門倉貴史
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かどくら たかし 門倉 貴史 | |
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生誕 |
1971年10月30日(52歳)![]() |
出身校 | 慶應義塾大学経済学部卒業 |
職業 | 経済評論家 |
テレビ番組 | ホンマでっか!?TV |
門倉貴史(かどくらたかし、1971年10月30日 - )は日本のエコノミスト。日本における地下経済学の権威として知られる[1]。血液型B型[2]。左利きである[3]。
来歴
神奈川県立横須賀高等学校出身。慶應義塾大学経済学部卒業。浜銀総合研究所入社。2005年6月まで第一生命経済研究所経済調査部主任エコノミスト。2005年7月からBRICs経済研究所代表。2007年同志社大学大学院非常勤講師。
著書『日本人が知らなかったVISTA株』(翔泳社)で、BRICsに続く経済発展が見込まれる国々として、ベトナム・インドネシア・南アフリカ・トルコ・アルゼンチンを総称したVISTAという造語を提唱した。さらに、日本において初めて地下経済の研究に取り組み、地下経済に関する著作も多数発表している。またワーキングプアの啓蒙書も多数発表。
2009年12月から出演のテレビ番組『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)で準レギュラーに抜擢される。その後、「発言機会が平等ではない」「他者[4]から発言を妨害される」「お笑い芸人のようなオチ要員として使われる」として、2011年2月収録分(放送は3月)をもって出演を辞退したが[5]、同年5月25日の放送分にて約3か月ぶりに登場し、翌週6月1日から当番組の頭脳集団として再度出演することになった[6][7]。門倉はこの出来事を「門倉の変」と呼んだ[3]。
出演
テレビ
- 驚き!謎マネー100連発・世間を騒がすアノ値段一挙公開スペシャル(2004年、日本テレビ放送網)
- BSフジLIVE PRIME NEWS(財界ゲスト、2009年、BSフジ)
- ホンマでっか!?TV(2009年12月~2011年3月2日、2011年5月25日~フジテレビ)
- ライオンのごきげんよう(2010年10月6日、フジテレビ)
- たかじん胸いっぱい(2010年10月9日、関西テレビ)
- 明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー(電話出演、2010年12月24日、フジテレビ)
- 上沼・高田のクギズケ! (2011年3月20日、読売テレビ)
- ウェークアップ!ぷらす(2011年3月26日、読売テレビ)
- ビートたけしのTVタックル(2011年4月25日、2011年9月12日、テレビ朝日)
ラジオ
- マーケット・トレンド(2009年1月15日~2011年3月31日、日経ラジオ社) ※ 木曜日レギュラーコメンテーター
- 夕やけ寺ちゃん 活動中(2010年10月~、火曜コメンテーター、文化放送)
著書
- 1 『 日本の地下経済 』 【講談社】 2002年1月発売
- 2 『 日本地下経済白書 』 【祥伝社】 2002年2月発売(日本雑学出版大賞受賞)
- 3 『 日本アングラマネーの全貌 』 【講談社】 2003年1月発売
- 4 『 資産デフレで読み解く日本経済 』 【日本経済新聞社共著】 2003年5月発売
- 5 『 日本「地下経済」入門 』 【廣済堂出版】 2003年9月発売
- 6 『 誰も知らなかった日本地下経済白書 』 【祥伝社】 2003年9月発売
- 7 『 偽造・贋作・偽札と闇経済 』 【講談社】 2004年3月発売
- 8 『 少年犯罪と地下経済 』 【PHP研究所】 2004年8月発売
- 9 『 中国経済大予測 』 【日本経済新聞社】 2004年10月発売
- 10 『 図説 BRICs経済 』 【日本経済新聞社】 2005年7月20日発売
- 11 『 日本地下経済白書 』 【祥伝社】 2005年10月19日発売
- 12 『 人にいえない仕事はなぜ儲かるのか? 』 【角川書店】 2005年11月10日発売
- 13 『 中国経済大予測 』 【日本経済新聞社韓国語版】 2005年12月1日発売
- 14 『 手にとるようにわかるインド 』 【かんき出版】 2005年12月12日発売
- 15 『 インドが中国に勝つ! 』 【洋泉社】 2006年3月20日発売
- 16 『 プロが教えるインド株投資 』 【廣済堂 取材コメント】 2006年3月27日発売
- 17 『 大図解 インド経済の実力 』 【日本経済新聞社】 2006年5月19日発売
- 18 『 BRICs新興する大国と日本 』 【平凡社新書】 2006年6月10日発売
- 19 『 夜のオンナはいくら稼ぐか? 』 【角川書店】 2006年7月10日発売
- 20 『 佐藤まり江さんの「株主優待」の本執筆に協力 』 【翔泳社】 2006年7月18日発売
- 21 『 きわどいビジネスほど儲かる理由 』 【秀和システム】 2006年8月1日発売
- 22 『 マネーロンダリング 』 【青春出版社】 2006年9月1日発売
- 23 『 BRICs富裕層 』 【東洋経済新報社】 2006年10月12日発売
- 24 『 統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか? 』 【光文社新書】 2006年10月17日発売
- 25 『 ワーキングプア~働いても報われない時代がくる 』 【宝島社新書】 2006年11月6日発売
- 26 『 インド人はなぜゼロを見つけられたか? 』 【小学館文庫】 2007年1月6日発売
- 27 『 こっそり儲ける経済学 』 【三笠書房】 2007年2月25日発売
- 28 『 爆発する地下ビジネス 』 【PHP研究所】 2007年2月28日発売
- 29 『 世界の〔下半身〕経済が儲かる理由 』 【アスペクト】 2007年3月16日発売
- 30 『 今のインドがわかる本 』 【三笠書房】 2007年4月20日発売
- 31 『 日本人が知らなかったVISTA株 』 【翔泳社】 2007年6月12日発売
- 32 『 ホワイトカラーは給料ドロボーか? 』 【光文社新書】 2007年6月17日発売
- 33 『 派遣のリアル 』 【宝島社新書】 2007年8月10日発売
- 34 『 ゼロからわかるインドの数学 』 【(監修)白夜書房】 2007年8月15日発売
- 35 『 Japan's Underground Economy 』 【M. E. Sharpe】 2007年8月15日発売
- 36 『 統計数字を疑う(ハングル語バージョン) 』 【光文社】 2007年10月1日発売
- 37 『 出世はヨイショが9割 』 【朝日新書】 2007年10月12日発売
- 38 『 中国が世界を買いあさる 』 【洋泉社】 2007年10月24日発売
- 39 『 世界一身近な世界経済入門 』 【幻冬舎新書】 2007年11月30日発売
- 40 『 ひと目でわかるインドの数学 』 【(監修)白夜書房】 2008年2月15日発売
- 41 『 ワーキングプアは自己責任か 』 【大和書房】 2008年3月10日発売
- 42 『 ワーキングプア(ハングル語バージョン) 』 【宝島社】 2008年4月発売
- 43 『 立ち食いソバ1杯が1000円になる日 』 【(門倉貴史+ニッポン食クライシス取材班)宝島社新書】 2008年4月10日発売
- 44 『 官製不況 』 【光文社新書】 2008年4月17日発売
- 45 『 イスラム金融入門~世界マネーの新潮流 』 【幻冬舎新書】 2008年5月30日発売
- 46 『 貧困大国ニッポン 』 【(門倉貴史+ニッポン貧困クライシス取材班)宝島社新書】 2008年6月10日発売
- 47 『 中国発世界恐慌は来るのか? 』 【角川・エス・エス・コミュニケーションズ】 2008年7月10日発売
- 48 『 反米経済 』 【PHP研究所】 2008年9月12日発売
- 49 『 新版 偽造・贋作・偽札と闇経済 』 【講談社文庫】 2008年9月12日発売
- 50 『 セックス格差社会~「恋愛貧者」「結婚難民」はなぜ増えるのか? 』 【宝島社新書】 2008年11月10日発売
- 51 『 大恐慌を生き残る アウトロー経済入門 』 【(宮崎学先生と共著)扶桑社】 2008年11月28日発売
- 52 『 投資アウトルック2009 』 【日本経済新聞出版社(新興国経済担当)】 2008年12月15日発売
- 53 『 恐慌第2波~世界同時不況を日本が生き残る道 』 【角川・エス・エス・コミュニケーションズ新書】 2009年1月10日発売
- 54 『 貧困ビジネス 』 【幻冬舎新書】 2009年1月30日発売
- 55 『 ひと目でわかるインドの数学 』 【白夜書房の韓国語版】 2009年3月1日発売
- 56 『 リストラされた100人 貧困の証言 』 【宝島社新書】 2009年3月10日発売
- 57 『 日本経済ヤバい!教科書 』 【宝島社】 2009年3月17日発売
- 58 『 大失業時代 』 【祥伝社新書】 2009年3月26日発売
- 59 『 経済学の天才に学ぶ!経済心理のワナ50 』 【宝島社】 2009年5月中旬発売
- 60 『 セックス格差社会 』 【宝島社】 2009年7月4日発売
- 61 『 世界不況を生き抜く新・企業戦略 』 【朝日新書】 2009年7月10日発売
- 62 『 派遣のリアル 』 【増補・改訂版(宝島社)】 2009年9月5日発売
- 63 『 夜のオンナの経済白書~世界同時不況と夜のビジネス 』 【角川書店角川oneテーマ21】 2009年10月10日発売
- 64 『 世界を席捲するインドのDNA 』 【角川・エス・エス・コミュニケーションズ新書】 2009年11月10日発売
- 65 『 2010年 中国経済攻略のカギ 』 【(共著)PHP研究所】 2010年1月5日発売
- 66 『 人妻の経済学 』 【プレジデント社】 2010年3月5日発売
- 67 『 中国経済の正体 』 【講談社現代新書】 2010年4月16日発売
- 68 『 ゼロ円ビジネスの罠 』 【光文社新書】 2010年9月17日発売
- 69 『 本当は嘘つきな統計数字 』 【幻冬舎新書】 2010年11月30日発売
- 70 『 新興国バブル崩壊のシナリオ 』 【中経出版単行本】 2011年6月30日発売
脚注
- ^ 「エンタ界復興プロジェクト〜復活や成功の裏側には、こんなストーリーがあった〜」『日経エンタテインメント!』第15巻第8号、日経BP社、2011年6月。
- ^ 2011年2月16日放送回『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)での本人談。
- ^ a b 真紀和泉 (2011年5月26日). “【エンタがビタミン♪】「トラウマ」、「経済学者として危機」。ホンマでっか!?TV “門倉の変”へ厳しい言葉。” (日本語). TechinsightJapan. 東京都 2011年6月16日閲覧。
- ^ 本人のブログで名前こそ挙げていないものの、「脳科学の評論家」と書いており、事実上澤口俊之であることは明らかであった。
- ^ 門倉貴史 (2011年2月17日). “今後「ホンマでっか!?TV」の出演は辞退することにしました” (日本語). 門倉貴史のBRICs経済研究所. アメーバブログ. 2011年6月16日閲覧。
- ^ 門倉貴史 (2011年5月18日). “来週から「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)に復帰いたします。” (日本語). 門倉貴史のBRICs経済研究所. アメーバブログ. 2011年6月16日閲覧。
- ^ 真紀和泉 (2011年5月21日). “【エンタがビタミン♪】エコノミスト門倉貴史氏が「ホンマでっか!?TV」復帰宣言。” (日本語). TechinsightJapan. 東京都 2011年6月16日閲覧。