 2003年 - 本社を青葉区昭和町(北仙台)から泉区泉ヶ丘に移転。北仙台ターミナル廃止。
- 2004年3月30日 - 仙台市交通局より宮城学院線・尚絅学院大線(2路線、4系統)を讓受。
- 2005年9月 - 海岸線、亘理線、鳥の海線廃止(亘理町、山元町より撤退)。
- 2006年
- 3月 - 貸切バス事業を再編、宮交観光サービスを統合。観光サービス本社(旧宮城交通泉案内所)は宮城交通仙台北営業所となる。
- 4月 - バスロケーションシステム「どこバス仙台」運用開始。
- 7月 - 塩釜営業所利府車庫と富谷営業所泉中央車庫を統合、泉営業所野村車庫開設。
再統合後
- 2007年
- 4月1日 - 株式会社ミヤコーが宮城交通株式会社を吸収合併。「宮城交通株式会社」に商号変更。
- 10月1日 - 名取営業所の路線をミヤコーバスへ移管。
- 2008年
- 4月1日 - 仙台市営バス岡田出張所の仙台市宮城野区・若林区のバス路線(10路線、25系統)の運転業務および車両管理業務の受託を開始(岡田受託出張所開設)。
- 8月1日 - 塩釜営業所の路線をミヤコーバスへ移管。
- 10月16日 - 仙台営業所村田駐在所の路線をミヤコーバスへ移管。
- 2009年
- 10月6日 - 宮交仙台高速バスセンターが新装オープン[1]。従来はほぼ同じ場所に単独の建物で、「宮交高速バス総合案内所」と称していた。
- 2010年
- 4月1日 - 仙台市営バス東仙台営業所の一部業務委託のために新寺出張所が開設され、同出張所の仙台市宮城野区・青葉区のバス路線の運転業務および車両管理業務の受託を開始(新寺受託出張所開設)。
- 7月16日 - 長町定期券販売所を移設し、地下鉄長町南駅乗車券販売所とする。
- 2011年6月1日 - 仙台市営バスの受委託事業所の振替が行われ、東仙台営業所のバス路線の運転業務および車両管理業務の受託を開始。当初の2012年4月からの予定が前倒しとなった。なお、新寺出張所は直営に戻された(新寺受託出張所→東仙台受託出張所に移転)。
車両
名鉄グループの会社であるが、4メーカーすべて保有している(グループで他に、岐阜バスのみ)。
塗色
宮城交通(初代)発足時は旧3社カラーが混在していたが、赤い(えんじ色)3つの「⊂」を合わせたカラーになった。1980年に採用された現在のカラーリングは名鉄のものに準じているが、赤白カラーそのものは仙北鉄道の2代目から塗られており、塗り分けは異なるが伝統のカラーともいえる。最近の新車のうち、名鉄バスと共同購入したものは、同社の塗装に準じている(前面の台形には何も書いていない。正面と下のラインが名鉄バスと同じものになっている)。なお、名鉄バスから譲受された中古車のほとんどは、側面が名鉄バスの塗装のままである。さらに、一部の高速車や郡部子会社に導入された車両の中には、全く塗り直されないものや一部分だけ塗り直されたものも存在した。
-
一般路線車標準色
いすゞU-LV224M -
名鉄グループ新共通色
三菱PKG-MP35UM -
観光貸切塗装
三菱U-MS826P -
高速路線車現行塗色(キャラクターあり。現在キャラクターは消されている)
三菱KL-MS86MP -
高速路線車現行塗色(キャラクター抜き)
三菱LKG-MS96VP -
高速路線車先代塗色(通称「政宗カラー」)
三菱KL-MS86MP -
高速路線車先代塗色(通称「松島カラー」:政宗カラーの反対側)
いすゞKC-LV782R1 -
高速路線車先々代塗色(通称「七夕カラー」)
三菱KL-MS86MP
中古車
古くから中古車を数多く導入しており、特に1980年代末以降には神奈川中央交通・東京都交通局・西武バス・京浜急行バスなど首都圏の大手バス会社から大量に譲受している。最近では、前述の名鉄バスのほか、2010年頃からは名古屋市交通局からの譲受車も増加している。三菱車を中心にいわゆる「サンプルカー」が多いのも特徴である。また、元自家用用途の車両を改造して使用する例も見られ、中古車両の陣容は非常に多岐にわたる。
2002年と2004年には、仙台市交通局からの路線委譲にあわせて車両も移譲された。当初は市バス色のままで走っていた車両も多かったが、ほどなく全車が宮交カラーに塗り変わった。特徴としては 、窓に青色のスモークがかかっている(一部を除く)、運賃箱が市バスと同じ、シートモケットが緑色であることなどがあげられる。
-
西武バスからの移籍車
日デP-U33L
(現在は廃車) -
東京都交通局からの移籍車
いすゞU-LV324K -
仙台市交通局からの移籍車
日野U-HU2MMAA -
名鉄バスからの移籍車
三菱U-MP218P -
名鉄バスからの移籍車(元空港線用)
三菱U-MP218M -
名鉄バスからの移籍車(高速車)
三菱U-MS826P -
名古屋市交通局からの移籍車
三菱KC-MP717P -
元サンプルカーの一例
日デKL-RA552RBN
(現在は塗色変更済)
営業所・出張所・案内所
- 本社
- 所在地:仙台市泉区泉ヶ丘3丁目13-20
- 土曜・日曜・祝日は休業
- 仙台北営業所(2代)に隣接(同一地点ではない)。
- 宮交仙台高速バスセンター
- 所在地:仙台市青葉区中央1丁目6-35 東京建物仙台ビル1階
- 仙台駅前西口案内所
- 所在地:仙台市青葉区中央1丁目1-16
- 仙台営業所(山田自由ヶ丘車庫)
- 所在地:仙台市太白区山田字山田山24-2
- 川崎案内所
- 所在地:柴田郡川崎町大字前川字北原22-1
- 仙台南営業所(2代)
- 所在地:名取市高舘熊野堂字五反田76
- 仙台北営業所(2代)
- 所在地:仙台市泉区泉ヶ丘3丁目14-15
- 富谷営業所
- 所在地:黒川郡富谷町三ノ関字太子堂西108
- 吉岡案内所
- 所在地:黒川郡大和町吉岡字車東16-8
- 詳細はミヤコーバス吉岡営業所を参照のこと。
- 泉営業所(2代、泉パークタウン車庫)
- 所在地:仙台市泉区明通四丁目1
- 泉営業所 野村車庫
- 所在地:仙台市泉区野村
- 山形営業所
- 所在地:山形県山形市飯田西5丁目6-12
- 岡田受託出張所
- 東仙台受託出張所
- 所在地:仙台市宮城野区燕沢1丁目27-10
- 仙台市営バス東仙台営業所内にある管理受託のための事業所。
- 2011年6月に受託事業所の振替に伴い、新寺受託出張所が移転。
駐車場等
いずれも折返し待機専用の車庫で、車両・乗務員の配置はない。高速車やミヤコーバスも入庫する。
- 小田原車庫
- 所在地:仙台市宮城野区小田原1丁目2-19
- 北根車庫
- 所在地:仙台市青葉区北根2丁目
- (宮城球場駐車場)
- 所在地:仙台市宮城野区宮城野
- 以前は仙台駅周辺のバス路上駐車対策のため仙台市交通局新寺駐車場が他事業者用駐車場として使用されていたが、出入庫時の渋滞の影響等により当駐車場へ変更されている
乗車券発売所
- 地下鉄長町南駅乗車券販売所
- 所在地:仙台市太白区長町南3丁目1-60先
- たいはっくる(長町ターミナル跡地)から移設
- 地下鉄泉中央駅定期券発売所
- 所在地:仙台市泉区泉中央1丁目7-1
- 仙台市交通局乗車券発売所と同じ場所
一般バス路線
公式サイトの路線図は系統のみを示すもので、2009年4月現在のものに更新されている。なお仙台駅西口バスプールの案内所や各区役所などで紙の路線図(公式サイトとは異なる地図式のもの)を無料配布している。
運行経路等は各路線の記事を参照のこと。
仙台市交通局車両運転業務受託路線
岡田受託出張所
- 東部工場団地線[70][310]
- 蒲生線[80][200]
- 六丁の目・岡田線[83][203][300][303][305][306]
- 高砂線[85][205]
- 卸町線[230][233]
- 福田町四丁目線[330]
- 南小泉線[349][410][449]
- 大和町線[350][351]
- 深沼線[400][405]
- 井土浜線[500]
東仙台受託出張所
この節の加筆が望まれています。 |
旧・新寺受託出張所
2010年4月〜2011年5月の間、新寺出張所の業務を当社で受託していた際の担当路線を示す。
- 東黒松線[41]
- 鶴ケ谷・南光台線[50][53][55][120][220][240]
- 東仙台営業所線[110][115][213][215]
- 岩切線[210]
- 卸町線[230][233]
- 動物公園線[609][719]
- 工学部・宮教大線[710][715]
高速バス路線
停車停留所は各路線の記事を参照のこと、<>内は共同運行会社。
夜行便
- 運行経路
- 仙台駅前 - 山形県庁前 - 金沢駅前
- 歴史
- 使用車両
-
- 原則としてスーパーハイデッカー(三菱ふそう・エアロクィーン)3列シート、トイレつき28人乗りにて運行。
- 利用状況
年度 運行日数 運行便数 年間輸送人員 1日平均人員 1便平均人員 2002(平成14)年度 365 828 16,464 45.1 19.9 2003(平成15)年度 365 823 16,248 44.5 19.7 2004(平成16)年度 365 785 16,249 44.5 20.7 2005(平成17)年度 365 868 16,409 45.0 18.9 2006(平成18)年度 365 887 16,413 45.0 18.5 2007(平成19)年度 366 877 16,342 44.7 18.6
- 運行経路
- 仙台駅東口 - 仙台駅前(宮交高速バスセンター) - 柏駅 - 西船橋駅 - 千葉駅 - 成田空港
- 歴史
-
- 1989年3月21日- 宮城交通・京成電鉄の2社により、仙台駅前 - 成田空港間で運行開始。
- 1991年頃 - 成田空港駅(現・東成田駅)での乗降取り扱いを開始。
- 199x年 - 西船橋駅・松戸駅での乗降取り扱いを開始。仙台駅 - 松戸駅 - 西船橋駅 - 成田空港 となる。
- 1993年頃 - 成田空港から東京ディズニーランド(TDL) まで延長。
- 1994年3月15日 - 仙台側を国道45号線経由で石巻まで延長。本塩釜駅前・松島案内所(五大堂前)・石巻駅前・石巻営業所の順に停車。
- 1999年5月 - 千葉側の運行担当を成田空港交通に移管。京成は予約等の運行支援業務のみの担当となる。
- 2001年9月4日 - 東京ディズニーシー (TDS) 開園に伴いTDS停留所を追加。
- 2004年4月17日 - 仙台 - 石巻間廃止により、仙台発着に戻る。
- 2005年3月28日 - 松戸駅停車を廃止。柏駅・海浜幕張駅停車を開始。経路も 仙台駅前 - 柏駅 - 西船橋駅 -TDL/TDS - 海浜幕張駅 - 成田空港 に変更。
- 2006年6月30日 - 海浜幕張駅・東京ディズニーランド・東京ディズニーシー経由を廃止し、千葉駅(東口)経由に変更、現行の運行経路となる。
- 2010年7月1日 - 仙台駅東口バスターミナルに延長乗り入れ。
- 使用車両
-
- 独立3列シート(28人乗り)・トイレ付ハイデッカー車で運行。
- 利用状況
年度 運行日数 運行便数 年間輸送人員 1日平均人員 1便平均人員 2002(平成14)年度 365 748 13,714 37.6 18.3 2003(平成15)年度 365 738 12,656 34.7 17.1 2004(平成16)年度 365 732 12,816 35.1 17.5 2005(平成17)年度 365 730 10,499 28.8 14.4 2006(平成18)年度 365 732 10,663 29.2 14.6 2007(平成19)年度 366 732 10,256 28.0 14.0
- その他
-
- TDL・TDS発着であった当時は、成田空港が途中バス停となったため、空港で乗降しない(=TDL・TDS利用)場合でも身分証明書等の携帯が必要であった。
- 運行経路
- 石巻駅前 - 蛇田歩道橋前 - 利府役場前 - 幸町五丁目 - 仙台駅前(宮交高速バスセンター) - 渋谷駅(渋谷マークシティ) - 新宿駅西口
- 歴史
-
- 2006年3月31日 - 運行開始。
- 2008年1月16日 - この日より同年2月15日まで、「Winterキャンペーン」として新宿 - 仙台間の片道運賃を5,000円(通常6,200円)に、新宿 - 石巻間の片道運賃を6,000円(通常6,900円)にそれぞれ割り引いた。
- 2008年3月20日 - 宮城県内に幸町五丁目、利府役場前、蛇田歩道橋前の各停留所を追加。
- 2008年12月1日 - 2009年3月31日までの期間限定で、「早期決済割引」と「冬期キャンペーン」を開始(以降、同様のキャンペーンを繁忙期を除き継続実施)。
- 2010年4月1日 - この日の出発便より渋谷駅(渋谷マークシティ)に乗り入れ。
- 2011年3月11日 - この日発生した東北地方太平洋沖地震の影響により運休。
- 2011年3月19日 - 京王電鉄バスの単独運行で、臨時ダイヤにて新宿高速バスターミナル - 仙台駅前間で運行(新宿発は朝9:00の昼行便、仙台駅前発は22:00の夜行便)。また、この臨時ダイヤ運行中は横4列シートタイプの車両が使用され、料金は片道4,700円(往復割引は設定なし)であった。
- 使用車両
-
- 原則三菱ふそう・エアロバス(独立3列シート)が使用される。
- ただし、上記の東北地方太平洋沖地震の臨時ダイヤ運行の際には、輸送力増強の緊急措置として、通常中央高速バス路線に使用する京王バス東の車両や、フジエクスプレスの貸切車が投入されたこともあった。
- 利用状況
年度 運行日数 運行便数 年間輸送人員 1日平均人員 1便平均人員 2006(平成18)年度 365 780 10,748 29.4 13.8 2007(平成19)年度 366 736 8,981 24.5 12.2
- 運行経路
- 仙台駅東口 - 仙台駅前(宮交高速バスセンター) - 山形県庁前 - 黒部 - 魚津 - 滑川 - 西上袋 - 富山市民病院前 - 総曲輪 - 富山市役所前 - 富山駅前 - 富山大学前 - 小杉 - 高岡駅前
- 歴史
- 使用車両
-
- 独立3列シート・トイレ付き車両を使用する。
運行休止路線
- 長野・松本線(信州ライナー)
-
- 使用車両
-
- 原則エアロクィーン独立3列シート車両を使用。
昼行便
- ブルーシティ号 <JRバス東北、弘南バス、十和田観光電鉄>
- うみねこ号 <JRバス東北、十和田観光電鉄、南部バス>
- キャッスル号 <JRバス東北、弘南バス>
- 仙秋号 <JRバス東北、秋田中央交通>
- アーバン号 <JRバス東北、岩手県交通、岩手県北バス、東日本急行>
- 仙台 - 本荘線 <庄内交通、羽後交通>
- SSライナー号 <山交バス、庄内交通>
- 仙台 - 福島線 <福島交通、JRバス東北>
- 仙台 - 郡山・須賀川線 <福島交通、JRバス東北>
- 仙台 - 相馬線<福島交通>
- 仙台 - 気仙沼線(ミヤコーバス運行)
- 仙台 - 南三陸線(ミヤコーバス運行)
- 仙台 - 大船渡線 <岩手県交通>
- 仙台 - 遠野・釜石線 <岩手県交通>
- 平泉中尊寺号 <東日本急行> ※2011年4月23日~11月6日までの期間限定運行。宮城交通は土日祝祭日運行便(1日1往復)を担当。
特急バス路線
宮城交通は、気仙沼線以外の県内完結の高速バスを「特急バス」と呼称している。ただし山形線・上山線は1950年代に一般路線として運行開始した経緯と、高速バスとしては運行距離が短めであることから、「特急バス」として分類されている。
分離子会社:ミヤコーバスによる運行を含む
- 仙台 - 山形線 <山交バス>
- 仙台 - 石巻・女川線(ミヤコーバス運行)
- 仙台 - 築館・栗駒線(ミヤコーバス運行)
- 仙台 - 高清水線(ミヤコーバス運行)
- 仙台 - 村田・蔵王町線(ミヤコーバス運行)
- 仙台 - 古川線(ミヤコーバス運行)
- 仙台 - 鳴子線(ミヤコーバス運行)
廃止されたバス路線
高速バス・特急バス
- ニューエポック号 <西東京バス>
- 陸中宮古号<岩手県北バス>
- 仙台駅前 - 広瀬通一番町 - 川井 - 茂市 - 宮古駅前 - 浄土ヶ浜パークホテル前
- SGライナー号(日本中央バス単独運行化)
- ミリオンライナー(日本中央バス単独運行化)
- 仙台 - 村田線(仙台 - 村田・蔵王町線に発展解消)
- 福島駅東口 - 仙台空港 <福島交通・JRバス東北> (福島飯坂IC=東北道=白石IC~国道4号経由)
- ロイヤルパークホテル前・地下鉄泉中央駅 - 仙台空港(宮交バスシステム運行:石積トンネル - 利府しらかし台IC - 北部道路 - 三陸道 - 東部道路経由)
- 仙台 - 米沢線(1992年4月~1993年11月、山形自動車道 - 国道286号 - 国道13号経由)
- 仙台空港 - 山形線 <山交バス>
- 泉アウトレット古川線(ミヤコーバス運行)
路線バス
ミヤコーバス等、子会社に移管後に廃止された路線を除く。
- 秋保線
- 北仙台 - 県庁市役所 - 仙台駅前 - 長町駅前 - 西多賀 - 坪沼 - 村田営業所
- 末期は長町ターミナル - 坪沼(境田)で、仙台市の補助による運行であった。現在は乗合タクシー「つぼぬま号」として茂庭小学校 - 境田をデマンド運行。
- 秋保中学校 - 本砂金 - 所夫
- 北仙台 - 県庁市役所 - 仙台駅前 - 長町駅前 - 西多賀 - 坪沼 - 村田営業所
- 海岸線
- 亘理線
- 亘理駅前 - 鳥の海ホーム
- 鳥の海線
- 岩沼駅前 - 鳥の海ホーム
- 亘理町関連の路線は現在、亘理町町民乗合自動車「さざんか号」による廃止代替運行。
- 岩沼駅前 - 鳥の海ホーム
- 東向陽台線
- 東向陽台・明石台団地 - 富谷スポーツセンター
- 泉しらかし台線
- 泉中央駅 - 運転免許センター - 今市橋 - 菅谷台 - 利府高校前 - 花園 - 青山 - しらかし台
- 仙塩線
- 多賀城駅前 - 中野歩道橋前
- 利府線
- 利府高校前 - 塩釜駅前 - 伝上山 - 多賀城駅前
- 郡山富田線
- 長町郡山 - あすと長町 - 仙台市体育館 - 富田
- 中新田線
- 仙台駅前 - 八乙女駅 - 七北田 - 小野 - 宮床 - 吉岡案内所
- 吉岡線
- 仙台駅前 - 県庁市役所前 - 北仙台 - 北根三丁目 - 黒松団地入口 - 地下鉄八乙女駅 - 七北田 - 新田 - 宮城交通本社前 - あけの平一丁目 - 富谷学校前 - (富谷営業所) - 吉岡志田町 - 吉岡案内所
- 地下鉄八乙女駅 - 七北田 - 新田 - 泉ヶ丘南入口 - あけの平一丁目 - 富谷学校前 - (富谷営業所) - 黒川高校前 - 吉岡志田町 - 吉岡案内所
その他
東日本大震災における臨時バスの運行
2011年3月11日に発生した東日本大震災および同年4月7日に発生した余震の影響により、宮城県内のJR各路線が運休したことから、主に仙台市内と県内各地および福島県北部を結ぶ臨時バスを運行した。
運行路線と運行期間(日付はすべて2011年)は以下のとおり。なお、子会社のミヤコーバスが単独運行した臨時バスについては、ミヤコーバス#臨時バスの運行を参照のこと。
- 仙台 - 気仙沼線(3月18日~4月3日。ミヤコーバスと共同運行)
- 運行回数:1日1往復
- 乗降箇所:(仙台)県庁市役所前、(気仙沼)気仙沼市総合体育館
- 4月4日以降はミヤコーバスの単独運行となる。
- 仙台 - 石巻線(3月19日~。ミヤコーバスと共同運行)
- 仙台 - 山元線(3月25日~4月1日)
- 運行回数:1日3往復(予約制)
- 乗降箇所:(仙台)仙台駅東口、(山元)山元町役場
- 仙台 - 相馬線(3月25日~。福島交通と共同運行)
- 仙台 - 伊達線(3月30日~5月22日。福島交通と共同運行)
- 運行回数:1日5往復(宮交2、福交3)
- 乗降箇所:(仙台)仙台駅前(宮城交通仙台高速バスセンター)、(伊達)福島交通梁川営業所、梁川中町(※1)、保原中央公民館(※1)、保原バスセンター
- (※1)の停留所は5月1日より停車。
- 鹿島台 - 松島線(4月5日~4月8日。ミヤコーバスと共同運行)
- 運行回数:1日7往復
- 乗降箇所:(鹿島台)鎌田記念ホール、(松島)JR松島駅前
- 松山 - 松島線(4月5日~4月8日)
- 運行回数:1日4往復
- 乗降箇所:(松山)JR松山町駅前、(松島)JR松島駅前
- 仙台 - 鹿島台線(4月11日~4月20日。ミヤコーバスと共同運行)
- 運行回数:1日2往復
- 乗降箇所:(仙台)仙台駅前、(鹿島台)鎌田記念ホール
関連会社
連結子会社
- ミヤコーバス
- 宮交観光サービス
- 本社予約センター(宮城県仙台市宮城野区小田原1丁目2番19号)
- 岩沼旅行センター(宮城県岩沼市桜2丁目8-24)
- 佐沼旅行センター(宮城県登米市迫町佐沼字中江2丁目3-4)
- 宮交自動車整備(仙台・古川・白石・築館・佐沼・富谷)
- 宮交自動車学校
持分法適用関連会社
前身会社
現在、仙南交通(路線・貸切/仙台市太白区中田町)、宮城中央バス(貸切/加美郡加美町中新田)というバス会社があるが、宮城交通の前身会社とは全く関係がない。
脚注
- ^ 高速バス「富山-仙台線」の通常運行再開について (PDF) (富山地方鉄道プレスリリース 2011年4月1日)