特命リサーチ200X
特命リサーチ200X | |
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ジャンル | ドキュメントバラエティ |
企画 | 吉川圭三 |
演出 | 財津功 |
出演者 |
佐野史郎 稲垣吾郎 高島礼子 中野英雄 福澤朗 関口知宏 川平慈英 森本レオ 伊藤裕子 柴咲コウ 菅野美穂 竹中直人 山口智充 戸田恵子 阿部寛 酒井美紀 田口浩正 鈴木崇司 森下千里 さとうやすえ 他 |
製作 | |
プロデューサー | 安岡喜郎 |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
特命リサーチ200X (開始から1998年9月まで) | |
放送期間 | 1996年10月27日 - 1998年9月20日 |
放送時間 | 日曜日 19:56 - 20:54 |
放送分 | 58分 |
(1998年10月から2002年1月まで) | |
放送期間 | 1998年10月18日 - 2002年1月27日 |
放送時間 | 日曜日 19:58 - 20:54 |
放送分 | 56分 |
特命リサーチ200X-II (2002年2月から終了まで) | |
放送期間 | 2002年2月3日 - 2004年3月7日 |
放送時間 | 同上 |
特命リサーチ200X(とくめいリサーチ にせんエックス)および特命リサーチ200X-II(とくめいリサーチにせんエックス セカンド)とは、毎週日曜日20時台に日本テレビ系列にて放送されていた、ドラマ仕立ての番組である。
通称は特命リサーチ。
概要
番組全体としてはフィクションで構成されている。
「架空のシンクタンク ファー・イースト・リサーチ社(通称F.E.R.C)の調査チームが、顧客に依頼された調査依頼(超能力や超自然現象、あるいは一般には知られていない珍しい現象や奇病など)について、調査員らが調査を行ない、顧客に提出する調査報告レポートを作成していく」とするフィクションを枠として番組の進行が行われた。
主な流れは「調査員のドラマ」→「視聴者向けの映像とナレーターによる解説」→「調査員のドラマ」であり、大部分の時間は「視聴者向けの映像とナレーターによる解説」で占められている。
調査員は主に俳優が演じていた。
放送期間
- 特命リサーチ200X:1996年10月27日から2002年1月27日
- 特命リサーチ200X-II:2002年2月3日から2004年3月7日
- 特命リサーチ200X ウワサの真相解明ファイル:2004年12月19日
- 上記以外のスペシャル:2005年7月3日、2005年7月10日、2006年4月9日
歴史
開始、黄金期
『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(『超天才・たけしの元気が出るテレビ!!』)の後枠としてスタートした。
開始当初は視聴率がNHK総合テレビの『大河ドラマ』やTBS系の『どうぶつ奇想天外!』とほぼ互角の勝負を繰り広げ、フジテレビ系の日曜夜8時枠(『ダウンタウンのごっつええ感じ』等)を鬼門枠にするほどの人気を博し、1990年代後期の日テレ黄金時代の一翼を担った。プロ野球中継(『劇空間プロ野球』)による放送休止を頻繁に挟みながらも日曜夜の定番番組として長く続いていた。
終焉
やがてもともとのテーマでは次第にネタ切れとなり、主に病気や健康といった、生活をテーマとした事柄を取り上げることや、感動もののコーナーが多くなった。もともとのコンセプトとは違うようになったことも視聴率の悪化を招き、番組終了の一因となった。
※ 一度だけ『奇跡体験!アンビリバボー』と内容が完全に被ってしまったことがあるが、初放送はこちらである。
2002年春から同時間帯に他チャンネルで『大改造!!劇的ビフォーアフター』(朝日放送制作、テレビ朝日系)が始まると、視聴率が徐々に低迷。さらに2004年1月に『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)が火曜夜11時枠から日曜夜8時枠に移動してきて以降も、やはり視聴率低下に歯止めがかからない状況が続いたため、同年3月7日の放送をもって7年半の歴史に幕を降ろした。最終回は通常の番組の最後に番組終了の旨を表すテロップが表示されその後に出演者紹介の映像が出てくるという寂しい終わり方だった。
その後の単発
なお、番組終了後も調査の要望が多く寄せられ、2004年12月19日には単発のスペシャル番組として『特命リサーチ200X ウワサの真相解明ファイル』が放映された。
その後、(久米宏司会による日テレ系の情報バラエティー『A』がわずか3ヶ月で打ち切りとなった際に)緊急代理番組として特命リサーチ200XのI・IIのオリジナル出演者を集めて番組が制作され、2005年7月3日および7月10日に放送された。全くの予定外で急遽スタッフと出演者が集結してネタ合わせをした間に合わせの番組でしかなかったが、視聴率では『A』を上回る結果となった。
その後、2006年4月9日に一度”復活特番”として放送された。
- ※ なお、夕方の番組『Newsリアルタイム』の関東ローカルの特集コーナーで、1度だけこの番組と似たテイストの特集が放送されたことがある。また、2009年1-3月に放送された『キイナ〜不可能犯罪捜査官〜』も、この番組で取り上げた現象・事象を下敷きにしたフィクションとなっており、当番組第1シーズンに出演した菅野美穂が主演を勤めた。
出演者
「特命リサーチ200X」
1996年10月27日から2002年1月27日までの5年4か月間は「特命リサーチ200X」として以下のメンバーが出演した。
松岡ルーム
- 松岡征二(演:佐野史郎)
- 伊達徹(演:稲垣吾郎 (SMAP))
- 吉川美佐(演:高島礼子)
- 和田栄一(演:中野英雄)
- 鷹木慎之介(演:真木蔵人)
- 松沢明(演:福澤朗)
- 片山健(演:関口知宏)
- マイケル高田(演:川平慈英)
オペレーター
インターネットセクション
- 山名研一(演:森本レオ)
- 桐島夏子(演:菅野美穂)
- 小杉良子(演:中森友香)
- 渡辺弘子(演:松丘小郷)
- 桜田直美(演:村田和美)
- 飯島真智子(演:野仲美貴)
- 香取恵(演:一宮里絵)
- 安斉真理香(演:小林千香子)
- 桜田信二(演:矢部太郎)
「特命リサーチ200X-II」
2002年2月3日から番組終了の2004年3月までは「特命リサーチ200X-II」( - セカンド)とタイトルを改めて放送された。稲垣演じる伊達徹が「ファー・イースト・リサーチ社で新たに立ち上げられる新チーム「柏木ルーム」に異動される」という架空のお話から開始された。当時、自身の不祥事により芸能活動を自粛していた稲垣吾郎の活動再開に合わせた形となっている。ドラマ部分は前作と異なり、映画風の画質になった。
柏木ルーム
- 柏木康一郎(演:竹中直人)
- 伊達徹(演:稲垣吾郎 (SMAP))
- 宮崎弦太(演:山口智充 (DonDokoDon))
- 吉田真弓(演:戸田恵子)
- 藤川優子(演:酒井美紀)
- 大澤亮(演:阿部寛)
- 増田由紀夫(演:田口浩正)
- 林健太郎(演:鈴木崇司(ラルフ鈴木))
オペレーター
- 長谷川恵美子(演:森下千里)
インターネットセクション
単発スペシャル
2004年12月19日に単発のスペシャル番組として放映された『特命リサーチ200X ウワサの真相解明ファイル』は「特命リサーチ200X-II」同様の出演者だった。また2006年に放送された復活特番も同様であり、竹中、稲垣、山口の3人であった。
ナレーション
スタッフ
- 構成:大岩賞介、廣岡豊、池田一之、そーたに、都築浩、新田英生、渡辺哲夫、釜澤安季子、真田ゑみ子、住吉剛英、藤井青銅、野呂エイシロウ
- プロデューサー:安岡喜郎、政橋雅人、吉田真/森下泰男(モスキート)、萩原朋子(IVSテレビ制作)、天笠ひろ美 (THE WORKS)
- 総合演出:財津功
- チーフプロデューサー:高田真治→桜田和之→吉川圭三
- 吉川は当初はプロデューサー・演出を担当
- 制作協力:IVSテレビ制作、モスキート、THE WORKS、オン・エアー
- 製作著作:日本テレビ
テーマ曲・使用曲
日本テレビ系 日曜19:56 - 19:58枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ミニ番組
※19:56 - 20:00 |
特命リサーチ200X
(1996.10.27 - 1998.9.20) |
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日本テレビ系 日曜19:58 - 20:00枠 | ||
ミニ番組
※19:56 - 20:00 |
特命リサーチ200X
↓ 特命リサーチ200X-II (1996.10.27 - 2004.3.7) |
ワールド☆レコーズ
※19:58 - 20:54 |
日本テレビ系 日曜20時枠 | ||
特命リサーチ200X
↓ 特命リサーチ200X-II (1996.10.27 - 2004.3.7) |
ワールド☆レコーズ
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