バブコック日立

バブコック日立 株式会社
Babcock-Hitachi K.K.

種類	株式会社
市場情報	非上場
本社所在地	日本 〒101-0021 東京都千代田区外神田4丁目14番1号 秋葉原UDX 10階
設立	1953年
業種	機械
事業内容	ボイラー部品の製造・販売
代表者	伊佐均（代表取締役社長）
資本金	50億円
売上高	726億2,900万円
従業員数	1,039名
決算期	3月末日
主要株主	株式会社日立製作所（100%）
外部リンク	バブコック日立 ホーム

バブコック日立 株式会社（ばぶこっくひたち、Babcock-Hitachi K.K.）は、東京都千代田区外神田に本社を置き、おもにボイラー部品その他のボイラー関係製品の製造・販売を行っている企業である。

歴史的経緯により、下記のとおり株主の変遷はあるが、2009年3月現在は日立製作所の完全子会社である。

概要

事業中心は、火力発電用の蒸気発生装置、環境保全機器、原子力機器など中心とするエネルギー事業、都市ごみや産業廃棄物の資源再循環および環境保全などの環境事業から構成される。

現在、生産・開発拠点は広島県呉市の呉事業所のみとなっている。（事業所としては１つだが、呉市内に数カ所の工場を持つ） かつては、横浜市磯子区にも横浜工場があったが、敷地を日立製作所に譲渡し、完全撤退した。

歴史

• 1908年にイギリスのバブコック・アンド・ウィルコックスが、日本でボイラ部品の製造会社を設立。
• 1928年には“東洋バブコック”に社名変更。
• 1953年には株式会社日立製作所の資本を取り入れ、社名をバブコック日立株式会社に変更。
• 1987年には日立製作所が全株を買い取り、日立グループの中核企業となった。

その他

同社が製造した福島第一原子力発電所第四号機原子炉圧力容器につき、当時同社従業員であった田中三彦は、製造の際に法令上の規制値を超えて同圧力容器が歪み、ついで田中自身が参加して行われた矯正作業によって強度が損なわれた恐れが高いほか、当該矯正作業が法令に基づかない疑いが高い旨証言している。但し、同原子炉は、福島第一原子力発電所事故のため、廃炉とされる予定である。

参考文献

田中三彦『原発はなぜ危険か』岩波書店

外部リンク

• バブコック日立 ホーム