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大津四号

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大津四号(おおつよんごう)とは、日本で栽培されている高糖系温州ミカンである。

来歴

1964年に神奈川県足柄下郡湯河原町大津祐男十万温州を母体にポン柑を受粉させた珠心胚実生から選抜した系統で、1977年に品種登録(1 - 20号の中から最も早く実を付け、食味が良かった4号を登録)された。普通温州としては早熟で、果実は大きく育ち扁平。青島温州と共に高糖系品種の代表的な品種である。(地元湯河原では4号の他に5号・8号・20号が植えられているが見た目の区別はつかず総称して大津みかんと呼ばれている)

品種特性

樹勢は強いが開張性である。果実は大玉系で扁平11月下旬から12月完全着色となる。隔年結果性は強い。

参考文献

  • 話題の柑橘 100品種(刷新版) 平成9年8月9日発行(発行元:愛媛県青果農業協同組合連合会)

関連項目