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NHK教育テレビジョン

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日本放送協会 > NHK教育テレビジョン
NHK Eテレ
開局日1959年1月10日 -
映像方式480i(SD、アナログ放送)
1080i(HD、デジタル放送)
日本の旗 日本
言語日本語
放送エリア日本全域
NHK Eテレ[1]
基本情報
略称(愛称) Eテレ
運営(番組供給)事業者 日本放送協会
ジャンル 地デジ難視対策衛星放送
放送内容 地上デジタル放送サイマル放送(マルチ編成の場合は主番組のみ)
衛星基幹放送(BSデジタル放送)
放送事業者 社団法人デジタル放送推進協会
チャンネル番号 Ch.292
物理チャンネル BS-17ch
放送開始 2010年3月11日
放送終了 2015年3月31日終了予定
公式サイト
特記事項:
地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト)に掲載された地区のみ視聴可能。
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NHK教育テレビジョン(エヌエイチケイきょういくテレビジョン)は、日本放送協会(NHK)の地上波テレビジョン放送局のひとつで、教育番組を中心とした編成で全国放送を行っている。2011年6月1日より対外的名称としてNHK Eテレ(エヌエイチケイ イーテレ)を用いる。

概要

地域ごとに番組が異なる編成を組む総合テレビに対して、Eテレでは日本全国でほぼ統一した番組編成を基本とするため、中京広域圏および近畿広域圏では総合テレビのように各府県の放送ではなく、民間放送と同じ広域放送をとっている。これにより独自に放送を行うことができる放送局は41局と総合より少なくなっている。

編成は概ね各種教育(学習指導要領に基づく学校教育放送、語学番組)、趣味・教養講座、福祉・障害者向け、子供向けの娯楽を基本としている。一部はかつて総合テレビで放送されていたものが、媒体変化などもあって集約されたものである。

コールサインは、同じ教育放送を行うラジオ第2の符号のあとにテレビジョン放送を示す符号がついたものとなっている。例えば、東京は“JOAB-DTV”、大阪は“JOBB-DTV”である。

かつては24時間放送を行っていた時期があったが、諸般の事情により中止し、2011年現在においては一日平均21時間前後の放送となっている。ただしこれについてはデジタル化原則完了もあり、引き続きマルチ編成の活用などによる削減に向けた取り組みが進められており、2012年度からは、さらに放送時間の削減を進める予定にしている。[2]

過去最高視聴率は、高校野球の「伝説の試合」として語り継がれている、第61回全国高等学校野球選手権大会の「箕島対星稜」の中継(放送日時:1979年(昭和54年)8月16日(木)18時から)で、29.4%ビデオリサーチ調べ)。この数字は30年以上経った現在でも破られていない。

歴史

世界初の教育専門チャンネル

1959年昭和34年)1月10日に、日本で初めて教育放送を専門に扱ったテレビジョン放送局として東京大阪で開局した。当初は現在のような全日放送ではなく、日中の数時間は中断しテストパターンが流されていた。

東京は完成から間もなかった東京タワーから1chで開局し、同年4月6日に千代田区の送信所(後の千代田放送会館)から3chで放送されていた総合とチャンネルが入れ替わった。大阪はそれまでアメリカ軍レーダー用に割り当てられた12chが使用された。全国的にみても、教育テレビのアナログ放送には、12chが割り当てられている地域が多かった。 なお、教育テレビが全国に置局化されるまでは、教育テレビの未開局の地域では総合テレビで一部の学校放送番組が放送されていた。

カラー放送は総合に遅れること4年、1964年(昭和39年)度に「幼稚園・保育所の時間」の枠内で放送されていた4番組から始められた。

教育テレビの開始は、NHK内部で当時経営効率化に向けて今日ほどは真剣に取り組まれていなかったこともあり、相次ぐ受信料値上げの遠因のひとつともなっていった。

オイルショックとその後の変容

第1次オイルショックの影響を受け、1974年(昭和49年)1月16日以降、14:30〜17:30のうち1〜3時間を休止に充てるとともに、深夜も23:00で放送が打ち切られた。但し早仕舞い全面解除までその後10年を要した総合と異なり、2か月半後には深夜の終了が30分延ばされ23:30に、9月には日中の放送休止解除、そして翌1975年(昭和50年)度には東京・大阪のアナログUHF実験局閉局もあり、放送大学の開学に向けた実験番組『大学講座』を放送することになったため、1年2か月半ぶりにオイルショックによる時間短縮措置が全面解除された。

番組の全面カラー化は渋谷の放送センターへ東京の拠点集約を完了してからもまだ実現せず、1977年(昭和52年)10月であった。また、アナログ音声多重放送についても、まず三大都市圏で1990年平成2年)10月から、その他は翌年3月21日春分の日)からの実施であった。いずれも総合テレビや在京・在阪民間放送より相当遅かった。文字多重放送字幕放送)については1999年(平成11年)と、さらに開始が遅かった。

しかし、これらのサービスを開始することにより、教育テレビの編成における制約が徐々に少なくなっていった。この動きに合わせるかのように、それまで総合で放送されていたジャンルの一部が、衛星テレビジョン本放送開始も相まってジャンル整理の一環として教育テレビに移ってくるようになった。総合で放送されていた子供向け番組は、平成時代に入ると姿を消し、教育テレビに集約された。総合の空いた時間帯には、報道・情報番組が編成されるようになっていった。

昭和天皇が死去した際、NHKは当初全波で関連特別番組を放送していたが、死去の報道が最初にされた2時間後ほどで、教育テレビについては各地の放送局の判断で順次通常番組に戻していった。このため、CSも民放BSもなかった当時、教育テレビは総合・BSや民放が特別編成を実施した2日間、日本のテレビで唯一通常番組を放送する局となった。

時間枠の拡大→縮小

時間枠の拡大は、長らく編成上止むを得ずどうしてもという場合に限られていた。山田誠浩アナウンスによる放送終了告知も存在したが、放送されることは極めて稀であった。

教育テレビが大規模に時間枠拡大に向けた動きを見せたのは、1989年(平成元年)11月頭に3夜連続で編成した『Channel E ウィークエンドラリー』が最初であった。但しこれは終夜放送ではなく、午前2時前後に終了するものであった。実験的編成であったため、この時は継続して行われることは無かった。

1990年代後半になって、少しずつ「24時の壁」が破られるようになる。1998年(平成10年)度には語学講座の深夜編成により平日一部は0:35(放送日基準24:35)終了となった。翌1999(平成11)年度はさらに拡大され、平日は2:00(放送日基準26:00)までに。そして翌2000年(平成12年)には遂に、原則第2・4・5週の日曜深夜=月曜未明を除き、5:00基点の24時間放送を開始した。ただ当時は第2・4・5週の日曜の翌日が祝日や振替休日になる場合、放送休止の編成に対する批判の声が多かった[3]

しかし、一連の不祥事による受信料収入の減少の影響で、経営再建と経費削減を行う観点から、2006年(平成18年)4月2日から3日にかけての深夜の放送を以って衛星ハイビジョンと共に24時間放送を中止し、深夜は再び原則としてメンテナンスタイム(放送休止枠)に充てることとなった。その後、地球温暖化防止対策として2008年(平成20年)10月からアナログ放送で、翌2009年(平成21年)4月からは三大都市圏のデジタル放送でもそれぞれ完全停波するようになった。休止時間については後述する

2012年度からは平日の放送開始時刻が1999年度から続いていた5:00から5:30に繰り下がることになった。土日は従来どおり5:00開始となる。

デジタル化

2003年(平成15年)12月1日に三大都市圏からスタートしたデジタル放送は、それまでのアナログ放送を置き換えることを主目的とした。

2008年(平成20年)7月24日よりアナログ放送において、3年後の同日までにアナログ放送が終わる予定であることを周知するためとデジタル放送への円滑な移行を促進するため、画面右上に「アナログ」の字幕を出すようになった。

2010年(平成22年)になると、アナログ終了が迫ったことから、目まぐるしく状況が変化していった。

2011年(平成23年)は、激動の年となった。

  • 3月11日東日本大震災により、発生直後から予定されていた番組のほぼ全部を休止し、津波警報、また翌日以後も安否情報・生活関連情報を繰り返し生放送した。同月末での廃局が決まっていたBS2(BS102ch=ID2)でも、衛星によるセーフティーネット(BSデジタルch292)とは別に、18日まで暫時的に教育テレビの番組の同時配信を実施した。19日以降も暫く一部時間帯で避難所にいる被災者名簿の放送を行った。
  • この震災により、“JOQC-TV”(盛岡)、“JOHB-TV”(仙台)並びに“JOFD-TV”(福島)の3局では、廃局の予定が2011年度末に延ばされた。
  • 6月1日、前年度より愛称として使われていた「NHK Eテレ」を、50年以上使われてきた「NHK教育テレビ」に代わる一般名称として採用した。
  • 7月24日23:59、前述3局とその中継局を残して、アナログ放送は完全停波された。なお、「デジアナ変換」では、それまでアナログ放送で用いられてきたチャンネルで送信されることが多い。

呼称とデジタル放送のロゴ

開局以来、一般的な略称には様々あり、1977年(昭和52年)にテレビ朝日[6]が発足して以降は事実上日本で唯一の教育放送専門チャンネル[7]となったことから「教育テレビ」や英語名の“Educational Television”から採った「ETV」はNHK教育テレビジョンを指すようになった。

NHKは2010(平成22)年度から、新たな愛称として「Eテレ」を採用[8]、翌2011年(平成23年)6月1日からは正式に対外的な名称として採用され、新聞やテレビ情報誌の番組表などにおける局名表記も「Eテレ」に改められた。EPGでの放送局名表記も同年7月11日の放送開始から「NHKEテレ(放送局名)」に変わった。[9]

地上デジタル放送におけるウォーターマーク表記は2011年(平成23年)4月11日の放送開始から[10]アイコンの表記(背景色:赤→緑、文字は白で変わらず)もその3か月後(局名表記変更の日)に、それぞれ次のようになった。

変更前 変更後
ウォーターマーク NHKE NHK 
Eテレ
アイコン NHKE NHK 
Eテレ

ただし、コールサインは「NHK教育テレビジョン」で変わらず、放送開始・終了時のコールサインアナウンス「JO○○-DTV、NHK○○教育デジタルテレビジョン(です)」[11]もそのままである。各種メディアで「教育テレビ」、「教育」、「NHK E」、「ETV」などといった表記は引き続き使用される。

番組

編成方針

幼児から少年少女にむけた番組や生涯学習番組、福祉情報番組を中心に構成されている。よく再放送(例:2週間の内1週目は新作、2週目は再放送)があることも特徴。ゴールデンタイムでも定時再放送される番組もある。

1日の大まかな番組種別編成

(以下は平日<月-木曜日>の場合)

  • 5:00-6:25 教養番組
  • 6:25-6:35 テレビ体操
  • 6:35-9:00 Eテレキッズ(幼児・小学生低学年向け)
  • 9:00-10:15 学校放送
  • 10:15-12:00 教養・趣味番組
  • 12:00-13:05 福祉健康番組
  • 13:05-13:30 教養番組
  • 13:30-14:00 語学番組
  • 14:00-15:30 NHK高校講座
  • 15:30-18:00 Eテレキッズ
  • 18:00-20:00 青少年向けのアニメ・バラエティー
  • 20:00-21:00 福祉・健康番組
  • 21:00-22:50 教養・趣味番組
  • 22:50-24:00 語学番組
  • 24:00-24:50 若者向けの教養番組
  • 24:50-25:05 ワンセグ2で放送された番組の再構成
    メンテナンス実施日は25:05終了
  • 25:05-26:35 NHK高校講座・アーカイブス

番組内容

放送内容は幾つかのジャンルに大分される。

教育放送
幼児乳児・小学校低学年向け
少年少女・ティーンズ向け
趣味・実用・教養
帯番組として放送してきた3番組は2010年度より分離・独立した番組群となっている。
福祉・健康
芸術・文化

このほか、囲碁将棋俳句短歌を扱った番組、科学番組などを放送。報道に関する番組はほとんどないが、耳が聞こえない・聞こえにくい人も対象にした「NHK手話ニュース」を放送している。

教育やくらしといった真面目な番組を中心とする一方で、1990年代以降、「ハッチポッチステーション」、「ストレッチマン」、「ピタゴラスイッチ」のようなシュールな番組を制作することでも知られる。学校放送や語学番組、若者向け番組ではアイドルやお笑い芸人が出演したり、バラエティー番組の演出を取り入れたりと、内容を時代の波長にわずかながら合わせている箇所もある。普段テレビでは姿を見せない人選や、声優が顔出しで出演していることもある。そのためか教育テレビの熱狂的ファン層が存在し、教育テレビを特集した雑誌もある。

教育テレビで放送される番組の多くは、東京NHK放送センターで制作されているが、中には、「きらっといきる」(大阪局)や「中学生日記」(名古屋局)、「俳句王国」(松山局、BS2から移動)など、NHK放送センター以外で制作されている全国向け番組もある。この他、各地の放送局が制作する地域向け番組も教育テレビで放送される事がある。

なお、毎年12月31日から1月3日は通常の番組編成を深夜の一部を除いてほぼ全て休止し、年末年始特別番組編成を行っている。ちなみに毎年12月31日は8時台から18時台まで、NHKで放送されているアニメ番組の特別番組を放送することが恒例だったが、ポケモンショックが起きた翌年の1998年(平成10年)より長時間の編成はされなくなった。「アニメを見る時は小休止をとりましょう」ということが盛んに言われたことが関係していると推測されるが、2004年(平成16年)以降の年末年始の午前中にはアニメ「メジャー」の数話連続放送がされるようになった。また、近年ではおかあさんといっしょファミリーコンサートの再放送も行われている。

また学校の休校シーズンに当たる7月下旬~8月末、12月中旬~1月初旬、および3月下旬については、手話ニュースや一部の生活・福祉情報・教養・スポーツ中継番組などを除き、新規の番組制作を休みにし、これまでに放送された番組の再構成番組(学校番組は「(春・夏・冬)のテレビクラブ」名義のコンプレックス形式。ただし実際の放送ではこのタイトルは出ない)を中心とした内容になる。

番組の差し替え

基本的に番組編成の差し替えは行わず、ラジオ第2など他の一部のチャンネルも同様である。ただ、番組編成の差し替えという例は教育テレビではラジオ第2より多い。

突発的な事件・災害などで総合テレビが特別番組を行い、国会中継大相撲中継などのスポーツ中継ができない時に振り替え中継を行う場合[12][13]や、大地震の発生や津波災害が懸念される場合には全波共通の番組(緊急警報放送)を行ったり、阪神・淡路大震災新潟県中越地震東日本大震災など、特に被災者の人命に関わる大災害があった場合にはほとんどの番組を返上し、「安否確認情報番組」を行うことがあり、その場合予定番組の移動がなされる場合がある。また津波の警報・注意報が発令された後に通常放送に戻す場合でも状況に応じて字幕情報を流すこともある。

1995年阪神・淡路大震災では1月17日から5日間、通常番組を全日、または一部休止し、安否情報特番を行ったが、数日間にまたいで教育テレビの番組を差し替えたケースはこのときが初であった。また2011年東日本大震災においても、3月11日の震災発生時から通常番組の大半を休止した。3月14日以後は視聴者保護のため、一部の児童向け番組に限り通常編成に戻したが、学校放送NHK高校講座などを含む教養・教育番組などは引き続き震災報道を3月18日24時の放送終了まで断続的に行い、放送休止の状態だった。3月19日5時開始から1週間ぶりにほぼ通常の番組に戻した。

まれに地域番組も放送する場合もあるが、高校野球地方大会などのスポーツ中継やNHK全国学校音楽コンクールの地方大会などに限られる。

その他、国会中継や報道特別番組のために総合テレビで予定していたスポーツ中継を教育テレビに振り替えることもある。この例として、1990年のプロ野球日本シリーズ西武ライオンズ読売ジャイアンツ・第4戦は、総合テレビで放映予定だったが、国会中継のため急遽教育テレビで放映された(ただし、当日の新聞朝刊のテレビ番組表には間に合った)。また、重大なニュースがあり総合テレビで国会中継を放送できない場合、教育テレビで放送する場合がある。

1989年1月7日昭和天皇崩御に際しても、崩御が発表された7:55前後のニュースと、小渕恵三内閣官房長官(当時)による「平成」の元号発表の記者会見について総合テレビとサイマル放送を行った以外は、局単位で次第に通常編成へ戻った。ただし日章旗露出と君が代の演奏は自粛した(1月8日、並びに2月24日大喪の礼が行われたときも同様)。

また総合テレビで選挙の政見放送が放送される場合は、政見放送のスケジュールが公職選挙法の取り決めで変更することができないため、突発的な事件・事故が起こった場合などに教育テレビで番組を差し替えて放送するケースもある。この例として、関東地方では2005年9月6日の6:25〜6:50、7:30〜8:00に総合テレビで政見放送が放送されたとき、「NHKニュースおはよう日本」が、また午後の政見放送時のニュースも教育テレビで放送された。[14]

総合テレビが長時間番組を放送中、スポーツ中継等のローカル番組が組まれた場合、その地域では該当時間帯のみ教育テレビで放送することがある。2008年6月8日の「SAVE THE FUTURE」はNHK広島放送局ではNHKプロ野球広島東洋カープ福岡ソフトバンクホークス」を15:10〜18:00まで放送したため、その時間帯のみ教育テレビで放送された。この間、同番組は広島県のみウォーターマークのない状態での放送だった。2010年6月11日は総合テレビでは19:30~20:45に全国放送番組「2010FIFAワールドカップ開幕特番」が放送されるが、北海道地方のみ該当時間帯では「生中継!YOSAKOIソーランナイト2010」を差し替え放送する関係で開幕特番は教育テレビで代行放送(第1部のみ。22:00からの第2部は予定通り総合テレビ)を行った。開幕特番は北海道地方のみアナログ・デジタルともウォーターマークのない状態での放送だった。

オリンピック中継による差し替えでは、生中継している競技の時間枠がNHKニュース7など一部のニュース番組やNHK総合で放送している生中継の競技が重複している場合、その分の放送を高校野球と同様リレー中継する場合がある。

また2008年の北京オリンピックでは8月21日に行われたサッカー女子3位決定戦日本代表が出場することが決まったため急遽NHK教育テレビで中継されたが、日本テレビでも中継されたため地上波によるNHK・民放との並列中継となった。これにより、日本テレビ系列のない沖縄県などでもカバーされたこととなる。

デジタル放送

2003年(平成15年)から始まった地上デジタルテレビジョン放送(チャンネルID番号は全放送局で例外なく2)では、主として夜の一部時間帯でマルチ編成を実施している(マルチ編成の放送開始は2004年9月から)。021chでアナログ教育テレビと同一の番組を、022chと023chで別の番組(過去に教育テレビなどで放送された番組やNHKワールドTVの番組の放送)を放送している。ただ2006年4月以後、022ch(サブチャンネル2)では行わず、023ch(サブチャンネル3)のみで独自編成が行われている。なお日によって=特に夏・冬・春休み期間中=マルチ編成をしない場合もある。高校野球中継時はハイビジョン放送を基本とするためマルチ編成を実施しない。2009年度のマルチ編成は前年度よりも放送時間が少なくなっており、夜間の編成が廃止された代わりに、夕方14-15時台にそれを組むようになり、更に2010年度で平日は15時台のみ継続するが、14時台の廃止(金曜日は継続)の代わりに早朝5時台にNHK高校講座の再放送(月~木)が行われる程度となった(ワンセグ2は当該項で参照すること。)。一方、日曜日は放送時間変更の番組はあるものの、時間帯はこれまでどおり維持されるが、土曜日はマルチ編成がすべて廃止された。2011年度は月~水曜日が14:00~15:00、木・金曜日が14:00~15:30となり、土・日曜日は不定期(主に15時台・16時台)で実施する予定である。

2007年度(平成19年度)は主に22:00以降に放送している趣味・教養番組を翌日20時から放送するほか、土曜・日曜は他の時間帯も含めてもう一度1週間分すべてを放送している。

2007年(平成19年)9月7日の夜のマルチ編成では、前日に台風情報を放送するために教育テレビに移動して来た「世界体操競技選手権」で放送されなかった番組をマルチ編成の方が先行して放送する形になった。

近年多くの一般紙第2テレビ・ラジオ番組面でデジタルサブチャンネルの番組表を掲載するケースが増えている。朝日新聞は教育テレビの番組の末尾に、日本経済新聞はメインテレビ面(中面)の総合テレビの番組の下に掲載している。なお掲載サイズはいずれも小サイズ、または極小サイズである。かつては北海道新聞でもデジタルサブチャンネルの番組表を掲載していたが、2011年10月以降は掲載されていない。

アナログ放送では正午に時報が入る(デジタルの中継回線を使用しているため地域によっては最大約1秒のタイムラグが発生する)が、デジタル放送では、「デジタルETV 引き続きデジタル教育テレビをご覧下さい」と書かれた静止画に差し替えられている。ちなみにアナログ放送で流れる時報の時計はNHK放送センター内のテレビスタジオやニュースセンターのスタジオでもモニター画面にアナログ教育テレビで使われているものと同じもの(NHK時計)を映し出していることがある(主に生放送で行われる場合)。

総合テレビとは違いハイビジョン番組が少なめで、4:3標準画質で制作された番組が目立つ。ただ、最近は標準画質のマルチ編成でもハイビジョン制作の番組は2008年(平成20年)4月以降、増加の傾向にある。総合テレビと同じく4:3番組では画角情報も送信されている。

ワンセグ放送では、2009年(平成21年)3月までは、4:3番組の時、両サイドに黒縁で対応を取っているため、特に朝は時刻出しが見づらくなっていた(後述)。

かつては以前のデジタル衛星ハイビジョン(2011年3月閉局)とは違い、放送休止中はデータ放送は利用できなかった(EPGは利用可能)が、現在は以前のデジタル衛星ハイビジョンの放送休止中と同様、完全停波しない限りデータ放送もEPGも利用可能となっている。

総合テレビと併せて受信機のファームウェアアップデートなどのエンジニアリングサービスのデータを送信している。

データ放送

データ放送は地域ごとによる差し替えはなく、全国一律の内容となっている。主に、『きょうの料理』など、教育テレビで放送されている番組と連動した構成になっている。2009年度(平成21年度)と2011年度(平成23年度)にトップページのリニューアルを実施。

ワンセグ独立放送

NHKは放送法令等の規定により、ワンセグ放送は12セグ放送とのサイマルを続けてきたが、2009年(平成21年)4月6日から、民放に続いて、ワンセグ独立放送を開始することとなった。

総合ではなく教育とした理由は、教育が全国完全同一放送を基本としていること、この時間帯の総合はニュースなど、発局が入れ替わり立ち替わりとなる状態で技術的な難しさがあることとなっている。

NHKは2009年(平成21年)2月18日に概要を発表し、この独立放送を「ワンセグ2」と命名。開始時点では、月曜から金曜までの正午から1時間、同日の深夜及び土曜の13時から1時間、12セグとは別の番組を放送。その後、実績を踏まえ編成・番組の見直しが随時行われている。

デジタルテレビ放送の開始日

法令上はデジタル教育テレビの親局は東京であり、他は全て中継局であるが、地域放送を行う関係上、実質的には各地域の親局に相当し、原則としてコールサインが付与されている。※印は中継局としての開局である。(放送局)は当該中継局の親局。

その他

  • 2009年(平成21年)9月28日以降、早朝の時刻表示が関東地方以外でもアナログに近い大きな字体となった。また、それまでワンセグの局名表示は「NHK携帯E・(放送局名)」であったものが、全国一斉に「NHK携帯2」へ変更された。
  • また、ワンセグでは、開始・終了時の法定局名表示は、各局の表示ではなく、全国裏送りの回線で表示される「NHK教育テレビジョン」の統一表示であり、番組も全国共通の内容で、地域ごとの差し替え番組は放送されない。

アナログテレビ放送の開始日

放送形態

編成上の1年の基点は原則として4月第1月曜日であるが、暦の関係で3月最終月曜日となる場合もある(2008年=3月31日2009年=3月30日2010年=3月29日)。ただし学校放送については、3月最終週が春休みと重なるため、ほぼ必ず4月第1月曜に新番組へ更新される。

2000年度(平成12年度)から5:00起点の24時間放送を基本的に[15]行ってきたが、2006年(平成18年)4月2日日曜深夜の放送をもって打ち切り、先述の通り、2006年度(2006年4月3日月曜深夜以降)は基本的に5:00から翌日2:00[16]の21時間放送[17]とし、深夜の約3時間[18]は特別編成や災害・地震などの緊急報道が行われる場合およびその日の総合テレビの管内全域放送休止による終夜放送振り替えを除き放送休止となる。連日放送休止は2000年(平成12年)4月に24時間放送を開始して以来6年ぶりとなる。

なお、送信所の点検・整備を行う場合を除き、原則として停波は行われない(「緊急ニュース等がある際には 総合テレビをお休みしている地域では ご覧のチャンネルでお伝えします(一部地域を除く)」の告知画面となる。この告知は東京の放送センターから送信しているため「NHKEテレ」のウォーターマークも表示されたままとなる)。休止中は各地の放送局で独自の試験を行うことがあるが、4:35からは、全国共通で5.1チャンネルサラウンドステレオ、2重音声やマルチ編成などの試験を行っている。アナログ放送では14:9、16:9の画角切り替えの試験も行われている(この段階ではフェードアウトの挿入は行われない。大阪放送局ではから放送終了10分前後から5分間白画面となり4:35までカラーバーを放送した後放送開始までグレーバック画面となる)。なお、青森放送局では、アナログ放送終了までアナログ放送では途中で停波した。

また、やむを得ずごく一部の地域で日中の時間帯に2分ほど放送休止となる場合もある(その際、断りのテロップを実施前に2回表示を行い、放送休止明けにも断りのテロップ表示を行う)。

他に年2回(2006年度は10月と2007年2月ごろの2週間)の放送機器メンテナンスの実施日は月曜深夜は1:35、火曜・水曜深夜は1:00、木曜から土曜深夜は1:30で放送を打ち切った(日曜深夜は1:00で同様)。

しかし、2006年(平成18年)7月31日8月1日未明)より1週間限定で24時間放送が行われた。今後も夏休み冬休みのシーズンに期間限定の24時間放送、ないしは放送時間延長などが予定されていたが、これ以後は行われていない。但し、2011年度の年末年始では24時間放送はなかったものの、最長で翌4:32まで放送時間を延長し、放送休止時間がわずか28分間となった日がある。

2007年度(平成19年度)以後は高校講座ライブラリーが月曜~木曜深夜(2007年度は1:30-3:00)に移動などの編成替え、更に2008年度(平成20年度)からの地球環境対策(後述)の一環での時間短縮などで以下の表のとおり放送終了時間が設定されている。

年度 月曜日から木曜日[19] 金曜日[20] 土曜日 日曜日
2007年度 3:00 1:35[21] 1:50 0:30[22]
2008年度上半期 2:45
(月曜日のみ2:50[23]
2:15(金曜日のみ[24] 1:35
2008年度下半期 1:40[24] 1:35 0:35
2009年度 2:50 1:10 1:15 0:40[24]
2010年度 2:40
(木曜日のみ2:50[25]
1:15 1:10 1:00
2011年度 2:35 1:45 1:20 0:45[26]
2012年度 1:25
(木曜日のみ原則2:20)
原則2:00 1:50 1:25
※表記の曜日は午前5時開始を基点とした放送日付上のもので、実際には翌曜日未明(月曜日深夜=火曜日未明など)である

インターネットホームページでのライブラリー閲覧が可能なことから、再三にわたりNHK高校講座のライブラリー放送の廃止もささやかれていたが、現段階では経過処置としてライブラリー放送の廃止は見送られており、2011年度まではほぼ現状どおりだった。しかし、テレビデジタル化に伴うマルチチャンネル編成の特性を生かし、2012年度からライブラリー放送をサブチャンネル3の平日日中の時間枠(基本14時台。木曜と金曜は15時台前半も)に移し、深夜の休止枠を拡大。平日は5:30開始~1:25(木曜のみ2:20、金曜のみ2:00)終了となり、毎日3-4時間程度の休止枠を設定する。(土曜・日曜は従来どおり5:00開始)

地球温暖化対策

総合テレビ『地球エコ20082008年(平成20年)4月6日の放送において、教育テレビの放送時間削減の目的に、二酸化炭素排出量を減らすための電力消費削減が加えられたことが明示された。このため、今後は年度途中であっても更なる番組の見直しや、オイルショック時のような昼間の放送休止についても実行される可能性が浮上している。これはラジオ第2放送でも同様。

総合テレビ、ラジオ第1放送、FM放送では災害対策基本法に基づく義務履行により、災害・地震時の緊急報道など重要視されている放送波であるため放送時間削減の対象としていない。衛星波の場合も前述に加え、電力の大半は放送衛星に搭載されている太陽電池を使用しており、太陽電池自体は元から二酸化炭素を出していないため、電波を停めても二酸化炭素排出量を減らすための電力消費削減の効果はほとんど出ないため、こちらも放送時間削減の対象としていない(これは後述する2008年(平成20年)末の放送時間短縮当日の特別番組で山口勝アナから説明があった。視聴者の投書の中には「なぜ教育テレビを選んだのか」「なぜ総合テレビで休止しないのか」などという意見が寄せられていた)。番組の中では触れられていないが、海外向け国際放送「NHKワールド」のテレビ・ラジオの放送も放送時間削減の対象としていない。

2008年(平成20年)7月6日の放送は、翌日に全国一斉実施の「七夕ライトダウンキャンペーン」に協賛し、23:00で放送終了。アナログ放送はほとんどの地域で停波した。デジタル放送については送信出力が基本的にアナログ放送の1割であること、中継局数が少ないことから、大半は停波せず、通常の機器調整放送を行った。NHKは東京都の調べで放送センターが都内で6番目に二酸化炭素排出量が多い事業所とされ、都条例により削減が義務付けられた。休止日に総合テレビで放送の『NHKスペシャル』でもそのことが取り上げられた。6時間の放送休止は一定の消費電力・二酸化炭素排出量削減を狙ったものだったが、結果として30分前倒しで放送を開始した。総合テレビで放送したテニスのウィンブルドン選手権男子シングルス決勝、ロジャー・フェデラーラファエル・ナダル戦が、この大会“恒例”の雨天中断もあり長引き、『NHKニュースおはよう日本』の放送が迫ったために、教育テレビを7日5:00の開始予定を30分繰り上げて教育テレビでのリレー中継を実施、試合を1時間余りにわたって放送した。

2008年12月29日は環境対策の一環として、教育テレビの放送時間を12:30~21:30の9時間に短縮した。アナログ放送では放送休止中、当日の午前中は完全に停波(正午からグレーバック画面送出開始)されており、これによって約1万7000kWhの電力とCO2約9.4トンが削減されたという。もっとも、この時期は年末年始編成に入っており、通常固定編成されている番組のほとんどが休止となることから実現できた。1日9時間だけの放送は、テレビ放送の草創期(1950年代)や、1980年代の一部独立UHF民放以来のこと。

なお、終了時間繰り上げは引き続き恒常的な課題として取り組みが続けられる。2008年10月以降、週末の最終番組がそれぞれ終了・移設され、1週当たり合計2時間15分の放送時間短縮(上表参照)、またアナログ放送については、放送終了後10分前後から4:30まで停波され、大阪放送局でも放送終了後の10分前後から放送開始前まで停波となり、大阪放送局以外のデジタル放送についてはアナログより低出力、中継局数が少ないことから番組は流さないが、送信所・中継局の大掛かりなメンテナンスがない限り電波を出し続ける。2009年4月6日(7日未明)から三大都市圏のデジタル放送は停波するが、三大都市圏以外の地域のデジタル放送では放送休止中でも停波せず、送信所・中継局の大掛かりなメンテナンス(主に月曜未明)がない限り「緊急ニュース等がある際には総合テレビをお休みしている地域ではご覧のチャンネルでお伝えします(一部地域を除く)」という旨の告知が表示された状態で終日電波を出し続けている。

総合テレビが停波(放送休止)する場合は、その日の総合テレビ放送休止対象地域のみ終夜で『映像散歩』などフィラー番組を放送し、緊急放送に備える(放送局管内全域で休止となる場合に限られ、送信所個別による放送休止では適用されない。ただし、放送局管内全域で総合・教育とも休止となる場合もある)。当初は放送終了時の君が代演奏後、局名告知(ID)無しでフィラー番組を放送し、オープニングから通常放送に戻していた。しかし、クロージング放送後に『映像散歩』に入ることで視聴者が混乱を招く恐れがあったため、終夜放送が行われる場合はその旨の説明「教育テレビはこのあとも放送を続けます。災害・地震等の緊急時は教育テレビでもお伝えします。」のテロップを表示することになった。

三大都市圏でデジタルも完全停波するようになって以降、局名告知後は(総合テレビの放送休止の有無の関係なく)終夜フィラーは放送しないで、BS hiの放送休止中と同じ映像フォーマットのスカイブルーの背景画面に変更され、「緊急ニュース等がある際には総合テレビをお休みしている地域ではご覧のチャンネルでお伝えします(一部地域を除く)」という旨の告知が表示されている(「アナログ」および「NHK E」のロゴもそのまま表示されている)。表示時間は10分から30分程度。

2010年の終夜放送

2010年(平成22年)の梅雨時期は、久々に教育テレビの終夜放送が復活した。これは、以下の出来事が重なったためである。

特に6月28日以降は、参院選比例代表区政見放送、FIFAワールドカップ、ウインブルドン選手権が重なったことにより、総合で収まりきらなくなった。このため、NHKでは以下のような編成を敷き、教育テレビで終夜放送を実施した。

  • 6月28日 - 29日
    視点・論点』『めざせ!会社の星』を休み、22:50から政見放送のため総合テレビで放送できなくなったFIFAワールドカップ決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)・オランダスロバキアの試合を23:55まで放送。その後は通常通り『Eテレ2355』を放送した後、29日0:00から語学講座を1時間ずつ、NHK高校講座ライブラリーを30分間ずつ繰り下げ(1:25から1:30は埋め合わせのために「まる得マガジン」を放映)。繰り下げ終了後ミニ番組で埋め合わせをし、W杯ラウンド16・ブラジルチリの都合でウインブルドン選手権を3:15から5:00まで放送。
  • 6月29日 - 30日
    通常放送終了時の30日2:40までは変更が無いものの、3:15の35分間を別の番組で穴埋めし、ウインブルドン選手権を30日3:15から5:00に放送。総合テレビではW杯ラウンド16・スペインポルトガルを中継。
  • 7月2日 - 3日
    『視点・論点』を休み、22:50から政見放送のため総合テレビで放送できなくなったW杯準々決勝第1試合ブラジルオランダの試合を23:55まで放送。その後芸術劇場を55分遅れの23:55から3日2:40まで放送。その後ミニ番組による埋め合わせをした後、W杯準々決勝第2試合・ウルグアイガーナの都合でウィンブルドン選手権を3日3:15から5:00まで放送。
  • 7月11日 - 12日
    総合テレビは終夜(翌日の10時頃まで)参院選開票速報のため中継できなかったFIFAワールドカップ決勝戦を教育テレビ(12日2:00放送開始)へ振替。11日付(12日の)午前1時までは通常の定時放送とし、1時から2時までは埋め合わせとして11日午前9時から総合テレビで放送[28]した「W杯デイリーハイライト・3位決定戦」を再放送。

東北地方太平洋沖地震等での対応

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、現在の10配電力会社制度(沖縄電力琉球電力公社時代を含む)が確立して以降では初めて、予め発表を行った上で時間を区切って電力供給を止める、「計画停電」が実施されることになった。

これに伴いNHKは地球温暖化対策での停波計画5年間の取り組みの延長線上として電力節減に協力するため、3月14日午後、翌15日から19日(放送日付上は3月14日 - 3月18日深夜)までの5日間午前0時から5時間、教育テレビと非常措置としてこれをサイマル放送しているBS2の放送を休止し、システム上停波が難しいBS2とは異なり教育テレビについてはアナログ放送のみならず全てのデジタル放送送信機についても電源を落とす措置を行うことを決めた。新聞番組表EPGの24時以後の欄には「放送お休みのお知らせ…今回の地震にともなう節電に協力するため、深0:00 - 5:00まで放送をお休みします。」(一部のハーフサイズ掲載の新聞は「0:00終了」)と表記されていた。

20日(19日深夜)以降については状況を見ながら継続するかどうかを判断するとしていたが、通常放送に戻したため結局は行っていない。なお、通常編成に戻った後も、東北地方では引き続き、総合テレビで震災関連情報を放送しているが、総合テレビで「国会中継」など、震災関連情報を放送出来ない場合、教育テレビで放送する。この場合、デジタル放送では、マルチ編成を行う(メインチャンネル:震災関連情報、サブチャンネル:通常の番組)場合がある。

時報スーパー

現在は平日午前に放送している「Eテレキッズ」にて表示。

  • 月曜~土曜7:00〜9:00
  • 日曜4:40.00~4:40.10
  • 日曜の表示は、2006年(平成18年)4月9日に6年ぶりに再開されたものである。2000年(平成12年)4月から24時間放送化され、日曜の表示は見られなくなってしまったが、2006年(平成18年)4月に24時間放送を取りやめ、4時台を休止時間にした結果、日曜の表示が復活した。
    以前は早朝放送の開始前である5:30〜9:00に断続的に出していたこともある。2000年(平成12年)3月頃まで行われていた。2000年(平成12年)4月に5時基点の24時間放送化された際に5,6時台の表示が廃止された。
    • 時報スーパーはアナログ放送は東京から、デジタル放送は各放送局別(北海道地方は道内一律で札幌局から)で出している。
    • アナログ放送では画角が16:9や14:9で放送されるときは表示位置が中央寄りにずれる。これは各種多重放送のテロップや2008年(平成20年)7月24日以降に表示されている「アナログ」の透かし文字も同様である。アナログ放送の総合テレビ、BS1、BS2は画角が16:9や14:9で放送されるときも常時4:3放送時と同じ位置(これは完全レターボックス放送となった2010年7月5日以後も同様である)。かつてはアナログ放送の総合テレビでも2004年(平成16年)8月から数か月間同様の状態になっていた。ただし、台風・大雨災害など逆L字画面で放送される際は表示位置はずれるが、動画部分は4:3放送時と同じ位置。
    • 地上デジタル放送で、画角4:3で放送される番組の一部でも16:9と同じ左上端に時刻表記されるため、4:3のテレビで視聴した場合は時報スーパーが見づらくなっている。
    • 放送休止中でも一時、時報スーパーの表示を行うことがある。
    • ワンセグ放送でも、2009年(平成21年)3月までは時報スーパーの表示をしていたが、現在は表示されていない。
    • 現在の地上デジタル用フォントは2007年(平成19年)10月1日より総合テレビとともに使用している。
  • 時刻出しはアナログ、デジタルともクロスカット

※2007年(平成19年)1月13日は津波警報発令による緊急報道で13:42から時刻出しが急遽行われた。

1995年(平成7年)3月までは、9:00以降に番組開始10秒間表示もしていた。

コールサイン・チャンネルID

コールサインは、ラジオ第2と同じ「JO△△(識別符号)」の後ろに「-TV」(アナログ放送)、または「-DTV」(デジタル放送)が付加される。

デジタル放送チャンネルIDは、全国一律「2」である。「2」が割り当てられたのは、NHKラジオ第2放送にちなんだとされる。ちなみに総合テレビのチャンネルIDは「1」(民放が「1」の地域は「3」)である。

アナログ放送のチャンネル

主な放送局のみ示す。

オープニング・クロージング

現行(デジタル:2003年12月~・アナログ:2006年1月~2011年7月24日)

  • デジタル放送では2003年(平成15年)12月1日の放送開始時から、またアナログ放送も2006年(平成18年)1月以後は、デジタル放送仕様に改めて収録したものが採用され、「考える人」のオブジェーと地球儀の映像は使用されなくなり(2006年3月まで、地域による個別休止によっては、放送される場合もあった。)、代って森林の樹木の芽吹きの模様→日章旗(これも新たに撮り直したもの)→ランドサットから写した日本列島の映像を使っている(ランドサットの映像はエンディングのみ)。オープニング・クロージング映像の後、コールサインを読み上げているが、北海道地方ではコールサインの読み上げは行わず、代わりに札幌局から出される北海道の図形に道内7放送局のコールサインを一画面まとめて表示し、アナウンスも「NHK教育テレビジョンです。」、「NHK教育デジタルテレビジョンです。」のみとなる。なお、芽吹きのシーンで使われるBGMは、大阪・朝日放送のデジタルテレビ用オープニングでも使用されている。2006年(平成18年)1月から、開始前の音楽とテストパターン等も廃止された(放送開始5分前からカラーバー、2分前からテストパターンの映像となっていた)。
  • 先述した経費削減策の一環として教育テレビは2006年(平成18年)4月から深夜の一部時間帯が放送休止となるため連日、オープニング・クロージングが放送されている。同月から、オープニングは森林の息吹の映像のみで、日の丸・君が代がカットされた(クロージングは変更されていない)。なお、ファンファーレバージョンは年またぎなど24時間放送が行われる場合のみとなったが、深夜休止の拡大により2008年(平成20年)で廃止された。
  • コールサインのアナウンスは、「(呼出符号)」及び「NHK+(設置場所の地名)+教育(デジタル)テレビジョン(です)。」である(例:「JOAB-DTV、NHK東京教育デジタルテレビジョンです。」あるいは「JOBB-TV、NHK大阪教育テレビジョンです。」、北海道の場合は前述の通り(呼出符号)と(設置場所の地名)が省略される)。ちなみにアナウンスの担当は、ラジオ第2放送のコールサインの読上げと同じアナウンサーである。
  • 総合メンテナンス停波による終夜放送実施の場合は以下のパターン。
    • 通常クロージング
    • 君が代をカットして「終夜放送のお知らせ」
    • フィラー番組放送
    • 通常オープニング→コールサインID
  • 2008年(平成20年)12月29日の9時間限定放送時は、休止告知については事前広報や番組における告知を徹底したため、特別バージョンの放送は無く、ただ定刻に通常パターンで放送されただけであった。
  • 2009年(平成21年)1月10日に50周年を迎えてからは、森林の樹木の芽吹きが、「ETV50 学ぶ冒険」のキャラクター“Mr.脳”のアニメーションに置き換えられた。放送開始(起床)・終了(就寝)に合わせたものになっている。
  • 2010年(平成22年)3月29日から、NTSC(アナログ)もレターボックス16:9の映像で放送している。
  • 現在は各局のコールサイン終了後、「緊急ニュースが入った場合は、総合テレビがお休みの地域では教育テレビで放送します(一部地域を除く)。」の文字を表示しているが、アナログ放送では数分間その画面を出した後、砂嵐(停波)となり、大阪放送局では数分間その画面を出した後、白画面を出してからカラーバーとなる。
  • 2011年3月14日から3月19日 震災に伴う省エネ対策での放送休止時は国歌斉唱・国旗掲揚はなく、24時の放送終了時はグレーバックの映像のみ放送される(但し、震災放送を担当したアナウンサーが「教育テレビと衛星第2テレビは大震災に伴う節電に協力するため休止する」との説明あり)。またこの期間は「緊急ニュースは総合テレビがお休みの地域は教育テレビで伝えます」の字幕は放送されなかった
    • 新聞・デジタル受信機の番組表にも「教育テレビ・衛星第2テレビは今回の地震による節電に協力するため午前0-5時の放送を休止します」というお知らせが掲載された

1世代前(アナログのみ ~2005年12月)

  • 作曲は古関裕而。オープニング・クロージング(クロージングはCD「懐かしのNHKテレビ主題曲集」に収録されている)とも、ロダン「考える人」の彫像(オブジェー)。
  • オープニングは、後ろを向いている「考える人」の彫像が、徐々に回転していき、しばらくしたらNHKロゴ(白抜き)が右上からでてきて、左下によるようにズームされ(「教育テレビジョン」の文字は入らない。クロージングも同様)、「考える人」の彫像が、左斜めを向いたら止まる仕組みとなっていた(1995年4月以降は左斜めを向いたらNHKロゴが1文字ずつ出てくるようになった)。2001年(平成13年)から音楽が変わり(エンヤの歌を使用)、NHKロゴがカットされ、そのあと君が代の演奏をバックに日章旗を映し出す映像に変更された。
  • クロージングでは、左斜めを向いた「考える人」の彫像から始まり、しばらくするとNHKロゴが現れ、ロゴが縮小していき、消えると画面が白くなり(現ロゴ変更の1995年4月以降はNHKロゴが縮小していく場面がなくなった上、画面も白くならなくなった代わりに、画面左下にNHKロゴが出るようになった)、そのあと君が代の演奏をバックに日章旗と地球儀を映し出していた。
  • 放送終了が24時だった時代に放送終了が24時を超えた場合(1989年まで)はそれらはカットされ「これで教育テレビジョンの放送を終わらせていただきます。放送開始は午前6時です」というテロップとアナウンスが流れていた。
  • 1990年(平成2年)以後は放送終了時間に関係なく1999年(平成11年)頃まで、毎日深夜の放送終了時に「考える人」→日章旗などの映像と音楽が演奏されていたが、2000年(平成12年)4月からは24時間放送のため、放送休止となる時(前述)に演奏される以外は用いられなくなった。
  • オイルショックの影響による放送時間短縮の時代(1974年の一時期)には以下のようなアナウンスがあった。
    • (日中の休止前)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK教育テレビジョンの放送は5時半までお休みさせていただきます。(総合テレビジョン)、ラジオ・FMは放送しています。ご了承下さい」(日によって教育テレビの放送が中断中にも総合テレビの放送が行われた時もあった)
    • (日中の放送再開時)「お待たせいたしました。NHK教育テレビジョンの放送を再び始めます。この後5時半からは(再開直後の番組名)を放送します」
    • (放送終了時)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK教育テレビジョンは放送時間を短縮し、今日の放送はこれをもって終わらせていただきます。なおラジオ・FMは放送しています。明日の放送は午前6時からです。どちら様も火の元をお確かめ下さい」
      • なお、開始時の各局IDは現在は放送開始直前(5時前)であるが、1990年代初め頃までは放送開始7分前に一度各局IDを放送→テストパターン→上記開始映像を放送して正式な放送開始となった。

特別エンディング「今夜は早寝!ETV」(2008年7月6日。HD)

  • NHK地球エコ2008の連動企画である。当日は明くる7月7日に「七夕ライトダウンキャンペーン」(環境省主催)が行われるのに合わせ、23時で放送終了とした。
    • まず、『ETV特集』終了後、1児の母でもある冨永愛を起用した「ライトダウン」を呼びかける30秒の公共広告(数年前のもの)を流した。
    • 23時から、1分間の特別エンディングが放送された。右上に「地球エコ2008明日のエコではまにあわない。」とNHKの環境キャンペーンロゴが表示され、JAXAの月周回衛星「かぐや」が撮影した“地球の出”の映像を流した後、ランドサットから撮影した地球の映像に「ライトダウンキャンペーン」開催を伝える字幕を重ねて放送。そしてホワイトアウトし、趣旨を説明した文言字幕(「NHK教育テレビはこのキャンペーンに参加し、今夜の放送はこの時間で終わります」)を表示した。その後は通常のエンディングを放送してアナログでは数分間グレーバック映像を放送し停波。地球温暖化対策のこの放送早期終了はその後思わぬ大誤算となった。#地球温暖化対策を参照。
    • 新聞番組表では以下の形で23時での放送終了についての趣旨が記載された。

      (午後)11:00 放送休止のお知らせ(11:03終了)【あすはCO2削減ライトダウンキャンペーンが行われます。NHK教育テレビはこのキャンペーンに賛同し、今夜は11時で放送を終了します。】(日刊編集センターの番組表の場合。新聞社によって表記が異なる場合あり)

    • なお、2008年(平成20年)12月29日の番組表も午後0:30まで(午前中)と午後9:30以後(夜間・深夜)のスペースで「NHK教育テレビは地球温暖化対策の一環として放送時間を0:30から9:30の9時間に短縮します」(前者)、「今日の放送を9:30で終了します」(後者)と記し、地球温暖化対策に取り組む姿勢についての告知を掲載した。同日夜9時からの特番において、NHKの編成担当者は「この放送時間短縮における休止の時間帯も一つの番組として捕らえて欲しい」と説明した。

各局のID

  • NHK放送センター(関東広域圏)・大阪放送局など大半の地域…卵型に水色バックでコールサイン表記(全国共通のフォーマット)。
  • 北海道内の7放送局…北海道の図形に道内7放送局のコールサインを一括表示(デジタルは全国共通のフォーマットに北海道の図形と道内7放送局のコールサインを一括表示)。そのため、函館・旭川・帯広・釧路・北見・室蘭の各放送局も総合テレビとは違い、札幌局送出のものをそのまま流している。
  • 福島放送局…草競馬の映像。
  • 大分放送局…温泉に入ったサルの映像をバックにコールサイン。
  • 宮崎放送局…海岸とフェニックスのイラストをバックにコールサイン。
  • 鹿児島放送局…局舎をバックにコールサイン。

その他

基本的に、「NHKニュース速報」テロップ(NHKワールドも表示なし)、「地震情報」テロップ(NHKワールドも表示なし)は表示されない(高校野球など、一部の番組では津波注意報も含めてテロップが表示されることがある、また、緊急地震速報が出された場合は原則として「地震情報」テロップを表示する。2011年3月11日発生の東日本大震災の特設ニュース開始以降は安否情報・生活関連情報・定時番組放送中を問わず、「NHKニュース速報」も「地震情報」もしばらくの間表示されていた)。なお、緊急地震速報(2007年10月1日運用開始)のテロップとスポーツ中継延長などによる番組の放送時刻変更および休止のテロップ表示は行われている。

一部のテレビやビデオ、DVDプレーヤー、テレビが視聴できるパソコンなどでは、アナログ放送で実施される正午の時報を利用して時刻調整する機能を備えたものも出ている。ただし、特別番組(例えば11:45から開始する高校野球など)で時報が放送されない場合は調整できない。またEテレの時報はかつては7時、19時にも行われていた。

手話ニュースにおいて天気予報を伝える予報画面は総合テレビのものと同じであるが、総合テレビはアニメーション表示であるが、Eテレでは静止画にて表示されている。一方株式市場で大きな変動があった際に現在の株価を放送する場合はアニメーションとなる。映像はこれも総合テレビと同じで画質は総合テレビと比べると少し荒い。画質は放送設備のハイビジョン対応により大幅に改善されている。

1990年(平成2年)、日本テレビ系列の『EXテレビ OSAKA』(読売テレビ制作)の火曜日の企画で「視聴率調査機のある約2600世帯の方だけに送る限定番組」なるものが放映され、司会の上岡龍太郎は「今から1分間NHK教育テレビにチャンネルを合わせてください」と呼びかけた。当時のNHKは総合・教育とも午前0時で放送終了[29]で、当時はメンテナンスのための砂嵐(地域によってはテストパターン)しか放送されていないにもかかわらず、ビデオリサーチで2%、ニールセンで5.9%の瞬間視聴率をマークしてしまった。これは放送当日付けのNHK教育の番組=6時より24時放送のものよりも高い数値を記録し、ビデオリサーチから読売テレビに抗議がくるハプニングがあったが、日本民間放送連盟からテレビ娯楽番組最優秀賞を受賞した。

ハイビジョン製作番組が増加した2003年(平成15年)ごろから、NTSCでは画像サイズ(レターボックス=サイズは16:9、14:9、13:9←→4:3コンバートとの切り替え)の調整時に一瞬映像が乱れることがあり、その対策として番組終了後の数秒程度フェイドアウト状態となる番組があったが、2010年(平成22年)7月5日以後、レターボックス16:9に完全移行したことからこのフェイドアウト状態は解消されつつあるが、若干の番組が4:3放送を継続しているため一部の時間帯で見られる。また、ワンセグでは通常のEテレの番組とワンセグ2独自編成の番組の境目にも数秒程度フェイドアウト状態となる番組もある。

Eテレの一部番組案内では、スポットおよび次回予告の最後の5秒間で「ETV」の文字が3段階で「Eテレ」の文字に変化するパターンのID映像がある。通常バージョンのほか、3段階で「Eテレ」の文字に変化する度に紅葉の絵柄が変わる秋バージョン、文字に雪が付いた冬バージョン、「T」が「テ」に変化する際、はじき出されたバケツがちょうど雪だるまにかぶる雪だるまバージョンなどもある。

2009年(平成21年)春から主に日中を中心にレターボックス16:9の番組を主として地デジ移行促進の字幕ロール(原則番組開始時)の表示を開始。2010年(平成22年)9月から地デジコールセンターの受付時間帯(平日9-21時、休日・年末年始9時-18時)はロール字幕+地デジコールセンターの電話番号の固定表示(画面下)を行う(受付時間外と、受付時間帯であっても一部残る4:3コンバート番組では表示せず)。2011年(平成23年)1月24日以後、地デジコールセンターの電話番号の表示時間を放送・電波送出時間中の終日表示にする(休止時の「ニュース速報案内」の時間帯も原則表示。ただし、一部残る4:3コンバート番組では表示せず)。

ワンセグでは、2010年(平成22年)2月上旬まで一部の番組を除き、ウォーターマークを表示していたが、現在は終日非表示となっている。

東北地方太平洋沖地震東日本大震災)では、総合テレビで東北ブロック向けに地震関連情報を放送し続けたため、東北地方のみ選抜高校野球中継を全編Eテレに振り替えたが、総合テレビのデジタル放送の映像を使用したため、デジタル・アナログ問わずデジタル総合テレビのウォーターマークが表示された。一方でEテレで放送されている番組のうち、震災に関連した内容を含む番組を東北地方の総合テレビでも放送しているが、Eテレのウォーターマークが表示された(いずれも青森局視聴から)。

脚注

  1. ^ 東京局の再送信であるが法令上は全国同一エリア。
  2. ^ 日本放送協会 理事会議事録(平成23年12月13日開催分)
  3. ^ 大地震津波が発生した場合以外の自然災害=災害対策基本法履行、及び大事件など有事発生時の速報義務が教育放送系チャンネルには無いため、2000年(平成12年)7月以後も放送休止は全国一斉に行われている。但し24時間放送実施時の平日のメンテナンスは各局任意だった
  4. ^ こころの時代アーカイブス』、『NHK高校講座』のうち、2009年(平成21年)度以前に製作された講義の一部他
  5. ^ サイドカットを継続した一部番組を除く。
  6. ^ 旧社名は「日本教育テレビ」(愛称:NETテレビ)。
  7. ^ NETの他、日本科学技術振興財団テレビ事業本部(愛称:東京12チャンネル。現在のテレビ東京)が教育放送専門のチャンネルだったが、NET、東京12とも1973年(昭和48年)11月1日に一般総合局に移行。
  8. ^ NHKトップトーク(放送総局長 2010/1/20)”. NHK INFORMATION. 日本放送協会 (2010年1月20日). 2010年1月21日閲覧。
  9. ^ 統一前は「NHK教育・(放送局名)」と表記されていた。
  10. ^ 2011年10月にサイズが一回り小さくなった。
  11. ^ 北海道地方は「NHK教育デジタルテレビジョンです」。
  12. ^ 2011年7月24日の完全地上デジタル放送化以降はサブチャンネルを使って本来の番組とマルチ編成を行うこともある。
  13. ^ ラジオではスポーツ中継と災害・国会などと重複した場合、NHK-FM放送で代替する場合があるが、ローカル放送などまれにFMで放送できないケースもある。
  14. ^ この2005年9月6日の時刻出しは、総合テレビ:3時台〜6:25、6:50〜7:30、8:00〜10:00 教育テレビ:6:25〜6:30、7:10〜9:00 だった。
  15. ^ 第2、4、5週の日曜深夜=翌月曜未明は原則1:00終了だが、第1、3週の日曜深夜でも一部地域のみの放送休止あり
  16. ^ 月曜は2006年10月から2:10、木曜は2:30、金曜と土曜は3:00、日曜は1:00
  17. ^ 月曜は21時間10分、木曜は21時間30分放送、金曜と土曜は22時間放送、日曜は20時間放送
  18. ^ 火曜は2時間50分、金曜は2時間30分、土曜と日曜は2時間、月曜は4時間
  19. ^ 2011年度まで、メンテナンス実施日(平年9月-10月、翌年2月-3月)、及びストック調整が行われる7月下旬-8月初旬と年末年始は高校講座ライブラリーが休止となるため、表記時間から90分繰り上げての放送終了となる
  20. ^ 芸術劇場劇場への招待の放送時間により表記時間より繰り下がる場合もある(2010年度まで)
  21. ^ 関西地方のみ、総合テレビで放送しない世界ふれあい街歩きの振り替え放送があるため2:20まで。2007年(平成19年)4月アートエンターテインメント 迷宮美術館の振り替え放送があるため3:03まで延長していた。ただし芸術劇場劇場への招待の内容によって放送時間の変動があり4時過ぎに終了し、メンテナンスが1時間未満だった場合、あるいは当該週に放映されていなかったら1:35で打ち切る場合もあった
  22. ^ 関西地方のみウィークエンドジャパノロジーの1週遅れ放送があったため、1:15で終了していた。これは本来他の地域では1週間前の日曜日深夜に総合テレビで放送するはずだが編成の都合で同時放送ができなかった振り替え処置だった。但し前週に総合テレビの機器メンテナンスや編成の都合などで休止があった場合は0:30終了の日もあった
  23. ^ これは各国語学講座放送の都合による
  24. ^ a b c 関西地方のみ『NHKアーカイブス』(2008年度は金曜日、2009年度は日曜日)を送り、その終了後である。これは、他の地域で本来総合テレビで放送する時間である土曜日午前中に『ぐるっと関西プラス』を放送するための振り替えである。なお、2010年度からNHKアーカイブスは総合テレビ日曜13:35-14:45(作品により延長あり)放送となり、関西地区でも同時放送されることから振り替え処置はせず、全曜日、全国共通での終了となる
  25. ^ これは10Minボックスを2本分(他の曜日は1本のみ)放送する都合による
  26. ^ 九州・沖縄のみ「アスリートの魂」、または月1回「大人ドリル」の再放送のため1:15終了。これは本来総合テレビの再放送が行われる時間に「トン☆スタ」が放送される都合のため
  27. ^ これは総合テレビで参議院議員選挙の開票速報を放送する為、総合テレビでサッカー中継が出来ない事による措置。
  28. ^ 通常の同時間は日曜討論が放送されているが、この日は参院選特番の関係諸準備のため休止となっている
  29. ^ 正確には23:57.30から23:59に考える人銅像(総合テレビは終了アナウンス)→日章旗国旗)掲揚・君が代演奏が行われて、IDを挟んで終了。

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