スティーブン・ダルドリー

スティーブン・デーヴィッド・ダルドリーCBE（Stephen David Daldry CBE, 1961年 5月2日 - ）は、イギリスの映画監督・映画プロデューサー・演出家。

来歴

イングランドのドーセット出身。シェフィールド大学で学んだ後、1985年から1988年までCrucible Theatreで舞台製作に携わった。これまでに100本以上の舞台を手がけ、1994年の『An Inspector Calls』でのトニー賞や、二度のローレンス・オリヴィエ賞など数々の賞を受賞し、演出家として確かな評価を得ている。2000年に『リトル・ダンサー』で映画監督デビューを果たし、2005年にはロンドンで同作のミュージカル版を演出した。『リトル・ダンサー』、『めぐりあう時間たち』、『愛を読むひと』と、監督デビューから3作連続でアカデミー監督賞の候補になっている。

2001年にパフォーマンス・アーティストのルーシー・セクストンと結婚し、長女アナベル・クレアが誕生しているが、自身はバイであると公言している^[1]。公言したのは、人々が混乱するのを避けるためであるという。セット・デザイナーのイアン・マクニールと13年間同性愛関係であることが知られている^[2]。