小月航空基地
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小月飛行場 | |||||||||||||||
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IATA: none – ICAO: RJOZ | |||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||
空港種別 | 軍用 | ||||||||||||||
所有者 | 防衛省 | ||||||||||||||
運営者 | 海上自衛隊 | ||||||||||||||
所在地 | 山口県下関市松屋本町 | ||||||||||||||
建設 | 1937年 | ||||||||||||||
所在部隊 | 小月航空教育群 | ||||||||||||||
標高 | 13 ft / 4 m | ||||||||||||||
座標 | 北緯34度02分43秒 東経131度03分08秒 / 北緯34.04528度 東経131.05222度 | ||||||||||||||
滑走路 | |||||||||||||||
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d0/Ozuki_Air_Field_Aerial_Photograph.jpg/270px-Ozuki_Air_Field_Aerial_Photograph.jpg)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
小月航空基地(おづきこうくうきち、JMSDF Ozuki Air Base)は、山口県下関市松屋本町3-2-1[1]に所在する、海上自衛隊の飛行場である。海上自衛隊の全航空機搭乗員の基礎教育を行う小月教育航空群が置かれている。また海上保安庁の委託を受けているため、少数の海上保安官(固定翼要員)も在籍している。当基地の基礎課程修了者は、徳島航空基地の計器飛行課程へと進む。
航空基地周辺の水域は「小月泊地」と呼ばれており、海上自衛隊艦船やUS-1飛行艇の停泊・離着水区域になっている。
2008年3月末の海上自衛隊部隊改編に伴い、『小月救難飛行隊』は廃止され、小月航空基地の救難任務は航空自衛隊芦屋基地の芦屋救難隊が兼務する。
沿革
- 1937年(昭和12年):逓信省「下関飛行場」として開港。
- 1940年(昭和15年):大日本帝国陸軍に移管、「下関陸軍飛行場」と呼ばれ、戦中に「小月飛行場」へと改称される。戦後は、アメリカ軍およびニュージーランド軍が駐留。
- 1950年(昭和25年):警察予備隊の駐屯地となる[2]。
- 1954年(昭和29年):保安隊を経て陸上自衛隊第十一普通科連隊が駐屯。
- 1956年(昭和31年):航空自衛隊基地となる。
- 1964年(昭和39年):海上自衛隊航空基地となる。
- 1965年(昭和40年):小月航空教育群編成。
- 1980年(昭和55年):小月救難飛行隊編成。[3]
- 2008年(平成20年)3月26日:小月救難飛行隊廃止(人員・機体は大村航空基地へ移動)。
航空管制
TWR | 122MHz,126.2MHz,228.2MHz,236.8MHz,302.2MHz |
ATIS | 245.8MHz |
航空保安無線施設
局名 | 種類 | 周波数 | 識別信号 |
OZUKI | NDB | 253.0KHz | OC |
OZUKI | TACAN | OCT |
配置部隊
- 小月航空教育群
航空祭
- 「スウェル・フェスタ」という名称で、毎年10月下旬の日曜に開催される。小月駅前から臨時バス(有料)の運行あり。
- 当基地所属の教官によるアクロバットチーム、ブランエールの展示飛行が目玉である。
- 音楽演奏が充実している。
脚注
- ^ 防衛ハンドブック 2009(平成21年版) 朝雲新聞社 ISBN 978-4-7509-2030-6
- ^ 小月航空基地の沿革
- ^ 昭和55年度 防衛白書