くにびき号 (高速バス)
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くにびき号( - ごう)は大阪市と松江市・出雲市を結ぶ高速バスである。愛称は、出雲国風土記にある国引き神話から。 全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。
また、この路線は運行経路の関係上、米子市を経由するものの、多客期及び緊急時を除き、全く停車しないため、注意が必要である。
歴史
- 1989年4月20日:阪急バス・一畑電気鉄道(当時)・中国ジェイアールバスの3社により運行開始。当初の計画では米子駅(当時、一畑電気鉄道は米子にも営業所を持っていた。)にも停車する計画であったが、日本交通 (鳥取)の反対で実現しなかった。
- なお、一時期、阪急バスは単独で姉妹路線のくにびき米子号(大阪~米子間)を運行していたことがある。米子側の予約・発券業務は一畑電気鉄道(当時)が担当していた。
- 2000年4月1日:分社化により、一畑電気鉄道担当便が一畑バスに移管された。
運行会社
- 阪急バス
- 豊中営業所が昼行3往復を担当。
- 一畑バス
- 出雲支社が昼行3往復を担当。
- 中国ジェイアールバス
- 島根支店が昼行1往復・夜行1往復を担当。
停車停留所
※この間、中国自動車道・米子自動車道・山陰自動車道を経由する。但し、米子を経由して松江・出雲に発着する高速バスは路線によって停車する停留所が異なっており、この路線は多客期及び緊急時を除き、途中の江府IC・溝口IC・大山PA・米子駅には停車しないため、注意が必要である。
※江府IC・溝口IC・大山PA・米子駅は多客期及び緊急時のみ停車。
所要時間・運賃
阪急梅田~出雲市駅
- 5時間30分
- 片道5,650円 往復10,150円 回数券20,000円
阪急梅田~松江駅
- 4時間40分
- 片道5,100円 往復9,150円 回数券18,000円
阪急梅田~米子駅(多客期及び緊急時のみ)
- 4時間
- 片道4,700円 往復8,460円 回数券16,600円
運行回数
- 昼行7往復
- 夜行1往復
車内設備
- 3列シート(阪急バスの一部4列シート、一畑バスの一部は3列、4列混合シート)
- フットレスト
- レッグレスト
- ビデオ ・マルチステレオ
- トイレ
- おしぼり
- 毛布
- 電話(阪急・JRの一部のみ)
- スリッパ(阪急・JRの一部のみ)