霊山神社
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霊山神社 | |
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所在地 | 福島県伊達市霊山町大石字古屋舘1 |
位置 | 北緯37度47分56.7秒 東経140度38分47.1秒 / 北緯37.799083度 東経140.646417度 |
主祭神 |
北畠顯家公 北畠親房公 北畠顯信公 北畠守親公 |
社格等 | 別格官幣社・別表神社 |
創建 | 1881年(明治14年) |
本殿の様式 | 三間社流造 |
例祭 | 4月22日・10月10日 |
霊山神社(りょうぜんじんじゃ)は、福島県伊達市霊山町大石にある神社である。旧社格は別格官幣社で、現在は神社本庁の別表神社。建武中興十五社の一社。
祭神
建武の新政以降、陸奥の鎮定にあたり、南朝に従った北畠親房、北畠顕家、北畠顕信、北畠守親の親子を祭神とする。鎮座地の霊山は親房以降の北畠氏の本拠地で、顕家が陸奥国府を置いた地である。
歴史
1817年(文化14年)、松平定信がこの地に霊山碑を建てた。1868年(明治元年)、米沢藩の儒者・中山雪堂と医師・西尾元詢が顕家らの英霊を祀る神社の創立の運動を起こした。1876年(明治9年)の明治天皇の東北巡幸を機会として、陸奥国府があったことにより建武の新政にゆかりのある霊山が選定。明治12年11月に創立が請願され、1880年(明治13年)6月、霊山の西方山麓の北畠氏の支城があった地に社殿が造営された。1881年(明治14年)5月11日に鎮座祭が行われ、1885年(明治18年)に別格官幣社に列せられた。
- 霊山神社例大祭(春季)
- 北畠顕家が陸奥国府を開くため義良親王を奉じ、多賀城から霊山城に入城した際、一族、郎党の家運隆盛、武運長久を祈って奉納した剣舞が伝わったものといわれる濫觴武楽(らんじょうぶがく)が奉納される。白鉢巻きに白だすき、袴姿もりりしい少年たちが、太鼓の音に合わせ太刀を天空にかざして進む、古式ゆかしい舞いである。