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貴族院議長 (日本)

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貴族院議長は大日本国憲法下において設置されていた貴族院における議長職のことである。貴族院では議長および副議長は、議院の意思によらず、内閣の輔弼により勅任することとなっていた。任期は7年。選挙によって選出された議員の場合は議決により定められた任期の期間となす。

宮中席次においては当初、貴族院議長は席次第12に位し、枢密院議長、陸軍大将、海軍大将に準ずるものであった。昭和20年(1945年)、宮中席次第6に昇格となり国務大臣に準ずることとなった。

歴代貴族院議長

貴族院議長(貴族院)
1伊藤博文1890年(明治23年)10月24日-1891年7月第1回通常会伯爵 
2蜂須賀茂韶1891年(明治24年)7月20日-1896年10月第2回通常会-第9回通常会侯爵 
3近衛篤麿1896年(明治29年)10月3日-1903年12月第10回通常会-第18回特別会公爵三曜会
4徳川家達1903年(明治36年)12月4日-1933年6月第19回通常会-第64回通常会公爵火曜会
5近衛文麿1933年(昭和8年)6月9日-1937年6月第65回通常会-第70回通常会公爵火曜会
6松平頼寿1937年(昭和12年)6月17日-1944年9月第71回特別会-第85回臨時会伯爵研究会
7徳川圀順1944年(昭和19年)10月11日-1946年6月第86回通常会-第89回臨時会公爵火曜会
8徳川家正1946年(昭和21年)6月19日-1947年5月2日第90回臨時会-第92回通常会公爵火曜会

関連項目